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2011年3月23日

沖縄国際映画祭カウントダウンフェスタ「漫才ギャング」プレミアム上映レポート

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ハイサイみなさん、タハラです。
暦じゃすっかり春のはずなのに、きょうも肌寒いですね。
皆さん、体調管理はしっかり行ってくださいね。

さて、きのうから始まった沖縄国際映画祭ですが、
オフィシャルイベントの前にカウントダウンフェスタと題し、
先週末から様々なイベントがありました。

今回そのなかから初日に開催された
「漫才ギャング」のプレミアム上映にお邪魔してきました。
今回のトピックでは、その模様をお届け致します。

漫才ギャング舞台挨拶
会場前から多くのお客さんが集まった宜野湾市民会館。
上映前に品川ヒロシ監督と大悟(千鳥)が舞台挨拶を行いました。

漫才ギャング舞台挨拶
「いま日本は本当に大変な時期ですが、東北地方のみなさんの笑顔を取り戻したい。
まずは義援金という形で、皆さんからのチケット代や集まった収益金を
日本赤十字社を通して寄付したいと思います。
この映画が少しでも日本の元気につながれば」
と、原作と脚本も手掛けた品川監督。

沖縄は個人的にも好きで、何度も訪れているとか。
「沖縄の人は、それまでずっと友達だったかの様に突然声をかけてくれる」
と滞在中のエピソードも交えたトークが進みました。

漫才ギャング舞台挨拶
沖縄の人はみんな、下の名前で相手を呼ぶというエピソードから
「僕が呼ばれるならどんな感じかな?」という問いかけに、
会場からは「ひーろー!!」という声が。
「ヒーロー(Hero)か。いいねぇ」と本人もお気に入りの様子。

漫才ギャング舞台挨拶
この日に登壇予定だった佐藤隆太や上地雄輔に代わり
急遽ステージに上がった大悟は開口一番、
「何故お前なんだ?ということは一切忘れていただきたい(笑)」
と会場から笑いを誘っていました。
品川監督からも「ポスターにもこんなにちっちゃくしか写ってないのに(笑)」
と言われていましたが、劇中では鍵を握る重要な役柄でした。

気になるこの映画のストーリーは…


突然、相方から解散を言い渡された芸人の飛夫(佐藤隆太)と
喧嘩に明け暮れる不良の龍平(上地雄輔)が留置場で出会い、
漫才コンビ「ドラゴンフライ」を結成。
ここから生まれた友情と絆が、お互い、そして周りの友人たちにも広がり、
ドラゴンフライもブレイク寸前、というところで
借金取りの金井(宮川大輔)や敵対していた不良グループが現れる。
さぁ、果たしてふたりの運命やいかに!?

オープニングの漫才のシーンと喧嘩のシーンとのシンクロや、
元カノの由美子(石原さとみ)とのエピソードなど見所は沢山ありますが、
個人的に印象的だったのは、借金取りの金井が
飛夫の元相方の石井(綾部裕二)の部屋に押し入るシーン。
「おしるこ」を見るたび、しばらくは笑いが止まらなくなりそうです(笑)。
自称フリー芸人の小渕川(秋山竜次)のオタクっぷりや、
龍平とデブタク(西代洋)とのやりとりなども必見です。

漫才ギャング舞台挨拶
本作品は、この日のプレミアム上映の翌日19日から
シネマQミハマ7プレックスで公開中です。
是非劇場にてご鑑賞ください。

このカウントダウンフェスタの期間中に、
各会場へご来場いただいた方々からの被災地への募金の総額は、
1,926,491円だったそうです。
映画祭開催中も引き続き、会場各地で受け付けています。
お預かりした募金は、日本赤十字社を通して、
東北地方太平洋沖地震の被災地の義援金として寄付させていただきます。


漫才ギャング
原作・脚本・監督:品川ヒロシ
出演:佐藤隆太/上地雄輔/石原さとみ/綾部裕二/宮川大輔、ほか
上映:シネマQミハマ7プレックス

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