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2014年2月15日

艦砲ぬ喰ぇーぬくさー 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」。戦争で生き延びた人々の想い、戦争の悲惨さを歌った沖縄民謡の名曲です。沖縄で歌い継いでいきたい「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」、その歌詞の意味、先達のチムグクル、教えを理解し、未来に継承していきましょう。

この歌の作者は、「でいご娘」の父親であり文字道理産みの親でもある比嘉恒敏。彼は太平洋戦争で妻子を失い、戦後再婚して娘達を歌手として育て1964年、「でいご娘」を結成した。1971年ごろ作ったのが「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」である。しかし、1973年、恒敏と妻の乗った車に、飲酒運転の米兵が突っ込み、ふたりとも他界する。事故の後、「でいご娘」は活動を停止していたが、父の歌を残そうと1975年、レコードを発売。2013年、恒敏の出身地、沖読谷村楚辺区に歌碑が建立された。戦争の過ちを二度と起こしてはならない。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
恨でぃん 悔やでぃん  飽きじゃらん
【うらでぃん くやでぃん あきじゃらん】
子孫末代  遺言さな
【しすんまちでー いぐんさな】

戦争への恨み、悲惨さ、辛さ、憎さが凝縮された一言。今なお基地問題に揺れる沖縄、同じ過ちを起こしてはならないし、許してもいけない。先達たちの遺訓である。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933


【でいご娘/艦砲ぬ喰ぇーぬくさー】
ARTIST:でいご娘
CD TITLE:「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」
CODE: deigo-001
PRICE: 1,000円(tax in)
詳細:キャンパスレコード店 OFFICIAL WEB SITE
2012年に「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」の歌碑建立資金造成のために製作されたCD。前作「月眺み」から約10年ぶりの作品となる。1975年、父の遺作となる「艦砲ぬ喰え残さー」のレコーディングを機に、普久原恒勇に師事。数々の名曲を生み出している。本作には、普久原の作品を含む全5曲入り。

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