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2014年1月2日

十番口説 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「十番口説」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
「十番口説」。人としての生きる道を説いた歌。特に一番は、「命どう宝」という普遍的な教えを説いている。沖縄で長年歌い継がれている「十番口説」、その歌詞の意味、先達のチムグクル、教えを理解し、未来に継承していきましょう。

沖縄には、すばらしい黄金言葉(クガニクトゥバ)が数々あります。最も県民に親しまれているひとつが「命どぅ宝(ヌチドゥタカラ)」ですね。これは、沖縄芝居の史劇『首里城明け渡し』の姉妹編『那覇四町昔気質』の中で、第二尚氏王統第19代にして最後の琉球国王、尚泰王の台詞として出てきたものです。ここで挙げた「十番口説」は、老若男女、貧富の差を問わず、あらゆる身分の人に対して「道(良い生き方)」を説いている。五七調の口説で、多くの沖縄県民に「命どう宝」の精神を語り継ぐ歌である。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
先ぢや一番 命あり 命ぬありわどぅ 何事ん
【まぢやいちばんいぬちあり ぬちぬありわどぅ なにぐとぅん】
思てぃを居るぐとぅ叶わゆる
【おもてぃをぅるぐとぅ かなわゆる】

「命どう宝」。沖縄県民が最も大切にしている教訓のひとつ。命の大切さ、尊さを今一度確認しながら、人としての良い生き方をこの歌から学びとりたい。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933


【V.A. /沖縄民謡特選集 2】
ARTIST:V.A.
CD TITLE:『沖縄民謡特選集 2』
CODE: F25-12
PRICE: 2,500円(tax in)
詳細:キャンパスレコード店 OFFICIAL WEB SITE
昭和30年代大活躍していた沖縄民謡のスター大集合! ベストセラーのカセットテープ音源をCD化した『沖縄民謡特選集』。10巻ほどリリースされている。登川誠仁が歌う「十番口説」が収録されているシリーズ第2巻は、喜納昌永の「通い船」、嘉手苅林昌の「かいされー」等名曲揃いだ。

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