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2014年11月21日

上間綾乃 × ORION BEER 沖縄音楽旅行Vol.13

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ORION BEER 100 OKI_INTERVIEW
この海は故郷に繋がっている……。
心に寄り添う唄を紡ぐ上間綾乃 『はじめての海』

「オリオン麦の雫」のCMソングに「花言葉」が採用! 大好評CMオンエア中!!

「伝える唄」でなく「伝わる唄」を。
アーティスト上間綾乃の進化

ー2012年のメジャーデビューから約3年、最も自身にプラスに作用した出来事は?
上間綾乃 一番の大きな変化は、生活も含め活動の拠点を東京に移したこと。それによって音楽環境にどっぷりと浸かって向かい合う事ができてます。歌のレコーディングだけではなくて、制作の課程もスタッフとともにフェイス・トゥ・フェイスでつきつめてもいける。意見やアイディアを積み上げ、ひとつの作品が出来上がっていくんです。音楽って文字通り音を楽しむ。生みの苦しみも含めそのプロセスを受け入れ楽しみながら取り組んでいる事が、最もプラスに作用した点。音楽漬けの生活スタイルがしっかり馴染んできました。
「ソランジュ」、そして前回のアルバム『ニライカナイ』で、制作陣もより強力になり、いいものを作るためにベクトルをひとつにして、チームが一丸となってます。作詞家、作曲家、アレンジャー、ミュージシャン、エンジニアなど、スタッフとの出会いがホントに大きいです。それがまた、今作『はじめての海』にも繋がってます。

ーサード・アルバム『はじめての海』をリリース。制作過程でどんな課題に対してどう克服したのか?
上間 沖縄という自然が豊かな島で育った私にとって大都会の東京での生活は、最初とても窮屈に感じました。必死に馴れようと思えば思う程、自分が歌いたい唄からも遠ざかってしまう。そういうジレンマがありました。それを打破するために、ボイス・トレーニングに通ってみたりしたのですが、なかなかうまくいかない。そんな日々を過ごしていた中、撮影のために神奈川県の葉山の海に行きました。 生まれ島の海しか知らず、島の海こそが1番だと思っていた私でしたが、 目の前に広がる海を見た時「なんて美しいんだろう」と、 心から素直にそう思いました。 ティダ(太陽)の光を受けてキラキラと輝く葉山の海。「この海は大好きな故郷につながっている」胸が熱くなりました。 そしてこの海の向こうにも私の唄を待っていてくれる人たちがいる。今まで感じたことのない感情が、徐々に生まれて来るのを感じました。 心の奥底につかえていたものがとれて、一気に視野が広がったんです。私が考える理想の唄、心と体と思考が一致して、それに近づくことができました。伝える唄ではなく、伝わる唄に。

ー今回の新作で大きく成長した点は?
上間 今までは、心のどこかで「沖縄の唄者」を背負っていたような気がするんです。そういう自分自身の心の中の鎧のようなものを葉山の海で脱ぎ捨ててきました。背負うのではなく、沖縄民謡も音楽表現のひとつとして取り入れ、アグレッシブに新しい唄作りに挑戦することができたことが大きいです。例えば、アルバムタイトル曲の「はじめての海」の三線の音。あくまでも唄を活かす楽器のひとつとして、聴いていただけるようサウンド作りも工夫しました。「三線の音はかくあるべき」的な部分を取り払って、もっと自由な発想で楽器としての三線の音色にこだわったんです。こうやって、唄だけでなくサウンド作りにも深く関わっていけたことも嬉しかった。この音の違い、ぜひCDを聴いて欲しいな。

ー今作のキーとなる3曲を教えて下さい
上間 4曲でもいいですか(笑)?
模索して模索して、自分の歌いたい唄に近づけた「はじめての海」。ずっと歌ってみたかったラブ・ソングの「花言葉」。井上陽水さんの名曲を倉田信雄さんの美しいコーラス・アレンジで子守唄のように歌うことができた「海へ来なさい」。そして、私の音楽のルーツと、 アーティスト上間綾乃の音楽の未来を伝えいという想いを込めて収録した「てぃんさぐぬ花」。最後に私が補作した歌詞は、 「太陽は西に傾き、もうすぐ陽がくれる。明日の楽しみは、太陽と共にある」という意味。私の唄も「太陽のように日々生まれ変わり、新しい陽が昇るように」という願いを込めて。その光を皆さんと共有できたら嬉しいです。

ー「オリオン麦の雫」のCMソングに「花言葉」が採用されました
上間 CMが決定したときは、とても嬉しかったです。沖縄のアーティストにとってオリオンビールのCMはひとつの「夢」ですから。地元沖縄の家族、親類、友達もみんな喜んでくれてます。CMもまるで自宅の部屋にいる感じで、リラックスして撮影することができました。

ー読者へメッセージをお願いします
上間 『はじめての海』を手に取って、ぜひ上間綾乃の唄を聴いて感じて欲しいです。聴いてくださるみなさんの心に寄り添える、そんな唄者を目指して歌っていきます。応援してください!!


【上間綾乃 PROFILE】
1985年、沖縄県生まれ。小学2年生から唄三線を習い始め、19歳で琉球國民謡協会の教師免許を取得するほどの腕前を持つ。沖縄民謡で培った声をベースに、聴く者の心を揺さぶってやまない深い表現力の圧倒的なステージで、東京、大阪をはじめとする全国各地のライブも成功をおさめる中、2012年アルバム『唄者』で待望のメジャーデビュー。2013年発表のシングル「ソランジュ」は年間USEN HIT J-POPランキング3位に輝き、同年FUJI ROCK FESTIVAL2013への初出場も大きな話題となる中、9月にセカンドアルバム『ニライカナイ』をリリース。2014年7月、サードアルバム『はじめての海』を発表。

【上間綾乃/はじめての海】
ARTIST:上間綾乃
CD TITLE:『はじめての海』
RELEASE:2014年7月23日
PRICE:2,800円(without tax)
CODE:COCP-38613
詳細:上間綾乃 WEB SITE

内容:2014年、さらなる飛躍を求めて音を紡ぐ
上間綾乃のテーマは「夏」と「海」。
さんさんと輝く太陽に照らされて、光り輝く海。海に囲まれた日本、
地平線の向こうでは、わが故郷の海とつながっている。
夏と海の落とし子、上間綾乃が今、自らの等身大の思いを歌にのせて贈ります。
デビュー時よりリクエストの多かった「童神(わらびがみ)」を、今回カバーで初収録。
アレンジ・演奏には昨年12月に初共演した倉田信雄を招き、
シンプルな編成ながらも品のある、上間の声の活きた楽曲に仕上がっています。
また、「ソランジュ」作家陣による新曲「あなたには守ったものがある」(康珍化/都志見隆)、
「トイレの神様」を共作した作詞家 山田ひろしを招いた
夏にぴったりな乗りの良い「夏いちりん」などを収録。


サポーターカンパニー:オリオンビールWEB SITE


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