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2012年11月15日

赤田首里殿内 〜オバァが歌う手遊び歌〜

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OKINAWA GOOD LOCATION PHOTO ESSAY
「赤田首里殿内」〜オバァが歌う手遊び歌、原風景を訪ねる旅〜

「しーやーぷー、しーやーぷー。みーみんめー、みーみんめー」 沖縄県民に最も親しまれている童歌のひとつ、赤田首里殿内。オバァが子守唄代わりに歌ってくれたり、手遊びを教えてくれたり……。この歌から感じる沖縄の原風景を音楽旅行。
photo: ジャン松元
JOHN MATSUMOTO WEB SITE:CHAOS~OkinawaAmericaAsiA~
写真提供:DEE okinawa(でぃーおきなわ)

首里赤田町のみるくウンケーと「赤田首里殿内」
那覇市首里赤田町で行われている伝統行事、赤田の「弥勒ウンケー(みるくうんけー)」。「みるく」は弥勒から、「ウンケー」はお迎え、という意味。琉球王朝時代から石川家を中心に行われてきた祭礼。
赤田のみるくウンケーの起源は約300年前にさかのぼる。僧侶が中国から持ち帰ったという弥勒の絵を基に、嘉手苅ヌウスメーという赤田の村人が面と張り子を作り、練り歩くようになったとされている。昭和初期に休止したが1994年に復活。毎年旧暦の7月16日前後に行われる。
現在は公民館から「みるく」の神様をお迎えし首里赤田町内を練り歩く。
行列は、大きな扇を手に持ったみるくを先頭に、ドラやピーラルラー(らっぱ)、クー(小太鼓)、子供たちなど約100人が参加し構成。その際、「赤田首里殿内」を歌い住民の無病息災を願いスネーイ(行進)する。

子どもをあやす手遊び歌として 親しまれる「赤田首里殿内」
歌の囃子の部分は、「シーヤープー、シーヤープー」とはじまることから「シーヤープー」として、子どもをあやす手遊び歌として多くの沖縄県民に親しまれている。歌は、弥勒さまをお迎えし、無病息災、五穀豊穣、弥勒の太平の世「世果報(ゆがふ)」を願う内容。いつの世も願いはひとつ。世果報を祈る「赤田首里殿内」、100年先に伝えたい沖縄の歌と風習です。

赤田首里殿内 歌詞
赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)
黄金灯籠提げてぃ(くがにどぅーるーさぎてぃ)
うりが灯がりば(うりがあかがりば)
弥勒御迎え (みるくうんけー)

しーやーぷー しーやーぷー みーみんめー みーみんめー
ひーじんとー ひーじんとー いーゆぬみー いーゆぬみー

琉球村で手遊び歌を体感できます(12月企画スタート予定)


【VA/『うたぬ美らさ ~心を結ぶ沖縄の歌~』】
RELEASE:12年7月18日
CODE: COCJ-37449
PRICE: 2,100円(tax in.)
沖縄県民なら知っておきたい、沖縄の大切な歌、全20曲。「仲順流り節」は「七月エイサー」としてメドレーで収録。貴重な音源満載だ!!


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