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2011年9月22日

Civilian Skunk、いよいよ本格始動! 1stミニアルバム『01(ゼロイチ)』発売!!

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Civilian Skunk スペシャルインタビュー

ブルーシールのCMでもお馴染み「Summer Lover」で、あっという間にその名を広めたCivilian Skunk。中学生の頃からバンド活動をはじめ、あるライブに出たのをきっかけに真剣に音楽に取り組むようになった…と話す彼らは、青春まっさかりの現役高校生。そんな彼らが転機を迎えたのは、昨年行われた、未来の大物アーティスト発掘コンテスト「music甲子園2010」にエントリーしてからでした。初めてのレコーディングを経験し、県内外でのライブもこなし…と、目まぐるしく変わっていく環境。そんななか、ORANGE RANGEのNAOTOによるプロデュースでリリースされたのが、記念すべき1stミニアルバム『01(ゼロイチ)』です。実は、解散の危機もあった……と衝撃告白も出るなか行われた初インタビュー。“ シベスカ ” の愛称で親しまれるCivilian Skunkの素顔に迫るインタビューをたっぷりお楽しみください。

ー Civilian Skunkとしてバンド活動をスタートしたのはいつ頃からですか?
ジュンタ 中学生の終わりぐらいから趣味程度にバンド活動をはじめたんです。先輩に誘われて高校生主催のライブに出たのをきっかけに刺激を受けて、もっと真剣に音楽に取り組むようになりました。ライブハウスの雰囲気とかが新鮮で、演奏すること自体が楽しいってことに気付いたんです。高校生になってからは、週2、3回は放課後に集まって練習していました。
チカラ もともと、マーサー、ジュンタ、ユウイチは幼なじみで、俺はマーサーと仲が良くて。で、ジュンタがギターを持ってウロウロしてるのをからかってたら、ジュンタとマーサーが幼なじみっていうのを知って…って流れで友達になって、バンドも組むことになりました。

ー 中学生の頃からいろんなオーディションに出ていますよね。
チカラ そうですね。ミュージックレボリューションとか、ファイティングオブミュージックに出たりしてたんですけど、シベスカにとって2010年は大きかったです。去年、高校2年生になって正直焦ってたんですよ。高校生のうちがチャンスだよって言われてたけど、もうすぐ高校生活終わるし。高校を卒業したあと、一般バンドとして活動するってなったとき、どうやって活動していけばいいのかも分からなかったし……。そんなときにいろんなイベントに出る機会があって、シベスカを見せるチャンスが増えて、music甲子園2010のコンテストに出たことで今のCivilian Skunkがあるんです。
マーサー 実はmusic甲子園2010に出る前にメンバー内でもちょっとゴタゴタがあって、Civilian Skunkとしての危機がちょっとあったんです。でも、コンテストに出るためにみんなで会って、曲合わせをして、ステージに立ったのがmusic甲子園2010だったので……。あそこで演奏できたおかげで、シベスカはバラバラにならず済みました。

ー この一年で大きく環境が変わりましたよね。そのなかで、成長したなって感じることはありますか?
チカラ メンバーの中でいちばん緊張する方で……。最初入ったときはパーカッションを担当する予定だったのに、いざ入るとベースをさせられて、気がつくとボーカルをしてたんです。ボーカルっていちばん表に立つのに、いちばん緊張する俺がボーカルをしていいのかなって思って。自分からしたら、緊張することってバンドとして活動する上では最悪なことで、邪魔なものだと考えていたんです。でも、大きなステージに立つようになって、知ってるお客さんが増えてきて……って環境が変わっていくなかで、“ 緊張=楽しい ” って感覚に捉えるようになったんです。今では緊張度がバロメーターになっていて、緊張すればするほど楽しみなんだ……って緊張を楽しめるようになってきました。それでも、緊張はするんですよ? (笑)でも、ステージに立つことも歌うことも、ライブそのものを楽しめるようになりました。レコーディングは本当に初めてのことが多くて、ユウイチが今まで聴いたことないようなフレーズのドラムを叩いたり、ジュンタも今まで鳴らしたことないコードに挑戦していたので、メンバーの心配ばっかりして俺自身の心配をするのを忘れてたんです(笑)。ボーカルは後録りっていうのを知らず、自分だけ残されて(笑)。でも、本当にレコーディングは充実していて楽しかったです。今までテレビで見ていたORANGE RENGEのNAOTOさんを最初見たときに「わぁー」って舞い上がってうれしかったし。直接話しもできて、事務所の方も含めて仲良くさせていただいて……。初めてのことの中にいい経験と大切なことが詰まっていて、レコーディングだけでも、学んだことが多かったです。発声法も変わったし。石川清貴さんがボイトレで付いてくれたおかげで、自分が今までやっていた発声法が間違いだったっていうことに気付けて成長できました。
マーサー ライブで先輩が弾いているベースを見て勉強するのみで、そこまで突き詰めて勉強することがなかったんです。だから、NAOTOさんがアレンジしてくれた曲を見た瞬間、自分が演奏できるか不安だったんですよね。でも、NAOTOさんが弾き方や音の組み合わせ方を一つ一つ丁寧に教えてくれてくれたので安心しました。自分ではそんなに気付いてないけど、この何年かを振り返ると成長したのかもしれないです。周りの人から「ベースの腕が上達してるよ」って言われることもあるし。それに、このアルバムを作るまでベースの指引きが苦手だったんですけど、それも克服できました。人間的には短気だけど、先輩やいろんな人と関わることで大人な対応をできるようになってきました。芯は変わらないけど、落ち着いた? 落ち着いてないか(笑)。
ジュンタ レコーディングをやったことで成長できたと思います。NAOTOさんのギターって本当にすごいんです。アレンジとかを吸収できました。そして、Civilian Skunkとして取材を受けることが夢だったので、こうやって取材を受けるとバンドとして前に進んでいるんだなって感じます。あと、メンバーに言わせると、前はおっさん臭かったけど、最近は若返ったって(笑)。人見知りだったけど、明るくなったって言われています(笑)。
ユウイチ バンドをやり始めたばっかりのときは、ライブ中に記憶がなくなるぐらい緊張して焦りながらやってたけど、最近ではステージでの自分の役割とかが分かってくるようになってきました。あと、お客さんやメンバーとか、周りの状況も見えるようになってきたので、やり始めのときに比べて成長したかなって思います。あと、NAOTOさんに会ったことで、ドラムを叩くときのバリエーションが増えて応用できるようになりました。自分の中でドラムを叩くとき、テンポの調整もできるようになってきました。

ー やっぱりレコーディングできたことは、Civilian Skunkにとって大きかったんですね。その、成果が詰まったアルバム『01(ゼロイチ)』。ブルーシールのCMでタイアップ曲となっている「Summer Lover」は、今や誰でも口ずさめるナンバーになっていますよね。なかでも、それぞれの思い入れのある曲を教えてください。
ユウイチ 「Summer Lover」は、もともと、昔からやってた曲をNAOTOさんにアレンジしてもらって、みんなで練習してからレコーディングに挑みました。個人的には、「バイバイ」が大好きです。この曲は、ライブでいちばん演奏をしてるんです。といっても、今と昔ではアレンジが違うけど。昔の「バイバイ」は、今より荒くてガツガツしてたんです。でも、新バージョンは、いい意味でシンプルになって、踊ったりもできる楽曲に変わりました。昔のアレンジも今のアレンジも、それぞれに好きなところが多い楽曲です。あと、個人的にドラムを叩いていて楽しいです。
ジュンタ アルバムのタイトルにもなっている「01(ゼロイチ)」です。アルバムに収録されている楽曲のなかで、いちばん最初にできた曲なんです。これが、シベスカの始まりの曲なので、「01」がおすすめです。
チカラ 「空指さして」です!! 言葉遊びもしながら、言いたいことをしっかりと歌詞に込めました。誰かの支えになればいいなと思って書いた曲で、大サビ前の「ほら目の前に広がる光景が 僕の速度に合わせて変わってゆく」って部分が好きです。「見たい景色とかがあったら、本気でずっとやっていれば、景色も環境も変わっていくんだよ」っていうのを伝えたかったんです。歌詞も見てもらいたいです。疾走感もあるので、お客さんも親しみを持ってくれたらうれしいです。
マーサー 正直にいうと選べないです。その一曲一曲にいろんな感情を込めて弾いているので。……とは言いつつ、選ぶならボーナストラックの「Oi」です(笑)。このアルバムに収録されているほかの6曲はかっこいいんですけど、ラストの「Oi」だけはオイっ! て突っ込みたくなるぐらい遊んだ曲で、はっちゃけた曲です。

ー さっきジュンタさんが上げてくれた「01」は、初のPVにもなっていますよね。すごくかっこいい!!
ジュンタ 学校で撮影したんですけど、最初、めっちゃ恥ずかしかったんですよ。最初は学校の校門前の広場で撮って、女の子、シベスカ、エキストラ、屋上で演奏してるシーン……って感じで撮影しました。屋上で撮影してるとき風が強くて、大変だったんですよ。あれ、天然の風です(笑)。
チカラ エキストラで友達とかに参加してもらって、いろんな人に協力してもらって、いいPVが完成しました。友達に出てもらったのはいいよね。自分だけじゃなくて、みんなの思い出になるから。

ー アルバム発売が決まってから県内だけじゃなく、県外でもライブをして、シベスカをアピールする場がありましたよね。
チカラ 2日間、大阪と名古屋に行ったんですが、お客さんの反応が正反対のステージでした。大阪は台風の影響で到着が遅れて、ステージに立つ30分前に会場に着いたんです。バタバタのなかステージに立ったんですが、とってもお客さんが温かかったんですよ。沖縄から遅刻してきたのに、こんなに受け入れてもらっていいのかなって思いながらステージを楽しんで…。翌日はテンションが上がったまま名古屋に入ったんです。名古屋は県外で初めてのライブハウスだったので、県外のライブハウスってこんな感じなんだ~なんて思いながら、いざ本番を迎えてステージに立って。そしたら、アウェーな感じで俺は気分が上がりきらなかったんですね。しかも、始まってすぐマイクも落としてしまったし。県外で正反対のステージを経験できたのは、バンドとしては大きかったです。
ジュンタ いつもと違う環境だったので改めて自分達の実力も分かりました。お客さんがいてもいなくても、しっかり自分たちの演奏をしなきゃいけない……って、クリアしなければいけないことが見えてよかったです。
マーサー 県外で2日間ライブをして、沖縄に帰ってきてライブやったときに、良いところ、悪いところが見えました。それに、バンドとしてライブをどう盛り上げるかっていうのを考えるようになりました。県外に行って気付くことが増えて勉強になりました。

― では、これからもどんどん成長していくシベスカから読者のみなさんにメッセージお願いします。
ジュンタ アルバムのタイトルにもなっている『01(ゼロイチ)』通り、スタートって位置づけで活動していきます。みなさんにどんどん成長していく姿を見ていただきたいです。これからもっと成長したい。そして、沖縄でシベスカ旋風を巻き起こして、世界標準で活躍できるようになりたいです。台湾は音楽に熱いって聞いているので、台湾でライブもしたいし。今回、RYUKYU ROCK RECORDSってレーベルからCDを出すんですが、このレーベルを代表するようなバンドになりたいです。
マーサー テレビとかでシベスカを見て、聴いていいと思ったら、ライブに来て生で音を感じてほしいです。そして、いろんなことを共有したい。もっと楽しませたいと思います!! 今はまだ高校生ですが、ライブでは先輩に負けたくないし、同世代も後輩もライバルだし、もっと上を目指して先輩をびっくりさせるぐらいの力を付けたいです。それに、いつかシベスカを目標としてくれるような存在にもなりたいです。突っ走っていきます!!
ユウイチ 中学生からバンドをやっていて、自分とマーサーが保育園から一緒で、ジュンタは小学校からで、チカラは中学校からなんですね。ずっと4人でやってきて、レコーディングのときも合宿をして一緒の部屋に寝たり、練習したり…ってやってきたんで、絆は深いんじゃないかなって思います。そこを強みにして、成長していきたいです。自分にとって音楽って、人と人をつなぐものだと思っています。バンドをやってる人だけではなく、三線を弾いている人やジャズをしてる人、そして、ファン……っていう感じで。音楽を通して枠なしでいろんな人と繋がっていきたいです。
チカラ シベスカが目標としてるのは、初めてライブハウスにくる人を増やすことです。そして、音楽を聴いてハッピーになってほしいんです。だから、お客さんを巻き込むライブをして、音楽を好きになるきっかけ、ライブハウスに来るきっかけを作りたいと思っています。最近では、中学生のお客さんも来てくれるようになって、自分たちの描いていることが実現してきているんです。それがシベスカの自信になって、夢への後押しにもなってるし。さらに、がんばっていきたいです。Civilian Skunkはただ歌ってるわけではなく、ただ演奏してるわけでもないんです。一曲一曲が誰かの支えになって、つらいときに後押しになるような曲を作っていきたい。音楽っていうのは人そのもので、誰かに投げかけたいときとか、誰かに分かってほしいときに歌を作ります。音楽って顔を合わせていなくても、音楽を通じて気持ちで繋がることができるので、耳で聴くだけじゃなく、心でも聴いてほしいです。シベスカの音楽がたくさんの人を支えられたり、たくさんの人の人生を彩っていけたらうれしいです。応援よろしくお願いします。

【ショートインタビュー】

【ビデオクリップ】

【プロフィール】

Civilian Skunk(シベリアンスカンク)
2008年結成。同級生のチカラ(Vo)、ジュンタ(G)、マーサー(B)、ユウイチ(Dr)からなる高校生バンド。結成当初から数々のオーディションに出場し、「music甲子園2010」を機に2011年9月14日、1stアルバム『01』でCDデビュー。ナムラホールで行われた、1stアルバム『01』レコ発ライブ『音槍~oTOraNcE~』に約850名を動員するなど、もっとも勢いのあるバンドとして活動をしている。その活動の場は那覇ハーリ、ピースフルラブロックフェスティバルなどの沖縄県内のイベントだけに留まらず、大阪、名古屋のイベントに参加するほど。現在、ブルーシールのタイアップ曲として「Summer Lover」O.A中(ボーカルのチカラは出演)で、この曲をきっかけにCivilian Skunkの名が急速に広まった。今後、続々とイベント出演が決まっている。

01(ゼロイチ)

【Civilian Skunk/01】
ARTIST:Civilian Skunk
CD TITLE:『01』
RELEASE:11年9月14日
PRICE:1,500円(tax in)
CODE:RRR-001

音のページェント2011
日程:10月8日(土)
場所:ミュージックタウン音市場 音楽広場
時間:13:00〜18:15
料金:無料
出演:SOUTHNuchi/SKARAOKE/Civilian SkunkW-D4
問合:音のページェント事務局 TEL.098-932-1949

MUSIC ON THE SUNSET BEACH
日程:10月9日(日)
場所:サンセットビーチ
時間:16:00〜21:00
料金:無料
出演:SKARAOKE (台湾)/きいやま商店助六
ポニーテールリボンズBuilding BlocksCivilian Skunk
問合:スパイスプロダクション TEL.098-936-5151
※ザ・ビーチタワー沖縄の宿泊券、ちゅらーゆ券が当たる、
お楽しみ抽選会あり!! 豪華景品あります!

音槍~oTOraNcE~
日程:11月27日(日)
場所:SALT&PEPPER
時間:16:30開場 17:00開演
料金:前売2,500円 当日3,000円 ※ドリンク代別
出演:Civilian SkunkFLOW
問合:SALT&PEPPER TEL.098-926-2111


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