ホーム > トピックス > BEGIN熱唱 北風にのって届けエール!! 沖縄国際映画祭フィナーレ

2011年3月28日

BEGIN熱唱 北風にのって届けエール!! 沖縄国際映画祭フィナーレ

Share on Facebook

3月18日(金)から、約10日間にわたる開催となった
「沖縄国際映画祭」が昨日、宜野湾市海浜公園にて幕を閉じました。

東北地方太平洋沖地震をうけ、一時は開催を危ぶまれた映画祭でしたが、
「私たちにも、できることがきっとある Yell, Laugh and Peace!!」をテーマに
被災地へ向けて大きなエールを送るイベントとして開催。


会場内9ヶ所に設置されたは募金ステーションでは、
吉本興業所属のお笑い芸人さんをはじめ、映画祭作品に出演した俳優さんたちが
来場した方々に向けて、募金活動の協力を呼びかけました。
映画祭で集まった義援金は971万8485円。
加え、映画祭受賞作品に授与された賞金総額647万円や
芸能人の生写真販売サイト「ナマーシャ」で販売中の
被災地へのメッセージを入れた写真「Yell, Laugh & Peace」の売上も
義援金として寄付されます。

また、期間中には会場に30枚のメッセージボードを設置。
映画出演者を含め、約4万人分のメッセージが書かれました。
このように「沖縄国際映画祭」では、ここ沖縄から遠く離れた東北の地に
私たちに今、何ができるかを思い起こさせる素晴らしいきっかけを与えてくれました。


フィナーレにはビーチステージでBIGINが
「三線の花」「オジー自慢のオリオンビール」そして「島人ぬ宝」を熱唱。
ボーカルの比嘉栄昇は「戦後の沖縄のオジィ、オバァは、命のお祝いをすることから始めました」と
「ヌチヌスージサビラ」について触れます。
これは小那覇舞天(おなはぶーてん)が戦後、心に傷を負い、
希望を失って暮らす人々の家々を、夜な夜な訪ね歩き、
「命のお祝いをしましょう!」と言って、三線を弾いて歌い、
琉球舞踊を踊って、励ましていったのが始まり。
「今はまだお祝いができる段階では無いかもしれないけれど、
東北の皆さんにも、命のお祝いができる日が訪れますように」と言葉を寄せました。

「オジー自慢のオリオンビール」は、とても陽気な曲ではあるけれど
「戦後復帰を迎えた頃は、みんなおんなじ夢を見た
夢は色々ある方が良い 夢の数だけあっり乾杯♪」という歌詞に
会場に集まった全員の想いが、東北地方復興と、
そこに住む全ての人たち、一人一人に、夢の花が咲きますようにと願いを込めました。


そして最後は参加芸人らとともに、沖縄国際映画祭のテーマソングでもある
「笑顔のまんま」を会場全員とともに大合唱。
「僕が笑いを君にあげるから 君の笑顔を僕にください」という歌詞が
東北地方の被災地を思う一人一人の心に響きわたりました。

第4回沖縄国際映画祭 INFORMATION
日程:2012年3月24日(土)〜3月31日(土)
会場:第1会場/沖縄県宜野湾市(沖縄コンベンションセンター及び周辺施設)
第2会場/沖縄県那覇市(桜坂劇場及び国際通り周辺、北谷町はじめ県内各所)
※予定
主催:沖縄国際映画祭実行委員会

コメントは受け付けていません。

ホーム > トピックス > BEGIN熱唱 北風にのって届けエール!! 沖縄国際映画祭フィナーレ