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2012年10月2日

「デンサー節」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「デンサー節」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
沖縄県民に代々歌い継がれてきた「デンサー節」。戦前に生まれたこの曲には、先人が残した教え『黄金言葉(くがにくとぅば)』が残されています。その歌詞の意味、チムグクルを理解し、未来に継承していきましょう。

「デンサー節」は、西表島の上原集落の役人、宮良里賢によってつくられた教訓歌。発祥の地上原集落では、上原デンサー祭り(上原公民館主催)がデンサ節之碑広場で毎年賑やかに開催されています。上記の歌詞は、沖縄本島バージョン。明治時代、ウチナー芝居シー(沖縄芝居師)が、八重山へ公演に行った際持ち帰り、沖縄本島バージョンの歌詞が生まれ多くの沖縄県民に親しまれました。デンサー節の歌詞は、多種多様。歌い手によって、アレンジを加えられることが多いのも沖縄民謡の特徴です。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
余の肝高さ 前にどくるぶる 【あまりのちむだかさ まいにどくるぶる】
肝高さ=プライドと訳した。ある程度のプライドの高さは必要だが、プライドが高すぎると失敗してしまう。儒教の教えである「中庸」の大切さを説いている。
【むぬいらばちちしみよ くちぬふかんぢゃすなよ】 
思慮深さを説いているともいえる。思慮深い発言を心がけたいものである。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933


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