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2011年5月27日

うちなーぐち英語ドリル 024.「ちばりよー」

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こんにちは、payako です。
沖縄に台風が迫っているそうです。
みなさん、外出する際は気をつけてくださいね。
それでは、今日も一緒にうちなーぐちと英語を学んでいきましょう。
「うちなーぐち英語ドリル」に関してはこちらからどうぞ。

うちなーぐち英語ドリル 024.「ちばりよー」
今回のうちなーぐちのお題は「ちばりよー」。
日本語で「頑張れ」という意味があります。日常的によく使う表現ですよね。
英語では「Good luck!」や「Hang in there!」などを用います。

早速、例文を見てみましょう。
A:Where are you going?
どこに行くの?
B:I’m going to school to take a math exam!
学校に数学のテストを受けに行ってくるよ
A:Oh really. Good luck on your exam!
へぇ、そうなんだ〜。テストちばりよ〜(頑張ってね)!
B:Thank you, but I’m so tired from studying… I hate exams
ありがとう。でも、もう勉強しすぎてでーじ疲れた。テストなんて大嫌い〜
A:Hang in there!
もう少しちばりよ〜(もう少し頑張れ)!

※「be tired from 〜」=「〜で疲れている」
※「math」=「数学」
※「take an exam」=「試験を受ける」

「頑張れ」を英語に直訳すると「Do your best」ですが、
日本語と同じ感覚でどのタイミングでも「Do your best」を使うと、
相手にうまく通じません。
というのは実は、英語には「頑張れ」を直訳できる言葉はないからなんです。
状況に応じて違った表現をしないといけません。

ということで、たくさんある「頑張れ」という英語表現の中から、
いくつか紹介したいと思います。
例文にも出て来たように、一般的には「Good luck!」がよく使われています。
直訳すると「幸運を祈っているよ」になりますが、
気軽に「頑張ってね」と声をかける際に使われます。
また「Hang in there」は、「最後まで頑張れ」というニュアンスがあり、
「hang(しがみつく)」+「in there(そこに)」という風に、
頑張っている人に対して「もう少し頑張って」と激励する言葉。
この他にも、スポーツ観戦で応援をしているときには、
「Go for it!」や「Go!」などを使います。
言葉から「いけー!」という興奮した様子も伝わってきますよね。

日本語の「頑張れ」やうちなーぐちの「ちばりよー」などの
普段何気なく使うこの表現は使い分けがいらず、
どんな状況にも対応するオールマイティーな応援の言葉。
実はすごく便利だったんですね。
「頑張れ」という言葉に対しては、賛否両論ありますが、
日本で頻繁に使われるこの言葉には、
相手を思いやる気持ちが込められているように感じます。
「頑張れ」という言葉を使う状況や使い方に気をつけて、
伝えた相手にマイナスな気持ちを与えないように上手に使いこなしたいものですね。
自分がどういうニュアンスで「ちばりよー」と伝えたいのか、
英語を通して意識してみるのも、上手に「ちばりよー」を使う参考になるのでは?

※「うちなーぐち英語ドリル」はpayakoの独自の解釈です。
もっとよい表現がある場合もありますが、あたたかく見守ってくださいね。

本日のフレーズ 024.「ちばりよー」
日本語:頑張れ
英語:Good luck!/Hang in there!

うちなーぐち英語ドリル INFORMATION
掲載日:毎月第2・4金曜日
テキスト担当:payako
イラスト担当:ぐりもじゃ・サスケ

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