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2012年9月16日

「物知り節」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「物知り節」〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜
沖縄県民に代々歌い継がれてきた「物知り節」。戦前に生まれたこの曲には、先人が残した教え『黄金言葉(くがにくとぅば)』が残されています。その歌詞の意味をご存知ですか? 作者である普久原朝喜氏の貴重なノートも掲載しました。

「物知り節」は普久原朝喜の補作詞・作曲の作品。戦前から沖縄県民に最も親しまれている教訓歌のひとつ。(備瀬)
父、朝喜は、「うらなみ」ではなく「浦波節(うらは)」と言っていました。琉球各民謡音楽協会の課題曲にもなっています。(普久原)


【曲解説 普久原 恒勇/備瀬 善勝】
普久原恒勇(右):沖縄が生んだ偉大な作曲家。父は、「物知り節」作者の普久原朝喜。
備瀬善勝(左):多数の民謡音源制作に携わる。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。


朝喜直筆、昭和34年民謡指導曲を記したノート。左3番目に「物知り節」が。

百沖SONG黄金言葉
誠ゆい他ぬ道や踏むなよ 【まくとぅゆいふかぬみちやふむなよ】
物知り=博識者=村の年長者からの教訓。誠、真の道を歩むことを良しとして説いている。
情ゆい他に頼むしやねさみ 【なさきゆいふかにたぬむしやねさみ】
ここでいう「なさき」とは、情愛の心、慈愛に満ちた心。利己主義にならず、人を思う気持ちこそ大切、頼りになると説いている。

【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933


普久原朝喜 『チコンキーふくばる』
CODE: ACD-3006
PRICE: 3,000円(tax in.)

近代琉球民謡の祖 普久原朝喜氏のSP盤復刻。1927年大阪を拠点にマルフクレコードを設立。以来「チコンキーふくばる(蓄音機の普久原)」と称される。代表作である「物知り節」、「通い船」、「果報節」などの名作が収められている貴重なCD。(RELEASE:03年6月)


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