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2011年3月28日

沖縄国際映画祭クロージングセレモニー 中谷美紀主演『阪急電車』二冠受賞

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こんにちは、tongです。
このトピックでお届けするのは、
昨日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された
沖縄国際映画祭のクロージングセレモニーの模様。
映画祭期間中上映された数多くの作品の中から
一般審査員、観客投票審査、特別審査員より選ばれた素晴らしい作品が受賞されました。


受賞作品の発表の前に、沖縄県知事の仲井眞弘氏や
沖縄国際映画祭実行委員会副会長でもある安里猛宜野湾市長などが挨拶。
仲井眞知事は、メッセージボードに被災地に向けたエールを綴りました。


いよいよ、受賞作品の発表へ。
「翻訳なしで世界中の人を笑わせる」というルールで
「ゴールの瞬間の喜びを言葉を使わずに表現する」というテーマに挑戦した
短編映画コンペティション「World Wide Laugh」グランプリには、
TBSのバラエティ番組『あらびき団』から「BALOON MAN the CHALLENGER」。

「JIMOTO CM COMPETITION」グランプリには、
ガレッジセールの川田さんが出演した、沖縄県の鈴木雅子さんの作品が受賞。
また、「“Laugh部門”海人(うみんちゅ)賞グランプリ」には
タイ映画『A Crazy Little Thing Called Love』が選ばれました。

加え、中谷美紀主演の「阪急電車 片道15分の奇跡」が
「“Peace部門”海人(うみんちゅ)賞グランプリ」と
「審査員特別賞 ゴールデンシーサー賞」の二冠に輝きました。
作品について、一般審査員の内山一文さんは、
「この作品はありふれた日常の中で展開される物語で、
人と人との出会いやつながりが感じられ、
見終わった後にハッピーな気分になりました」と紹介。

また審査委員長・釜山国際映画祭執行委員長のイ・ヨングァン氏は
「電車から見える美しい景色は世界中で共感できるだろう。
審査員一致でこの作品を選んだ」とコメント。

二冠を受賞し、トロフィー代わりの2匹のシーサー像を手にした
チーフプロデューサーの重松圭一氏は、
「この映画は、派手な演出や大きな事件が起きる映画ではない。
日々の生活の中で、何気ない幸せをテーマにしている。
こんな時だからこそ、そんな小さな奇跡をテーマにしたかった。
シーサーは2体あった方が良い。映画祭に参加できただけでなく、
賞まで受賞できて、本当に嬉しい」と喜びのコメントを残しました。


そして審査委員長のイ・ヨングァン氏より
今回の映画祭のテーマである「Laugh & Peace」というテーマに合った
印象深い2作品が、スペシャル・メンションという形で発表。
『クロサワ映画2』と『A Crazy Little Thing Called Love』が選ばれ、
映画祭審査員のワン・ルーガン氏よりトロフィーが送られました。
壇上に上がった森三中の黒沢かずこは
「シェイシェイ。本当にビックリです。ありがとう」とお礼をのべ、
共演した椿鬼奴は、喜びの気持ちをボン・ジョヴィ熱唱で表現し、会場の笑いを誘いました。


最後に映画祭の実行委員長である
吉本興業株式会社代表取締役・大崎洋社長が挨拶。
「映画祭開催中、小雨と北風の吹く天候となったが、
願わくばこの北風にのって、私たちの願いが被災地の皆さんに届きますように。
人と人とのつながり、人と自然とのつながりがずっと続きますように。
世界に届けわんくぬ(わたしたちの)愛を!」と締めくくりました。

次回の開催は2012年3月24日(土)〜3月31日(土曜)。
同じ宜野湾市の沖縄コンベンションセンターや周辺施設、
また那覇市桜坂劇場や国際通り周辺、北谷町はじめ県内各所での開催を予定しています。

第4回沖縄国際映画祭 INFORMATION
日程:2012年3月24日(土)〜3月31日(土)
会場:第1会場/沖縄県宜野湾市(沖縄コンベンションセンター及び周辺施設)
第2会場/沖縄県那覇市(桜坂劇場及び国際通り周辺、北谷町はじめ県内各所)
※予定
主催:沖縄国際映画祭実行委員会

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