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2015年2月19日

SAKISHIMA meeting × ORION BEER 沖縄音楽旅行Vol.14

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ORION BEER 100 OKI_INTERVIEW
沖縄のデュオ史上最高のユニット
SAKISHIMA meeting が紡ぐ音

オリオンドラフトビールのCMソングを担当している宮古島出身 下地勇と
パーシャクラブなどで活躍する八重山出身の新良幸人の贅沢なユニット

まだまだ旅の途中。
良い出会いを重ね良い音を生み出したい

ー結成するきっかけを教えてください
下地 勇 僕がデビューしたのは、2002年。それまで新良幸人は憧れの存在でした。僕的には、音楽人として会いたいアーティスト、ナンバーワンだったんです。
新良幸人 俺も勇の噂を聞いて会いたい人物だった。初めて会ったのが2004年の仙台での琉球フェスティバル。
下地 その打ち上げで話をして、交流が始まった。初めて共演したのがライブハウスマイルストーンで開催した「新良幸人 & 下地 勇」のソロライブ。これは、ユニットとしてではなくてあくまでもソロアーティストの対バンライブ。アンコールでセッションをしたのが初めてかな。
新良 「テネシーワルツ」を一緒にやったり……。あとは、勇の「我達が生まり島 」や俺の「満天の星」で絡んだりで。その感覚がとても良かった。ライブを重ねていくうち、次第に絡みも多くなった(笑)。
下地 4回目位の時にふたりのグループの名前を決めようということに。「アライサム」とかいろいろ候補があった(笑)。最終的には、ふたりとも先島出身ということで「SAKISHIMA meeting」に決定しました!

ーお互いの島をどう感じていたのか?
下地 僕的には、宮古は八重山の芸能にコンプレックスがあると感じてる。宮古には、不屈の精神「アララガマ」的な歌はあるのだけど、八重山の音楽の華やかさや叙情的な部分はかなわないと感じた。
新良 八重山にないものは、宮古にある。俺にないものは勇が持ってる。現地に降り立ったら分るけど、こんなに近い島だけど、景色が全く違う。でも共通する部分がある。それがきっと先島の人たちが持っている価値観なんじゃないかな。しいたげられた時代もあった。宮古は不屈の精神で乗り越えて、八重山は、歌で励まし乗り越えてきた。

ーこのユニットで得たものは?
下地 「自分たちの中に育まれてきたもの」が何であるかを見つめ直せた。
新良 ふたりとも「旅の人」という共通点もある。島に帰る前提で話をしている。故郷をいつも見つめ感じているんだよね。

ーステージワークも素晴らしいですね
新良 それぞれのソロアーティストとしても成立しているんだよね。俺は勇のことを尊敬しているし。
下地 俺も、幸人を尊敬している。その感覚がサウンドにも表れている。ふたりのフロントマンが同じステージに立った時、引き出し合える大きな力が生まれる。
新良 精神的負担は半分になるなぁ。観客には、四倍楽しんでくれたら嬉しい。

ー映画「カラカラ」の主題歌「TOME DOME」は、エポックとなる曲でしたね
下地  ガニオン監督はオンリーワン性を強く求めていた。宮古のクイチャーのリズムをモチーフに。土着とブルース、和のメロディーの融合。そこに幸人が絡む。
新良 テーマをもって歌詞を書いたのは初めて。映画のサブタイトル「大人の家出」を主題に。「幸せを探して旅をした。その幸せは、足下にあった。でも遠回りしないと足下の幸せに気づかない」。タイトルは、「探して、探して」という意味。英語で書くと「to me do me」という感じもいいよね。

ー海外公演も積極的にトライしている
新良 今まで台湾、香港、メキシコ、ジャマイカ、キューバ、スペイン、フランス、ニューヨークなどで演奏した。印象的だったのは、ニューヨーク。俺達は海外に出てもイケるなと実感したよ。
下地 真似ではないものに熱狂する。特にニューヨーカーの反応は凄かった。ワンコーラスで「ワッ! 」と歓声が沸いた!!

ーアルバム「SAKISHIMAmeeting THE BEST」からキーとなる曲を挙げてください
新良 「SAKISHIMA」のテーマ。サキシマのはじめての曲。高音でクロスして受け渡す。やっと最近上手に歌えるようになったかな。それぞれの島を行き来している様なイメージで。島の暮らし、文化、プライド。お互い無いものを認め求め合い、恋文を渡し合うそんな歌。全ての離島を包み込む歌ですね。
下地  僕は「TOME DOME」。この曲は、自分たちのルーツを紹介する歌。前出の曲とは真逆だよね。異文化の人たち、外国で聴いてもらうことをイメージした。前者は、経験から生まれた歌だとしたら「TOME DOME」は新しい可能性に挑戦した曲。新しい世界の扉を開いた感じがする。

ー最後に読者にメッセージを
新良 もう10年やってきた。もう少し進化した形でファンに会いに「旅」を続けたい。去年は、海外にプロモーション的に出かけたので、そのまいた種を育てる年にできたら良いと思う。
下地 年末に海外に行って今、創作意欲が湧いている所なんです。「SAKISHIMA」はまだまだ旅の途中。今年はその続きをしっかりとつくっていきたい。みなさん、応援よろしくお願いします。


SAKISHIMAmeeting × ORION BEER 今日の訪問者172
国内外で大活躍のユニットSAKISHIMAmeetingのORION BEER PRESENTS
インタビュー動画です。ぜひご覧下さい。

【SAKISHIMA meeting PROFILE】
八重山出身の唄者、パーシャクラブのボーカリスト新良幸人と、宮古島方言でオリジナル曲を歌うシンガーソングライター、下地勇のユニット。2012 年モントリオール国際映画祭で2部門を受賞した映画「カラカラ」のテーマソング「TOME DOME」を発売。2014年、NY・ワシントンDC でライブ。NY time 紙で絶賛され、同紙WebSite にPV が掲載され話題に。海外公演も積極的に展開、世界から注目を集めている。


【SAKISHIMAmeeting/THE BEST】
PRICE:3,000円(tax in) 
CODE:ARIZ-2013
RELEASE:13年7月18日
ファーストアルバムにしてベストアルバム。
SAKISHIMA meeting THE BEST

パーシャクラブ、ソロと様々なスタイルでエモーショナルな唄と三弦を奏でる石垣島白保出身の新良幸人。デビュー以来、出身地の宮古方言でジャンルを越えた音楽に挑戦するオンリーワンシンガー下地勇。サキシマ出身のふたりが2004 年に結成したユニット『SAKISHIMA meeting』。これまでに発表した作品や、新曲、カバー曲、ライブ音源を含む全14曲収録。ファーストにしてベスト的な作品。


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