旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2022年11月のモデルは、当山園実さん。ポートレート、テキストでお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「TSUBASA」 Awich feat. Yomi Jah

episode of my favorite song.

Awichは沖縄県出身の日本を代表するfemaleラッパーです。彼女の歌はとてもパワフルで、心に響く言葉も多く、聴いているととても元気をもらえます。曲を聴きながら一緒に歌っていると、いつも無敵になった気持ちになれます。 沢山好きな曲はありますが、今回は「TSUBASA」という曲を選ばせていただきました。彼女と彼女の娘のトヨミちゃんと歌っている曲です。

基地のフェンスに囲まれた学校やその日々の風景が描かれており、軍の飛行機や訓練の爆音の中にある日常は傍からみれば異様でも、当事者からすれば日常である、「ありのままの沖縄の今」を感じることができる曲だと思います。

わたしは、この歌の「生まれたこの街は今もlove & pain渦巻く 光と影と雨と風とchamplooかき混ぜる」という部分が好きで、沖縄の人々は琉球だった時代から、いろんな文化を受け入れながらたくましく生きてきて、今の私たちがあると……。沖縄から基地は無くなることはないと思うけど、自分自身もっと賢く逞しく生きて、次世代に負の連鎖を残さないような人になろう、と思わせてくれる曲です。Awichとトヨミちゃんの歌声もメロディーもとても素敵なので、ぜひ一度聴いてみてほしいです!

当山園実 sonomi touyama
誕生日：7月14日
血液型：O型
身長:152.5cm
職業：フリーター、フリーモデル
趣味：漫画を読む、音楽鑑賞、温活、美味しいものを食べること
特技：歌うこと
将来の夢：児童・若年者・女性支援の活動家、経営者
チャームポイント：眉毛と左目下にあるほくろ
彼氏にしたい有名人：坂口健太郎
憧れの女性有名人：マギー、オードリー・ヘプバーン、Awich
▶︎Official Instagram 当山園実

ここ数年150cm〜155cmの子と出会う機会が増えたのと、その低身長でもモデルのお仕事が出来るという事もここ2〜3年で数々目撃しました。約20年前から事務所所属のモデルさん撮影をしてきましたが、当時は170cm前後の子が圧倒的に多かった、InstagramもLINEもリリースされたばかりで一般的では無かった時代……。時は流れて2022年、Instagramを中心にフリーモデル、被写体モデル（沖縄では被写体モデルが圧倒的に多いが、それを含めてフリーモデルといわれている）が圧倒的シェアを席巻している。
音人 音楽女子 059号で出演した伊波綾香さんからの紹介で繋がった、フリーター、フリーモデルの当山園実（sonomi）さん。彼女もまた152cmで低身長枠のモデルさん。dress shop mieme のimage modelとして起用されていたり、salon model としてもお仕事をしていて、本格的な活動はまだスタートさせてはいなかった。しかし初顔合わせミーティングでお会いして、彼女の絶妙なバランスや雰囲気をみて『音人 音楽女子』への出演を機に本格的にモデルのお仕事もスタートさせることを決めた様で、そんなタイミングのきっかけになれて私も楽しみになりました。

初回ミーティングからテストシューティングのロケ場所へ。スチール経験が少ないと本人からの情報を受けていたので、軽いレクチャーをし撮りはじめると彼女のセンスや感覚の良さを確認! 感覚の良いモデルさんなら2回目、3回目あたりにする撮影まで初回で行い、短い時間の間に応用編までやっちゃうくらい、彼女の感覚の良さを魅せつけられるテストシューティングになりました。

本番撮影に向け、着用予定の全7コーデがLINEアルバムにUPされロケ場所を決めていくのですが、今回のコーデは街中での撮影が中心になるコーデ!! 11月号掲載のコーデは基本的に秋冬物になりますが、10月撮影の沖縄はまだまだ夏日がほとんど。撮影日近辺は秋めいた天候が続いたタイミング! 長袖でも十分撮影できる状況だったので全て外ロケで進めました。

本番当日、晴男の異名を持つ私に軍配が上がり、絶好の撮影日和! となりました。常々申し上げてる通り、私的には曇りの日が撮りやすい……。日陰で涼しい場所を探し撮影スタート! 写真で見ていたコーデではありましたが、sonomiちゃんがリアルで着ると想定以上に良い! 普通のコーデだと思っていた服もsonomiちゃんが着るとバッチリ彼女を活かすコーデになっていて、低身長であるにも関わらず、それを感じさせない魅力的な雰囲気が続きました。日が暮れるのと同時に予定していた全7コーデ撮り下ろし終了ていましたが、最後の7コーデ目は時間が足りず、やっつけ状態で強引に終了させました。しかも最後のコーデは私が意図的にラストに持っていき一番撮りたいコーデ……思い切ってsonomiさんにラストコーデを別日にリベンジさせて欲しいと話したところ、快諾して頂き1週間後にリベンジ撮影を行いました。

リベンジ撮影日の前日、東京のフォトグラファーさんからからの依頼で撮影があったsonomiさん、この2週間でいろんな刺激を受けた彼女のリベンジ撮影は、前回から5日しか経ってないとは思えない程、成長していてシャッターのタイミング、動き、表情が凄く良くて素敵でした。つまり経験の数だけ成長するタイプ、ただしこういう子は伸び悩みしたりするので、1回1回の撮影を意図的に大事々臨めば、伸び悩みを回避出来ると思うので、これからはそういう姿勢で撮影に向へば良いと思います。又一人これからが楽しみなモデルさんに出会いました。

Photographer：plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル 2020年・2019年・2018年・2017年・2016年・2015年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/