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2013年6月23日

赤馬節 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「赤馬節 」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
「「赤馬節」。八重山を代表する祝歌。「赤馬節」は、別名「いらさにしゃー」とも呼ばれます。「いらさにしゃー」とは八重山のことばで「ああ、なんとうれしいことか」という意味。その歌詞の意味、チムグクルを理解し、未来に継承していきましょう。

「赤馬節」は、八重山を代表する祝い歌です。この歌には、物語があります。八重山宮良村の役人大城師番の馬が名馬、赤馬。評判が高く、首里の琉球王府から、名馬を献上命ぜられる。しかし首里に到着した赤馬は暴れ出し、国王は激怒、「馬主は打ち首の刑に処す」と、首里上りを命じる。縄で囚われた赤馬。師番は、縄を解き乗馬すると見事に歩き始めた。国王は、「人馬一体。赤馬は、神から授かった神馬で何者もこれを私する事は出来ない」と、打ち首は免除、赤馬は主に返された。その時の喜びを詠った歌だと言われています。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
我ん産でぃる 今日だら 羽むいる たきだら
【ばんしでぃる きゆだら はにむいる たきだら】

歌が生まれた物語を知ると、この歌に込められた意味の深さが解る。生まれ変わって羽が生え、天にも昇る心地の良き日。という意味。これは、大城師番が「動物であっても、愛情込めて育てれば、思いが届き開花する」という喜びを歌ったものとされている。愛情の大切さを改めて感じさせてくれる黄金物語だ。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933

【宮良高林/名盤復刻 宮良高林 全曲 】
ARTIST:宮良高林 『名盤復刻 宮良高林 全曲』
CD TITLE: 『名盤復刻 宮良高林 全曲』
CODE: 25NCD-1005
PRICE: 2,500円(tax in)
詳細:キャンパスレコード店 OFFICIAL WEB SITE
宮良高林1917年生まれ。八重山を代表する唄者。一般の人でも歌唱できるようにと高音を特徴とする八重山民謡を音程を下げて収録。また、当時沖縄本島の人たちに馴染みの薄い八重山民謡を浸透させようと歌詞に有名な琉歌を挿入するなどの工夫も。50年代の名盤の復刻盤だ。

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