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2017年5月26日

THE SAKISHIMA meeting × Singer Song Guitar 沖縄音楽旅行Vol.23

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Singer Song Guitar 100 OKI_INTERVIEW
ルーツ・オブ・サキシマ・ミュージック
アルバム『THE SILENCE OF SAKISHIMA』、待望のリリース!!
SSGギターでのTHE SAKISHIMA meetingのライブ動画もご覧下さい!!

パーシャクラブ、ソロと様々なスタイルで唄と三弦を奏でる石垣島白保出身の新良幸人。デビュー以来、宮古方言でジャンルを越えた音楽に挑戦するオンリーワンシンガー、下地イサムからなるTHE SAKISHIMA meeting。ふたりの島の土地と汗と歴史を音で表現したルーツ・オブ・サキシマ・ミュージックとも言うべきアルバム、『THE SILENCE OF SAKISHIMA』が誕生した。
Photo,Interview & Text:幸田悟

ー待望のアルバム『THE SILENCE OF SAKISHIMA』をリリース! 「THE SAKISHIMA meetingが生み出すルーツミュージック」という印象を強く受けました。
下地イサム それぞれの活動がありながらのTHE SAKISHIMA meeting(以下TSm)。前のアルバム『THE BEST』は、各々のソロの部分と個の強みを活かした曲作りでしたが、今回のアルバムは、そこからかなり進化したと思う。TSmとしてどんな曲を作るかということを常に考えていた。個別にではなく、TSmとしての作品を目指したんです。そういう意味で自分たちの足下、ルーツを掘り下げていったということが言えるかもしれません。
新良幸人 沖縄っぽさを狙って作ることはまずない。上澄みの言葉や音ではなく、そこに暮らさないと分らない土着の部分……。そうだな、もっと土のなかの部分、それを出したかった。僕ら的には、最も土臭い音を作った。聴いている人はどう感じるかは別にして、僕らはそう思っている。
下地 歌が生まれてくる流れも面白かったし無理矢理感がなかった。オバー達が村の豊作を神に祈るために御嶽(うたき 琉球の信仰における祭祀などを行う施設)に籠る。そんなイメージで真っ白な状態から曲作りに入り、辿り着く音を探していった。

『THE SILENCE OF SAKISHIMA』収録曲 THE SAKISHIMA meeting セルフ解説
#1 ザ・サキシマユニゾン 
下地 オープニング、幕開けに相応しい曲。和音ではなく単音で完全ユニゾンの力勝負を挑んだ。「風を呼んで船を走らす」宮古と八重山の自然も歴史もコラボした詞は、TSm今だかつてない表現。
新良 イサムがギターでフレーズ作ってきて、最初できんよって(笑)。ギターのフレーズを三線で弾くのは、至難の業。TSmじゃなかったらアプローチしなかったメロディー。三線小僧はコピーしてみ(笑)。

#2 ユーニンガイ  
下地 今までは花鳥風月的な歌が多かった。今作は、神と繋がって生き抜いてきた島の人のたくましさを歌いたいと思った。
新良 先島も移民の歴史がある。先人達が荒野を耕し、神に祈り、生み出してきた島。人々は、行く先に幸せはないとしても進む。哀しきたくましさ、人の強さを歌にした。声無き叫び、そこに祈りがある。

#3 アイランドラッシュ  
下地 とても小さな島に300人が押し寄せたら、島はキャパシティーをオーバーしてしまう。もし、そんなことが起こったら……。静かな島には島らしい風景がある。キャパシティーを越えてはいけない。
新良 宮古に「馬ぬ荷ゆ山羊ん積ん」ということわざがある、それがテーマ。大きい貨物船が、サバ二に荷物を積み直したら……。僕らの歌いたいことを歌にした。これは、僕らのロック。

#4 カンピライ(神降臨) 
下地 島々には、各々御嶽がある。神様に大小はなく誰のものでもない。神様と対峙し、無からオリジナルソングを生み出した。「島の歌を持ち出さない」が僕らのルール。だからすべてオリジナルなんです。
新良 島の人は、畑してなくても豊年祭には参加する。そして神に祈る司たちは、祈る対象は変わっても祈り続ける。このアルバムの核となる歌のひとつです。

#5 島風 
新良 この歌は、リスナーへのプレゼント。前半、前のめりだからこの曲でホッとして(笑)。空の縦糸(二十読布)、海の横糸で織る上布……。その時代に機織りをしている女性と知り合っていたら、恋に落ちていたなっていう歌。

#6 旗波 
下地 命がけで荒れ狂う海に戦いにいく海の男に敬意を表した歌。

#7 シディガフー
新良 ニューヨーク公演の時にテーマソング的に作った曲。まだ見ぬ摩天楼をイメージし制作した。
下地 沖縄民謡の曲名を並べただけでもおしゃれな響きがある。宮古の言葉で「きてました」は、「キシューター」だもんね(笑)、言葉の響き、語感は武器ですよ。

#8 臥待月
新良 年上の女性たちに贈る愛の讃歌。下地 臥待月とは、十九番目の月、臥して待つ月もまた趣がある。

#9 松原ユン
下地 僕の故郷は松原。もちろん宮古にユンタはないんだけど……。
新良 ユンタが街にやってきただね(笑)。シークワーサーの木(九年毋木)の下でユンタを踊ってるイメージ。

#10 The World of EN 
下地 演、円、縁、宴、艶……。ひと雫で波紋が広がりいろんな「EN」が生まれる。そんな「EN」を歌った。

#11 百夜
新良 もうひとつの核となる歌。この曲は、多くを語るより歌詞を聴きリスナーそれぞれで感じてもらえると嬉しい。

ー読者へのメッセージを
下地 僕らの言いたいこと、歌いたいことを歌ったらこのアルバムとなった。TSmとして生涯歌える歌ができた。ツアーもスタートするので生で感じて!!
新良 世界が広いように沖縄もまた広い。沖縄を多面的に捉えフラットな気持ちでこのアルバムを聴いて欲しい。


【THE SAKISHIMA meeting× Singer Song Guitar SPECIAL LIVE MOVIE】
THE SAKISHIMA meeting × Singer Song Guitar 沖縄音楽旅行スペシャルライブ。ギターと三線のユニゾン演奏の妙! スペシャル・ライブ動画、ぜひご覧下さい!!


THE SAKISHIMA meeting 沖縄ミュージックジャーニー アフタートーク086
2017年5月12日放送分の収録後のNHK-FM 番組「沖縄ミュージックジャーニー」アフタートーク。ゲストは、THE SAKISHIMA meeting。4年ぶりにリリースしたセカンドアルバム『THE SILENCE OF SAKISHIMA』についてたっぷりとお話いただきました。


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待望の2ndアルバム『THE SILENCE OF SAKISHIMA』リリース!!
先島ルーツミュージックの誕生です!!

パーシャクラブ、ソロと様々なスタイルでエモーショナルな唄と三弦を奏でる
石垣島白保出身の新良幸人。
デビュー以来、宮古方言でジャンルを越えた音楽に挑戦する
オンリーワンシンガー、下地イサム。
先島(宮古、八重山地方)生まれのユニット「THE SAKISHIMA meeting」、
約4年ぶりのニューアルバム。先島ルーツミュージックの誕生です!
消滅危機言語に指定された宮古、八重山方言で紡ぐ、
ジャンルレスでボーダレスな全11曲、必聴です!!

【THE SAKISHIMA meeting/THE SILENCE OF SAKISHIMA】
ARTIST:THE SAKISHIMA meeting
CD TITLE:『THE SILENCE OF SAKISHIMA』
RELEASE:2017年3月8日
PRICE:2,500円(without tax)
CODE:ARIZ-2017
詳細:THE SAKISHIMA meeting Website

THE SAKISHIMA meeting『THE SILENCE OF SAKISHIMA』収録曲
1)ザ・サキシマユニゾン 2)ユーニンガイ  3)アイランドラッシュ  
4)カンピライ(神降臨) 5)島風 6)旗波 7)シディガフー
8)臥待月 9)松原ユンタ 10)The World of EN 11)百夜

【CD取り扱い店舗】
TOWER RECORDS(那覇店/新宿店/広島店)
サウンドボックスミツトモ
普久原楽器店
TSUTAYA(名護店/具志川店/美里店/山内店/泡瀬店/宜野湾店/読谷店)
わしたショップ(札幌店/銀座店/埼玉イオンレイクタウンkaze店/名古屋店/国際通り店)
宮脇書店(経塚シティ店/具志川イオン店/イオン名護店/イオン南風原店/大山店)

THE SAKISHIMA meeting tour2017『THE BIRAKI』FINAL
日程: 2017年7月1日 
会場: 那覇桜坂劇場ホールA
時間:OPEN 17:30 START 18:30
料金:前売り3,500円 当日4,000円(要1ドリンクオーダー)
   ※未就学児童膝上無料
問合:098-911- 6442(アライズ)

【THE SAKISHIMA meeting PROFILE】
八重山出身の唄者、パーシャクラブのボーカリスト新良幸人と、宮古島方言でオリジナル曲を歌うシンガーソングライター、下地イサムのユニット。2012 年モントリオール国際映画祭で2部門を受賞した映画「カラカラ」のテーマソング「TOME DOME」を発売。2013年アルバム『THE BEST』リリース、2014年NY・ワシントンDC でライブ。NY time 紙で絶賛され、同紙WebSite にPV が掲載され話題に。海外公演も積極的に展開、世界から注目を集めている。2017年3月、セカンドアルバム『THE SILENCE OF SAKISHIMA』をリリースした。
THE SAKISHIMA meeting Website

沖縄音楽旅行 INFORMATION


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