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2013年2月2日

肝がなさ節 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「肝がなさ節」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
「肝がなさ節」。戦後に生まれた楽曲ですが、いい伝えられてきた「黄金言葉」を発展させて作られました。「真の愛、愛しさ」を美しい言葉とメロディーで表現しています。その歌詞の意味、チムグクルを理解し、未来に継承していきましょう。

「肝がなさ」沖縄口で一番美しい言葉だと思います。人を裏切った苦しさ、裏切られた切なさ。夢と希望を持って人を愛した過去があり、夢も希望も親しい人も財産も、全てを無くして戦火の地獄をさまよった過去がある……。だから、人の心の痛みを知る人間になれるのです。「肝がなさ」とは、こんな人たちの「愛」のことなのです。幼少の頃から歌い続け、ベテランの域に達した歌手、饒辺愛子の代表曲であり、近年まれにみる新民謡の佳曲でファンも多い。今では「肝がなさ友の会」なる応援団まであります。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
年重び重び 肝ぬかなさ 【とし かさびかさび ちむぬかなさ】
歳を重ねることで真の愛となります。肝=「真心、真」と訳した。真の愛が大切。
【ちむがなさらや うみ かなさらや】 
真の愛しさ、心からの愛なのですと訳した。深く想いを募らせる愛を経験したからこその一説。悲劇の歴史を今一度胸に刻み、真の心、愛を見つめたい。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933


饒辺愛子 『決定版 肝がなさ節』
CODE: ACD-25
PRICE: 3,000円(tax in)

1962年、20歳で喜納昌永先生に師事。民謡三人組を結成、民謡界のアイドルとして出発。透き通った歌声で爆発的な人気となる。1988年「肝がなさ節」をレコーディング、不滅のヒット曲となる。現在「民謡クラブなんた浜」を経営、その美声を響かせている。(RELEASE:1991年)


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