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2013年6月15日

BEGIN×沖縄ファミリーマート 沖縄音楽旅行Vol.07

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BEGIN×沖縄ファミリーマート SPECIAL INTERVIEW

映画「旅立ちの島唄〜十五の春〜」の主題歌「春にゴンドラを」リリース、そして6月には、うたの日コンサートを開催するBEGIN! 映画「旅立ちの島唄」、「うたの日コンサート」をバックアップする沖縄ファミリーマートのスペシャル・インタビュー!!

家族の絆、その大切さを感じる新曲「春にゴンドラ」。
ーどのような経緯で映画「旅立ちの島唄~十五の春~」のエンディングソングを作ることに?
島袋優 吉田監督は、南大東島の映画を撮ると決定した段階で「主題歌はBEGIN」って決めていたようです。協力できる事はなんでもやりますって感じで引き受けました。
比嘉栄昇 曲は、映画を見ずに制作しま
した。最後に主人公が「アバヨーイ」を歌うストーリーということは聴いていたので、それを支える様な歌をイメージ。この歌は、誰よりも南大東島の人が納得してくれる歌にしたかった。

ー「春にゴンドラ」は、家族との別れという決定的なシーンを歌ってますね。進学を期に島を離れる。BEGINのみなさんも同じ経験をしてますね。
上地等 俺たちが旅立った時は18歳。心細さ、不安もあったけどワクワクもしてた
(笑)。その旅立ちの時に言葉で想いを伝えるって、その場では照れくさくて出来ないんだよね。
島袋 南大東島は15歳だからね。「アバヨーイ」という歌だからこそ伝わる想いだったりするよね。すばらしい歌。
比嘉 家族との別れの切なさ、心細さってみんな感じているし、今でも変わらないと思う。都会に暮らして、そういう体験をしそびれてしまっている人も、この映画で追体験できる。別れのとき、島のお父さ
んやお母さんは、ほんとは伝えたい事がたくさんあるけど伝える事はできない。その気持ち、言えなかった言葉を代弁できるような歌にしたいと思いました。実際自分も石垣から東京へ出たとき、照れもあってサラっと旅立ったんです。「あれ、もっとちゃんと気持ちを伝えれば良かったかな」とあとで思ってみたり。旅立つ人と見送る人、両方の気持ちを代弁できたらって思ったんです。

ー歌詞の「行ってこいよ、いってくるね」。「戻って来て、戻ってきたい」という気持ちが伝わる。ある意味、ラブソングですね。
比嘉 僕は旅立ちの時、家族に「いってくるね」って言ったんだけど、今振り返って「戻ってくる」という要素も含まれているんだなと噛み締めているところなんです。
上地 いつも側にいると分らないんだよね。離れてみて初めて分る家族のありがたみなんですね。
比嘉 自分たちは、アメリカのポップスやラブソングを聴いて育った。恋愛して、キラキラしている瞬間がラブソングのピークだと思ってた。でも年齢を積み重ねてくると恋人とかに対する熱い想いっていうのは、そう長くは持てないということが分った(笑)。家族に対する想いは細くてキラキラ輝いていないかもしれんけど、ず〜っと続いていくものなのだと。ずっしり愛しく思える。音楽の味わいが分るようにもなってきたような気もする。

ーサウンドも郷愁感に溢れている。
上地 南大東島は、歴史的に八丈島の文化と沖縄の文化とがミックスされている島。だから、かならずしも三線だけではない。そういう風土というのもサウンドで表現したかったです。
島袋 沖縄の笛でイントロのメロディーを入れたんだけど、ケルト的な効果が出ると良いなとも思った。それが郷愁感に繋がってたら嬉しい。
上地 栄昇が「故郷」の匂いがする音楽を作ろうと言った事がシンクロしている。

ー「国道508号線」や「春にゴンドラ」を聴いて、歌が世界中の人の心をつなぐ触媒となっているということを感じた。
比嘉 そうだとうれしい。何年か前から、歌を使いやすい道具にしたいと思っている。歌は、ミュージシャンの為のものではなく、みんなのもの。みんなが使いやすい歌が必要なんだと感じている。最近は、みんなと一緒に歌える歌が自然と生まれているような感じです。

うたの日コンサート、3年ぶり沖縄本島へ。嘉手納町で開催!!
ーうたの日コンサート2013、今回は、本島に戻り嘉手納で開催ですね。
比嘉 うたの日をお祝いしてくれるところを呼びかけていたんですが、その中で嘉手納町の話を聞いたんです。基地の街だからこそ、アメリカの人も県民もハッピーな気持ちでうたの日をみんなでお祝いできると思うんです。それに、県外の方にも嘉手納を感じることができると思うし、地元の人にも一日、歌を耳ぐすいにしてほしいなとも思います。

ー読者のみなさんにメッセージを
上地 映画「旅立ちの島唄」は、自分たちが曲で関わった事を忘れるくらいすばらしい映画でした。ぜひたくさんの方にご覧頂きたい。
島袋 うたの日コンサートは、沖縄本島に3年ぶりに帰ってきます。石垣の方は新空港を利用してぜひ沖縄に来て欲しいなと思います(笑)。今年は、好きなミュージシャンが沢山くるのでみんなで盛り上りましょう!!
比嘉 世代交代をちゃんとしたい。バトンをちゃんと渡したい。そうするためには、自分たちができることをしっかりやらないといけない。石垣新空港開港のコンサートの時、きいやま商店がセンターに立ち僕らがバックを務めた。それは、とてもうれしいこと。「もっとこい、もっとこい」って思う。だからこそ、僕らもアクセルを吹かしていかないといけない。背筋を伸ばしつつ、受け止め、そしてしっかりとバトンタッチができるようにしたい。まだまだ、アクセルを踏み込まないとね。うたの日コンサート、今年は嘉手納で「うた」をお祝いしましょう。


【BEGIN PROFILE】
メンバー全員、沖縄県石垣島出身。1990年「恋しくて」でデビュー。 その後も順調にシングル・アルバムのリリース、ツアーやイベントなど数多くのステージで、日本屈指のライブバンドとしての地位を確立した。温かい歌でファンを魅了し続ける。

沖縄ファミリーマートは、「結」プロジェクトを推進します。
私達は、「家族(ファミリー)」を企業名に掲げています。「結」は、沖縄のやさしさ、つながりを表す言葉。失いたくない沖縄の宝の一つ。大切な仲間、故郷、自然を『家族』と捉え、つながりに感謝する「結」プロジェクトを進めてまいります。
詳細:沖縄ファミリーマートWEB SITE
facebook:沖縄ファミリーマート公式アカウント


【BEGIN/春にゴンドラ】
ARTIST:BEGIN
CD TITLE:「春にゴンドラ」
RELEASE:13年3月20日
PRICE:1,000円(tax in)
CODE:TECI-297
詳細:BEGIN WEB SITE
内容:
南大東島を舞台にした映画「旅立ちの島唄~十五の春~」主題歌
1.春にゴンドラ 2.ウルマメロディー(新録)
3.春にゴンドラ(カラオケ) 4.ウルマメロディー(カラオケ)
★CD-EVTRA仕様「旅立ちの島唄~十五の春~」
特別編集による“春にゴンドラ”プロモーションビデオ
★初回生産限定のみ特別ブックレット仕様
大城盛裕氏(芸術学博士・沖縄文化空間オーシーズ代表)による
「春にゴンドラ」「ウルマメロディー」にまつわる書き下ろし文
二編を収録した特別ブックレット付

映画 旅立ちの島唄〜十五の春〜
日程:2013年4月27日
会場:沖縄・桜坂劇場、リウボウホールにて先行公開
備考:5月中旬シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー!
沖縄・桜坂劇場、リウボウホールにて先行公開
監督:吉田康弘
出演:三吉彩花/大竹しのぶ/小林薫/照喜名星那/上原宗司/ひーぷー/普久原明/ほか
詳細:映画 旅立ちの島唄〜十五の春〜
内容:沖縄の離島、南大東島。那覇から飛行機で約1時間、船で13時間かかる。
さとうきび以外にほぼ産業はない。
この島には高校がなく、15歳の春に島を出て、家族と離れて暮らさねばならない。
実在する少女民謡グループ「ボロジノ娘」は、
毎年毎年、その15歳の節目ごとにメンバーが入れ替わる。
中学卒業の春、ボロジノ娘たちは南大東島の島唄
「アバヨーイ(八丈島の方言で『さようなら』の意)」を
多くの人々の前で、家族への想いを込めて歌う。
子どもを送りだすすべての親と、親から巣立つすべての子どもが共感せずにはいられない、
完全オリジナルストーリーの感動作が誕生した。

沖縄からうた開き! うたの日コンサート2013 in 嘉手納
日程:2013年6月29日(土)
会場:沖縄県嘉手納町兼久海浜公園
詳細:うたの日コンサート WEB SITE


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