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2016年11月25日

jimama 沖縄音楽旅行×泡盛 SPECIAL INTERVIEW 沖縄音楽旅行Vol.21

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泡盛ノ逆襲 100 OKI_INTERVIEW
誰もが酔いしれる、泣きうたのディーバ jimama
新たな毋歌「私の中のあなた」が誕生!!

Photo:ジャン松元 Interview & Text:幸田悟

「泣きうた」のディーバといえばjimama。これまで「でいご」、「大丈夫」など世代を超えて愛され支持される珠玉の「泣きうた=バラード」を生み出してきた。沖縄の名酒「泡盛」が時を経て芳醇な味わいを生み出すかのように、jimamaの歌は、人々の心の波間をたゆたい、 熟成され、シンシンと染み渡っていく。小さな南の島、沖縄から生まれるjimamaの「泣きうた」を紐解くロング・インタビュー。

ー2001年から京都で活動を開始し、2004年にリリースした「街」でメジャーデビューを果たします。ジャンルの枠を遥かに超えたセンスの塊のような作品でシーンに衝撃を与えました。3枚目のシングル「空へ」は一転、凄くシンプルにメッセージが伝る歌で、jimamaの「泣きうた」の片鱗を感じる、そんな楽曲でした。

jimama 「空へ」は、デビュー・シングルの「街」より前に制作していて、実は、初めて作詞した曲なんです。そのころ、京都に住んでいたので、故郷沖縄への愛着が心を動かし誕生した、そんな歌なんです。

ー「空へ」をリリースした時のインタビューで「鴨川から見る空も故郷の沖縄へと繋がっている」って語っていました。

jimama 物理的な距離も、時空も次元も越えて包んでくれてるのが空なんですね。故郷から離れてていると、家族に支えてもらってると強く感じることができます。そんな大切な家族を思いながら制作しました。自分の言葉で歌を伝える喜びをこの歌で知ることができました。

ー拠点を沖縄に移した直後、代表作のひとつ「でいご」が誕生。

jimama 沖縄に帰ってきた頃は、「どうやって私の歌を伝えようか?」という戸惑いや悩みがありました。「飾らない、素の私を歌う」そんな思いで私のおじいちゃんをテーマに歌詞を書き始めたんです。優しくて強い、そんなおじいちゃんとの思い出をひとつひとつ紐解きながら……。そうやって誕生した歌が「でいご」。リリース後、徐々に沖縄に広がっていきました。「聴く人によって想いを寄せる対象は変化する」、「歌は人の中で育ち、広がり、ひとり歩きしていくもの」。そんなことを教えてもらった曲です。

ー2009年にリリースした「大丈夫」。日本テレビ『誰も知らない泣ける歌』で放送され「泣ける歌」のjimamaが定着しました。

jimama 「大丈夫」を制作しているときは、アーティストとしてもター二ングポイントを迎えてました。今までお世話になっていた事務所からの卒業、そんなタイミング。新しい環境、未来に対する不安が入り交じり、先が見えない……。それでも、周りで私を支えてくれる人たちがいた。その人たちに「大丈夫」と伝えたいと思ったんです。「大丈夫」という言葉に私自身も支えられた感があります。

ー「大丈夫」は、チームjimamaにとっての「なんくるないさ」なんですね。一所懸命にがんばっているチームや仲間、家族だからこそ、言い合える言葉。

jimama そうですね。この歌は、ファンとのコール・アンド・レスポンスを強く感じる曲でもあるんです。こちらが贈ると、素敵なメッセージや課題が返ってくる。それを返す為に、私はまたがんばる。
沖縄に帰ってきて、すっと裸足で歩き、そんなやり取りを続けている感じがします。着飾る事なく、素でいることができる。そういう感覚の歌は、生み出す時に苦しみが伴うのだけど、それだけ愛しくも思える。そうやって誕生し、広がっていった歌が「大丈夫」なんです。

ー2011年3月の東日本大震災後、チャリティーコンサート『大丈夫〜明日へ』を開催。2016年4月の熊本地震を受けて7月に『想イ ∴ 運ブ〜オモイ ユエニ ハコブ〜』を開催し、阿蘇狩尾地区でのボランティア活動にも参加。「歌ができること」と真摯に向き合ってる感じがします。

jimama 震災が起こった時は、「世の中のすべてが変わってしまう」と感じたのと同時に「歌って何なの」って考えさせられた。その答えが「こんな時だからこそ、歌を生み出さないといけない」ということ。そうして作った歌が「優しい時代」。自分にとって必要で、伝えたい歌でした。先日、熊本の被災地に呼んでいただいた時、「優しい時代」と「大丈夫」はいつも聴いているよって現地のボランティアの方が言ってくれました。歌というのは、人と寄り添い、育っていくものなんですね。私の歌が良かったのかどうかは、時が教えてくれるんだなと、この時に感じました。

ー「泡盛」というテーマで少しお話を。泡盛は、沖縄の家庭にいつもある。jimamaさんの曲「おもひでfilm」で歌っている「日常の家族とともにある優しい記憶」、そんなイメージがピッタリ。

jimama 私が泡盛のCMソングを歌ったことをキッカケに、私の父も泡盛で晩酌するようになったのを覚えてます。それは家族愛、父なりの応援だったんです。家族団らんで泡盛、友達同志の呑み会も架橋になると泡盛……。沖縄の家族、仲間の思い出とともにある、それが泡盛なんですね。まるで歌のよう(笑)。私は、珈琲泡盛が結構好きです。今日取材の時にいただいた「58KACHA-SEA(ゴーヤー・カチャーシー)」は、女性にとっても嬉しい泡盛カクテルですね。

ー11月に沖縄県教育委員会「家ーなれー運動」CM曲「私の中のあなた」を発表。新たな「泣きうた」が生まれました。

jimama そうなると嬉しい。自分の中にある「毋への想い」を歌にしました。大切な人の存在というのは、離れている時に気がつきます。離れている時にこそ、より愛情を感じるのです。毋はいつも身近にいてくれて、いつも支えてくれている。それなのにあまりに近過ぎて気がつかない。この歌を通して、毋の想いに少し気がついてくれたらと思います。

ーこれから生み出す曲も楽しみですね。

jimama 家族愛をテーマに歌っていきたい。家族は、自分にとってかけがえのないもの。仲間も含めて大切な人たちはみんな家族。私の中で家族がどんどん増え、広がり続けてます。みんなが隣にいる人を大切にして、その輪が広がり結ばれれば、世界中が幸せになれるのに。いつの時代もそういう歌が必要なのかもしれません。これからもそんな歌を大切に生み続けたいと思います。新たな毋歌「私の中のあなた」が誕生しました。ぜひ、聴いてください。そして、これからのjimamaも応援してください。

jimama 泡盛 SPECIAL INTERVIEW 沖縄LOVEwebTV 今日の訪問者 201

jimama ほろ酔いインタビュー
jimamaの新たな毋歌「私の中のあなた」誕生。この曲は、沖縄県教育委員会「家ーなれー運動」 キャンペーンソングとして2016年11月11日よりDL開始(無料)してます。泡盛カクテル「58KACHA-SEA」で乾杯しながらjimamaの新曲「「私の中のあなた」についてのほろ酔いインタビュー。ぜひ、ご覧下さい。
このインタビューは、泡盛ノ逆襲(平成28年度琉球泡盛県外展開強化事業)と沖縄音楽旅行とのコラボレーション企画です。

【jimama PROFILE】
那覇市生まれのシンガーソングライター。2004年メジャーデビュー以来13作品連続で沖縄のチャートで1位を記録更新中。代表曲「でいご」「大丈夫」は沖縄の結婚式で使われる事が多い曲。世代を越えて支持される。2009年発表の「大丈夫」は薬品会社のCMで全国ヒット。2014年には日テレ「行列のできる法律相談所」、「スッキリ!!」に出演。再び「iTune store」トップソングチャート1位やレコ直2位等ロングセールスを記録した。
▶︎jimama Website


▶︎サポーターカンパニー:泡盛ノ逆襲 WEB SITE

BAR Gold Dust  (取材撮影協力店)
住所:沖縄県那覇市牧志1-9-8 定休:無休
電話:098-867-5118 時間:20:00~翌3:00
オールドヨーロピアンスタイルの空間で、泡盛マイスターのバーテンダーが作る泡盛カクテルを。

泡盛カクテル「58KACHA-SEA」(ゴーヤー・カチャーシー)
ゴーヤーと国道58号線をもじり、グラスの中のゴーヤーをかき混ぜながら飲む感じからカチャーシー(かき混ぜ)と着想。海(SEA)を渡った世界のウチナーンチュが一堂に集まって、このお酒を片手に喜びのカチャーシーを踊る光景をイメージ。「58KACHA-SEA」と名付けられました。ゴーヤーの爽やかな苦みとライムの香り、トニックウォーターで仕上げる新しい泡盛カクテルが誕生!

このインタビューページは、「泡盛ノ逆襲」(平成28年度琉球泡盛県外展開強化事業)と
沖縄音楽旅行のコラボレーション企画です


JKはイメージです
【jimama/私の中のあなた】
沖縄県教育委員会 「家ーなれー運動」 キャンペーンソング
ARTIST:jimama
CD TITLE:「私の中のあなた」
RELEASE:2016年11月11日 DL
PRICE:無料
▶︎jimama Website
▶︎DLはこちらから! 家〜なれ〜運動ホームページ
jimamaの新たな毋歌「私の中のあなた」誕生。「家ーなれー運動」 キャンペーンソングとして無料ダウンロードができる。詳細は、「やーなれー.okinawa」で検索!

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