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2015年5月11日

てぃんさぐぬ花〜親の思いを爪先に染める〜

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OKINAWA GOOD LOCATION PHOTO ESSAY
「てぃんさぐぬ花」〜親の思いを爪に染める、原風景を訪ねる旅〜

「てぃんさぐぬ花や ちみさちにすみてぃ〜」 沖縄県民に最も愛されている民謡「てぃんさぐぬ花」。オバァの話を聞きながら爪を染める「てぃんさぐぬ花」のワークショップが琉球村でスタートします。沖縄の原風景を音楽旅行しましょう。
photo: ジャン松元
JOHN MATSUMOTO WEB SITE:CHAOS~OkinawaAmericaAsiA~

沖縄県民に最も愛される歌、てぃんさぐぬ花
てぃんさぐぬ花は、沖縄県民に最も愛されている歌のひとつ。2012年、沖縄県民や沖縄を愛するみなさんに「県民愛唱歌として相応しい沖縄の歌」のアンケートを実施、集計した結果「てぃんさぐぬ花」が最も多く票を集め、県民愛唱歌に選定された。
この歌は、沖縄の先達の教えを歌った歌、歌詞の中に黄金言葉(教訓や教え)がたくさんちりばめられている。歌は、10番まであるが、6番まで歌われることが多い。歌い手によって順番などもさまざま。
本誌には、3番までの歌詞と訳を掲載。特に3番の歌詞は、いろんな訳があるが、「親は、子どもを時に諭し成長を見守ることが定めだし生き甲斐だ」と解釈したい。

日本本土、韓国でも爪先に染める風習があった
てぃんさぐぬ花とは、鳳仙花(ホウセンカ)のこと。鳳仙花の花で爪を染める風習が日本各地にある。江戸時代に爪を染めたりして遊んだことに因み、別名「爪紅(つまくれない)」とも呼ばれる。染め方は、鳳仙花の花びらを爪先に乗せ、一晩おいて染める。韓国では、爪を鳳仙花で染め、冬がくるまで色が残っていたら恋が成就するという風習もある。
鳳仙花は、茎は直立して葉は互生し、花は葉腋に2~3花ずつ付き、夏に咲く。草丈は、50~60cmで園芸用の種も市販されている。

てぃんさぐぬ花 歌詞
てぃんさぐぬ花や 爪先に染みてぃ(ホウセンカの花は 爪先に染めなさい)
親ぬゆし事や 肝に染みり (親の言うことは、 心に染めなさい)

天ぬ群星や 読みば読まりゆい (満天の星は数えれば数えられるが)
親ぬゆし言や 読みやならん(親の言うこと(教訓)は、数えられない)

夜走らす舟や 子ぬ方星見当てぃ (夜、沖に出る舟は 北極星が目当て)
我ん生ちぇる親や 我んどぅ見当てぃ (私を産んでくれた親は、私が目当て)

琉球村で親の思いを爪先に染めるワークショップを体感できます
(2013年6月企画〜期間限定企画)


【VA/『うたぬ美らさ ~心を結ぶ沖縄の歌~』】
RELEASE:12年7月18日
CODE: COCJ-37449
PRICE: 2,100円(tax in.)
沖縄県民なら知っておきたい、沖縄の大切な歌、全20曲。「仲順流り節」は「七月エイサー」としてメドレーで収録。貴重な音源満載だ!!


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