ホーム > 沖縄音楽活用型ビジネスモデル創出事業 > 沖縄音楽旅行 > タウガニアヤグ 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

2013年3月4日

タウガニアヤグ 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

,,

Share on Facebook

「タウガニアヤグ」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
「タウガニアヤグ」。宮古を代表する叙情歌。神々しい島に生まれたその歌は、比喩表現もまた美しい。島の繁栄を願う人々の想いが詰まった、美しい歌です。その歌詞の意味、チムグクルを理解し、未来に継承していきましょう。

沖縄本島は「かぎやで風」、八重山は「赤馬節」、そして宮古島には「タウガニアヤグ」があります。上記の3曲は、それぞれの国の国歌と言われるほど、人々から愛され、祝いの場や人生の節目で歌われている曲です。「タウガニアヤグ」は、宮古島に伝わる代表的な叙情歌。この歌には、婚礼祝儀の席で歌われる祝い歌(座敷様)と男女の恋情を歌う叙情歌(カニスマ様)がある。地域によって、多少の旋律や歌詞に違いもあるのが沖縄民謡の魅力のひとつ。「タウガニ」は人名、「アヤグ」は、綾語(言)で宮古の歌(詩)の意味です。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
大世照らしゅ居ずぃ 真太陽き國ぬ國々島ぬ 島々照上りうーりよ
【うぶゆーてぃらしうずぃ まてぃだだきくにぬくにぐにすまぬ すまずまてぃりがりうーりよ】

この世を照らす太陽が、国という国、島という島々が全てを照らしていく。繁栄を願う想いを陽の光に置き換え表現。宮古島ならではの神々しい比喩。スピーディーに流れる現代、表現や感情の伝え方等も合理化が進む。「伝わる伝え方」を琉球の先達が育んだ歌、黄金言葉に学び、今一度、表現について考えるキッカケにしたい。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933

【宮國米男/宮古島古謡 】
ARTIST:宮國米男
CD TITLE: 『宮古島古謡』
RELEASE:2012年
CODE: 25NCD-85
PRICE: 2,500円(tax in)
詳細:キャンパスレコード店 OFFICIAL WEB SITE
長年宮古民謡を研究し歌い続けて来た宮國米男。
先達達が伝承で伝え宮古島で愛されてきた「叙情歌」、
「叙事歌」をセレクト、補作、採譜をし丁寧に作り上げたアルバム。
「宮古島の文化、古謡を未来へ繋げたい」そんな宮國の想いが詰まった秀作。


沖縄音楽旅行をWEBで! バックナンバー入手も可能に!! 詳細は以下のリンクで
沖縄音楽旅行 WEB版 Back Number 一覧
沖縄音楽旅行本誌は以下で入手できます!
沖縄音楽旅行設置店舗一覧MAP


沖縄ちゅらサウンズ♪ 音源視聴・購入はQRコードから

コメントは受け付けていません。

ホーム > 沖縄音楽活用型ビジネスモデル創出事業 > 沖縄音楽旅行 > タウガニアヤグ 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜