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2013年8月17日

沖縄・台湾制作映画作品『SOLARIS』INTERVIEW

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『SOLARIS』INTERVIEW

赤松裕介監督、女優:朱蕾安(Julianne)、音楽:丸山誠(jujumo)

沖縄・台湾制作映画作品『SOLARIS』
沖縄・台湾制作映画作品『SOLARIS』が完成した。
本作は、娯楽映画とは一線を画す芸術作品だ。
デンマーク、ヨーロッパで話題になった撮影手法である「ドグマ95」 
形式で撮影し、iPhone Movie『眠れぬ羊』で一役世界の話題をさらった
赤松裕介監督の第二弾作品。

『SOLARIS』は、2013〜14年、国際映画祭短編部門出品を想定し制作。
ストーリーや台詞に固執せず、
ロケーション、自然の光、役者の心象風景の化学反応をフィルムに収めた。
シンプルな撮影技法だけに、役者、撮影双方に
即興性と物理的距離感と心理的距離感との客観性が要求される。

出演は、台湾の新世代女優、朱蕾安(Julianne)、李沁凝、
撮影地である沖縄からは、明里、大嶺淳らが参加。
役者としてその力量が試される台詞無しの演技も見所のひとつ。
音楽は、沖縄で活躍する丸山誠(jujumo)が担当。

「この映画を撮影の為には、沖縄のロケーションが不可欠だった。
 作品タイトルは当初、別のものだったが、
 沖縄の空、透明感を感じ『SOLARIS』に決めた。
 世界中の人たちに今までの映画の概念を捨てて、心を開放して観てもらいたい」
と赤松裕介監督。

今年、来年と国際映画祭短編映画部門にエントリーしつつ沖縄での上映も計画中だ。
オール沖縄ロケで撮影された沖縄・台湾制作映画作品『SOLARIS』、
その公開が今から待ち遠しい。


沖縄・台湾制作映画作品『SOLARIS』
題名:SOLARIS
監督:赤松裕介監督
出演:朱蕾安、李沁凝 from 台湾
   明里、大嶺淳
音楽:丸山誠(jujumo)
詳細:AY Project Official Web Site

内容:一人の女が心の中で対立する別人格を押さえ込んだとき、
もう一人の本当の自分の欲望が姿を現す。
多重人格の殺人犯と、それを追う娘を殺された父親の戦い、
幻想と現実の狭間を漂う三人の女(人格)の葛藤を描く。
台湾の新世代女優と撮影地である沖縄で活躍する俳優の競演。
ヨーロッパの国際映画祭に出品し、ヨーロッパ、アジア問わず
世界市場に観てもらうことを目的に制作された芸術映像作品。
   

ドグマ95とは
カンヌ国際映画祭で2度グランプリを受賞したデンマークの監督ラース・フォントリアーが推奨した撮影スタイル。手持ちカメラ、自然光、マイク無し、スクリプト無し、監督と俳優の距離が物語の緊迫を生む、芸術的技法。

赤松裕介監督 PROFILE
1967年10月21日 大阪茨木市出身。
10代より、渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテイメント)に所属し、テレビ、ラジオ番組に構成作家として活躍。
25歳で香港ニューウエーブに影響を受け、映像制作に転身を決意し、香港を始めとしたアジア各国を回り、独学で映像を習得。
2001年にはKBS京都初の自社制作ドラマ「故郷~京都から21世紀のアジアへ」、同年BS-I(現BS-TBS)「PS…」と精力的に作品をつくる。
アジアの映画市場が韓国に注目している事に着目し、2004年に韓国に渡り、「ショートフイルム」、「ある長距離走者の孤独」(キムジウ・イユリ出演)を制作。2011年には韓日合作チャリティ短編映画「眠れる森の美女」を発表。
さらに、iPhoneだけで撮影した「眠れぬ羊」(シンガポール・日本制作・ミンディウォング出演)を制作した。

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