組踊の魅力 37 琉球古典音楽野村流保存会師範 新垣俊道が、伝統組踊の鑑賞の見方、楽しみ方を伝授する連載コラム 文|新垣俊道 タイトル:芸の受け渡し 2019年は組踊初演から300周年を迎えた年で、まだ記憶に新しい。2020年は、まさに次のステップへと歩み出す年となるはずであった …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.38組踊の魅力 36 琉球古典音楽野村流保存会師範 新垣俊道が、伝統組踊の鑑賞の見方、楽しみ方を伝授する連載コラム 文|新垣俊道 タイトル:組踊創始者 玉城朝薫 組踊創始者の玉城朝薫は首里儀保の名家に生まれるも4歳に父を亡くし母親とも離別している。父が亡き後は祖父に養育されるが、8歳 …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.38組踊の魅力 35 琉球古典音楽野村流保存会師範 新垣俊道が、伝統組踊の鑑賞の見方、楽しみ方を伝授する連載コラム 文|新垣俊道 タイトル:第一回目の研修発表会 去る10月8日、国立劇場おきなわの組踊研修生による研修発表会が開催された。4月から立方6名に地謡4名の第6期生の研修が新た …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.37組踊の魅力 34 琉球古典音楽野村流保存会師範 新垣俊道が、伝統組踊の鑑賞の見方、楽しみ方を伝授する連載コラム 文|新垣俊道 タイトル:たかが芸能、されど芸能 昨今の新型コロナウィルス感染症拡大でこれまでの生活様式が一変している中、舞台芸術もその影響を大きく受けている。公演も中止 …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.36組踊の魅力 33 琉球古典音楽野村流保存会師範 新垣俊道が、伝統組踊の鑑賞の見方、楽しみ方を伝授する連載コラム 文|新垣俊道 タイトル:試練の芸術文化 昨年は組踊初演300周年、また国立劇場おきなわも開場15周年と節目の一年であった。また劇場の第五期組踊研修も修了し、4月からは第 …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.35タイトル:組踊、新たなスタート 組踊の魅力 32 文|新垣俊道 平成から令和に元号が変わった昨年は、組踊も初演300年という節目を迎えた。様々な記念事業が行われ、当会でも沖縄県教育庁の組踊等教育普及事業で石垣島など5箇所の離島において組踊を紹介した。本事業は6年前から行われており …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.34タイトル:組踊初演から三百年 組踊の魅力 31 文|新垣俊道(伝統組踊子の会) 去る10月4日と5日に国立劇場おきなわ「御冠船踊と組踊」公演が催された。 本公演は1719年に初演された組踊をはじめ舞踊、舞台構造を考証する研究公演である。首里城御庭で催された当時の舞台を再現するため …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.33タイトル:王府時代の三線の音 組踊の魅力 30 文|新垣俊道(伝統組踊子の会) 琉球古典音楽「歌鎖〜七夕歌会」は、今年も大盛況の内に幕を閉じた。日頃、地謡活動を中心にしてきた中で、原点である古典音楽を見つめ直そうと流会派の垣根を越えた八名が集った同歌会は、節目の五回目を数えた。歌 …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.32タイトル:組踊誕生の背景 組踊の魅力 29 文|新垣俊道(伝統組踊子の会) 組踊は中国皇帝の詔勅を奉じて来琉する冊封使を歓待するために創られたとされている。 当時、琉球は中国と冊封関係にあり名実ともに琉球国の国王であるためには中国皇帝の認証、即ち冊封が必要だった。中国皇帝は琉球の …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.31タイトル:組踊300周年! 組踊の魅力 28 文|新垣俊道(伝統組踊子の会) 平成も残すところ、あと僅か。新元号については何かと話題になっている今日この頃、今年は日本全体が大きな節目となるであろう。 実は組踊にとっても2019年は重要な年である。すでにご存知の方もおられるだろうが …
コラム,伝統組踊子の会,新垣俊道,沖縄音楽旅行 -OMJ-,沖縄音楽旅行 Vol.30