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2020年5月7日

組踊の魅力32 新垣俊道|沖縄音楽旅行Vol.34 連載コラム

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タイトル:組踊、新たなスタート

組踊の魅力 32
文|新垣俊道

平成から令和に元号が変わった昨年は、組踊も初演300年という節目を迎えた。様々な記念事業が行われ、当会でも沖縄県教育庁の組踊等教育普及事業で石垣島など5箇所の離島において組踊を紹介した。本事業は6年前から行われており、これまで殆どの離島を周ることができた。その他にも本島内の小中高や南城市4箇所の地域、さらに文化庁巡回公演で奈良県と大阪の小中学校においても組踊を紹介してきた。また、子供や大人向けワークショップも行うなど微力ながら組踊普及に貢献できたと思う。

さて、昨年は実行委員会も設立され県内外で多くの催しが実施されたが、同世代の間では「今は盛り上がっているが来年はどうか」という声が囁かれていた。マスメディアにも取り上げていただき、これまでにない盛り上がりを見せたが、今年はこの盛り上がりをどう維持していくか、ここからが正念場だ。これまで次世代を担う子供達にどれだけ多く組踊を紹介できるかをモットーに活動を続けきた。今年は第五期の組踊研修も修了し、4月からは六期生の研修が始まる。そのような中、首里城が焼け落ちた。大きなショックと同時に先人先達からの「しっかりせよ」という声に聞こえてならない。今年は子年。足元を見つめ直し新たな始まりの年になりそうだ。

公演情報 沖縄音楽旅行INFORMATION

※この公演情報 に関しては、すでに終了しております。2020年2月27日に沖縄LOVEwebのイベント情報にて掲載しました。
>新作組踊「春時雨」|国立劇場おきなわ 2020年3月21日(土)

組踊上演300周年、日本博事業の一環として、当劇場芸術監督・嘉数道彦氏が書き下ろした新作組踊「春時雨」を上演します。今回が初演となる本作品では、中堅・若手の演者を中心に、現代にも通じるテーマを用い、組踊の新たな可能性を探ります。また、第一部では、伝統の様式をもとに新たな感性を取り入れた創作舞踊の世界を気鋭の女性舞踊家がお届けします。どうぞご堪能ください。

企画公演 新作組踊「春時雨」
日程:2020年3月21日(土)
時間:開演 14:00 ※前後する場合がございます
料金:3,200円 
会場:国立劇場おきなわ 大劇場
住所:〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客4−14−1
問合:国立劇場おきなわチケットカウンター 098-871-3350(平日10時~17時半)
詳細:国立劇場おきなわ Official Website

-演目-
【第一部】
創作舞踊の世界
「綾結び」   喜屋武愛香
「旅人」    孤島丘奈
「鳩間の主」  比嘉いずみ

【第二部】
新作組踊「春時雨」
作・演出/嘉数道彦
  振付/阿嘉修
  音楽/仲村逸夫
演出助手/玉城匠

新垣俊道 PROFILE
国立劇場企画公演や県内外の公演に多数出演。08年国立劇場おきなわ組踊研修を修了し、伝統組踊「子の会(しーのかい)」結成。同年発売されたCD琉球舞踊曲集・野村流に歌三線として収録に参加。
▶︎組踊公演情報は国立劇場おきなわ ホームページから

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