
リスペクトレコード設立30周年記念アルバム!
沖縄、フランス、イタリア、ハワイ、カーボ・べルデなど、
多彩な地域の素晴らしき音楽がここに!!
沖縄、フランス、をはじめ世界の多彩な地域の素晴らしき音楽を音楽ファンに紹介してきたレーベル、リスペクトレコードが2025年10月に設立30周年を迎えた。それを記念したアルバム『RESPECT! THE WORLD 〜30th Anniversary of Respect Record〜』が2025年11月12日にリリースされる。今回リリースのアルバムは、2015年にリリースした、レーベル設立20周年記念盤以降にリリースしたアルバムから「ばんがむり」、「黒島口説」などの沖縄音楽から、「Sous les ponts de Paris パリの橋の下」、「Waikiki」など、多彩な地域の素晴らしき音楽20曲を収録。52ページに及ぶブックレット封入で聴き応え、読み応え抜群な作品となっている。
沖縄音楽と文化を広く深く紹介
リスペクトレコードといえば、とにもかくにも沖縄音楽。 登川誠仁、前川守賢、知名定男、大城美佐子などの沖縄民謡界のレジェンドから、石川陽子、與那覇有羽、松原忠之などアルバム未発表だった唄者の作品を次々と発表、沖縄本島、与那国、八重山、宮古島など各島々に古から伝わる沖縄民謡から新民謡の創作まで多種多様な沖縄の歌を届ている。
また、アルバム『黒島、こころのうた 〜黒島民謡決定盤〜』、『沖縄ニービチソング決定盤』などの作品で、地元に伝わる歌だけではなく、琉球弧の風俗・文化をライナーノーツに落とし込み丁寧に紹介した。
さらに、ウチナー・ジャズ・オール・スターズ、琉球交響楽団などのジャズやクラシック、平安隆&ボブ・ブロッズマンに代表される伝統音楽の国境を越えたコラボレーションなど、伝統音楽に固執せず、自由でクリエイティブな発想で、音楽の化学変化を作品を通して生み続けている。
世界の名音楽家の演奏、多彩な地域の伝統音楽を記録
沖縄音楽だけではない。ロンドン在住の音楽評論家ポール・フィッシャー氏は、「リスペクトレコードがなければ、世界各地に残る伝統曲や伝説的音楽家の最後の演奏が世に残ることはなかったでしょう」と語るほど、リスペクトレコードのコンテンツは、コアな世界の音楽ファンにも愛されている。ハワイ、フランス、イタリア、カーボ・ベルデ 、ブラジル 、アメリカ などさまざまな国々のアーティストと出会い、数多くの名盤、貴重盤がリスペクトレコードから誕生しているのだ。
世界の音楽と文化に敬意を払いながら! RESPECT! THE WORLD!!
「私がレーベル運営で思うことは、まだ、誰も手掛けていない、さまざまな国、地域の音楽を、その灯火が消える前に記録しておきたい。知名度に関わらず、掛け替えのないアーティストの音楽を紹介したい。RESPECT! THE WORLD!! 世界の音楽と文化に敬意を払いながら。この3点です」と代表の高橋研一氏。これまでリスペクトレコードからリリースしてきた作品は、このひとりの情熱的な音楽愛好家から発せられる音楽への愛と、それを受信した世界の音楽関係者によって生み出され、世界中の音楽と人々とを結び続けてきた。音楽へ探究心、行動力、その功績に心からリスペクト!
40周年に向けての第一歩である、リスペクトレコード設立30周年記念アルバム『RESPECT! THE WORLD〜30th Anniversary of Respect Record 〜』、多くの音楽愛好家に手に取っていただくことを心から願ってやまない。
あらためて、リスペクトレコード設立30周年、おめでとうございます。
ー沖縄カルチャーの広告塔 幸田 悟ー
【V.A./RESPECT! THE WORLD 〜30th Anniversary of Respect Record〜】
ARTIST:V.A.
CD TITLE:『RESPECT! THE WORLD 〜30th Anniversary of Respect Record〜』
RELEASE:2025年11月12日
PRICE:2,530円(tax in)
CODE:RES-355
備考:アルバム&曲解説、ボーカル曲には歌詞の対訳付き
ワイドケース仕様|52ページブックレット封入
詳細:リスペクトレコードWebsite

【収録曲に寄せて 高橋研一】
M.01 かりゆし
演奏:真栄里英樹 BIG BAND 作曲:村田陽一
アルバム『ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン』
ウチナー・ジャズ・オール・スターズ
2007年に那覇のライブハウス「ライブイン寓話」にて、ジャズ・ピアニストの屋良文雄さんの知己を得、ウチナー・ジャズ への熱き思いを聞き、いたく感動したことから、ウチナー・ジャズのアルバム制作がスタートしました。
M.02 Japan Feeling ジャパン・フィーリング
作曲:マティルド・フェブレール
アルバム『バイオリン、それは私〜トリビュート・トゥー・ステファン・グラッペリ〜』
マティルド・フェブレール
2014年リリースの「ジャンゴを巡る素敵な旅」で、情感溢れるマティルド・フェブレールのバイオリンに触れ、いつかソロ・ アルバムを作りたいという思いが、結実しました。
M.03 Rayo 希望の光
作詞:キャシー・クラレ
作曲:キャシー・クラレ、ライムンド・アマドール
アルバム『これがわたし』キャシー・クラレ
2017年、宮古島在住の女性から突然紹介されたキャシー・クラレ。1990年代に一世を風靡した「渋谷系音楽」シーンで脚光を浴びたキャシーと、2枚もアルバムを制作するとは!
M.04 Proeza 愛すること
作詞:マルセロ・ディ二ズ 作曲:フレッヂ・マルチンス
アルバム『エスペランサ〜希望〜』ナンシー・ヴィエイラ&フレッヂ・マルチンス
2012年、ギリシャのテッサロニキで開催されたWOMEXのステージでナンシー・ヴィエイラを観て、その音楽に一目惚れ。 2025年7月には、来日公演が実現しました。
M.05 ばんがむり 宮古島子守唄
アルバム『美ぎ宮古ぬあやぐ~青い海ぬ如ん、太陽ぬ如ん~』松原忠之
2020年、沖縄島唄案内人の小浜司さんから、松原忠之さんを紹介され、その歌声に惹かれました。この曲では、同じ宮古島出身のアーティスト、下地イサムさんがギターで参加しています。
M.06 べーべーぬ草かいが 沖縄わらべうた
アルバム『毛遊びマジック~ライヴ・イン・トウキョウ 1999~』
平安隆&ボブ・ブロッズマン
1997年、イギリス人音楽ジャーナリストのポール・フィッシャーからボブ・ブロッズマンを紹介され、ライブを開催。沖縄音 楽の素晴らしさをボブに伝え、竹富島で平安隆さんとアルバムを録音、そして二人のライブも開催しました。
M.07 Sous les ponts de Paris パリの橋の下
作詞:ジャン・ロドール 作曲:ヴァンサン・スコット
アルバム『パリ、愛の歌~永遠のシャンソン&フレンチポップ~』
クレール・エルジエール
2007年に出会い、4枚のオリジナル・アルバムと1枚のベスト盤を制作しました。真っ直ぐで、素直な歌唱が素敵なパリ ジェンヌ、クレール・エルジエール!
M.08 Brise Napolitaine ナポリのそよ風
作曲:ヴェテーゼ・ゲリーノ&ジャン・ペイロニン
アルバム『ナポリとパリのそよ風』クリストフ・ランピデキア
2018年、ドミニック・クラヴィクからクリストフ・ランピデキアを紹介され、パリのビストロで、クリストフと彼のルーツで あるイタリア音楽と、パリの音楽のコラボレーションを語り合い、アルバムに結実しました。
M.09 Waikiki ワイキキ
作詞・作曲:アンディー・カミングス
アルバム『デュエット~ザ・コンプリート・エディション~』
レネ・パウロ
2001年に、久保田麻琴さんからレネ・パウロの連絡先を伺い、2002年に最初のアルバムを制作しました。その後、8枚も のアルバムを制作する事になりました。この曲では、サンディーがボーカルで参加しています。
M.10 Danny boy ダニー・ボーイ トラディショナル
アルバム 『チャオ オカリナ!〜
ザ・ベスト・オブ・ヨーロピアン・フォーク・ミュージック〜』
ファビオ・ガッリアーニ&カンタルーナ
2012年、オカリナ七重奏団 GOB(ゴブ)の公演で、メンバーのファビオ・ガッリアーニと出会い、オカリナの魅力、可能性 を体感したことが、アルバム制作へと繋がりました。
M.11 Pizzica di San Vito サン・ヴィートのピッツィカ
作詞:トラディショナル 作曲:ルイジ・モルレオ
アルバム『リンディネッダ~小さなツバメ~』イタリアン・ロンディネッラ・カルテット
カルテットのメンバー、マンドリン奏者のマウロ・スクイッランテとは、2006年に出会いました。その後、なんと11枚ものアルバムで仕事を共にしました。
M.12 テンミカチ ドンミカチ ヒヤミカチ
作詞・作曲:前川守賢
アルバム『テンミカチ ドンミカチ ヒヤミカチ』ひがけい子
2021年、小浜司さんから、島太鼓奏者のひがけい子さんのアルバム制作を打診されました。アルバムには新曲も収録したいと思い、那覇の公設市場の2階から、前川守賢さんに電話をし、曲のイメージを伝え、この曲を書いて頂きました。
M.13 黒島口説 黒島民謡
アルバム『黒島、こころのうた~黒島民謡決定盤~』黒島伝統芸能保存会
2024年、保存会の高那真清さんから、黒島と黒島民謡のことを聞き、黒島民謡のアルバムリリースが皆無だったことから、このアルバムの制作を即断しました。
M.14 Swing 42 スウィング42
作曲:ジャンゴ・ラインハルト
アルバム『フレンチ・カフェ・ミュージック〜ジャンゴを巡る素敵な旅〜』
ドミニック・クラヴィク&フレンズ
ドミニック・クラヴィクとは2006年の出会いから、多くのアルバムを共に制作して来ました。この曲は、ジャンゴ・ラインハルトに捧げるアルバムからです。
M.15 月桃
作詞・作曲:海勢頭 豊
アルバム『ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン』収録音源 ニュー・ヴァージョン
演奏:真栄里英樹 BIG BAND、歌:安富祖貴子
いつ聴いても、涙が溢れる曲が「月桃」。真栄里英樹さんに、是非、この曲をアルバムに収録したい! とお願いしました。 この曲の録音は、テイクワンでOKとなりました。
M.16 どぅなんとぅばるま 与那国民謡
アルバム『風の吹く島~どぅなん、与那国のうた』與那覇有羽
2019年、アルバム「失われた海への挽歌 2019」のリリース記念コンサートの打ち上げで、與那覇有羽さんの声を聴き、ア ルバムを作りたい!と思いました。この歌の返しは、與那覇桂子さん。
M.17 失われた海への挽歌 2019(ジントーヨー小)
補作詞:小浜司 作曲:沖縄民謡
アルバム「失われた海への挽歌 2019」松田弘一、徳原清文、内里美香、村吉茜より 1975年にリリースされた、竹中労さんプロデュースのアルバム「失われた海への挽歌 」に感化され、現代版「失われた海への挽歌」を制作しようと思い立ちました。アルバムに込められたメッセージが集約されているのがこの曲です。
M.18 La Pontissalienne ラ・ポンティサリエンヌ
作曲:ダニエル・コラン&フレディ・カラーラ
アルバム『アニバーサリー』ダニエル・コラン
2006年の出会いから、9枚のアルバムを制作しました。アコーディオンの魅力を伝えてくれた、素晴らしい演奏者がダニ エル・コラン。来日公演も6回、企画しました。
M.19 アッチャメー小 沖縄民謡
アルバム『ライブ! 〜ゆんたくと唄遊び〜」登川誠仁&知名定男
2000年、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんから登川誠仁さんを紹介され、その後、8枚のオリジナルアルバム(大城美佐子さん、知名定男さんとの共作を含む)を制作しました。
M.20 いつも、ありがとう
作詞・作曲:ハシケン 新曲 歌・ギター:ハシケン
ハシケンとは、1998年からの付き合いです。この曲は今回の30周年盤のための書き下ろしで、曲の核は、音楽への感謝です。共演はペダル・スティール・ギターとマンドリンで尾崎博志さん。
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