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2024年11月4日

音人 音楽女子 113|木和田秋穂 Cover girls 2024 November

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旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2024年11月のモデルは、木和田秋穂 さん。ポートレート、テキストでお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「19の春」沖縄俗謡歌

episode of my favorite song.

「19の春」は様々な方が歌われていて、映画『ナヴィの恋』でも取り上げられた楽曲で有名ですが、私がこの曲に出会ったのは大学生時代にアルバイトをしていた料亭です。この料亭では三線の演者さんが演奏してくださる時間があったのですが、たまたまその日の演者が演奏されているのを聴いて電気が走るくらい惹かれてしまいました。THE BOOMさんも歌われていますが、2番の歌詞の後半が違いますし、映画『ナヴィの恋』でも一部歌詞を変えられていました。そこが面白いので、歌い手さんやアレンジを選ばずに聴いています。

元THE BOOMの宮沢和史さんは私の母校である沖縄県立芸術大学の非常勤講師であり、学生時代に授業を受けさせて頂いたことがあります。宮沢さんは様々な国や地域に行き、音楽収集をされてきていますが、沖縄でも音楽収集をされています。沖縄は面白いことに小さな島国であるのに大きく分けると6つの方言があり、更にそこから分裂して10数個の言葉があります。そのような地域ごとの言葉の違いの面白さや地域独自の文化・芸能を教えてくださったのが現在の私の音楽に活きています。

宮沢さんも私も沖縄県民ではありませんが、沖縄県民ではないからこそ見える、琉球文化・芸能の価値もあると私は考えています。宮沢さんのように、このような沖縄の素敵な楽曲・文化達を残し、後世に伝えていく活動ができるよう、これからも学んで文化保全についてら考えていきたいです。そしてこの「19の春」が、皆様にとって沖縄の芸能や文化について考えるきっかけになる1曲になれば嬉しく思います。

木和田秋穂 Akiho Kiwata
誕生日:9月20日
血液型:A型
身長:157cm
職業:ピアニスト、ピアノ講師、リトミック講師、被写体
趣味:読書、デザイン、レコード収集
特技:右利きですが、左手でもお箸使えます笑
将来の夢:様々な国・地域の文化や、それらに関わるアーティスト・技術者を守る活動をしていきたいです。
チャームポイント:たまに抜けているところ。
彼氏にしたい有名人:反町隆史
憧れの女性有名人:飯島望未(バレエダンサー)
▶︎Instagram: Official Instagram 木和田秋穂 Akiho Kiwata

木和田秋穂ピアノリサイタル
リスト・ショパンから紡がれたスクリャービンの世界

日程:2024年12月8日(日)
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:16:30開演(16:00開場)
料金:全席自由2,500円(ストリーミング配信あり)
▶︎木和田秋穂ピアノリサイタル

Akihoさんとの出会いはInstagram。3〜4年くらい前の彼女が大学生の頃から、気がついたら互いにフォローし合っていて縁あって今回の出演となりました。Akihoさんはピアニストでピアノ講師、リトミック講師、被写体と多忙を極める人気のアーティスト。スケジュールの調整がなかなか厳しい彼女ですが、互いの日程を何とか調整し撮影に至りました。久々に本格的なクラシック系音楽女子の撮影、しかも今回(2024年11月号)から11年目に入った『音人 音楽女子』、出演ゲストがピアニストとあっていつも以上に楽しみな回となりました。

前回の『音人 音楽女子』に引き続きキセキ的マッチングからまもなく、初回MTG+テストシューティング当日。cafeでのMTGでは初見とは思えない程、アレコレとレアな話題で盛り上がり久々に会った同郷の子かと思うレベル。尽きない話題はさて置き、テストシューティングへ。通常テストシュートでは1〜2コーデを軽く撮影するのですが、せっかく作ってもらった時間を有効に使いたかったので3コーデ撮影。

被写体としての活動もしているAkihoさん、軽いレクチャーをしながらの撮影で感じた事は被写体モデルというより、役者・女優さん? チックな表現力、つまりシーンごとにスイッチのオンオフを切り替える印象。やはり舞台で演奏をするアーティストさん、表現力は小さい頃から十分鍛えられてきたんだと思う。テストシューティングの後半では自身のワールドに入ったかのような瞬間が何度もあった。これだからジャンルを問わずアーティストと呼ばれる方々との撮影は引き込まれる。

本番用のコーデのデータチェック、アーティストとしてのON・OFFな印象、基本的にはAkihoさんのアーティストとしてのLIFEを撮り下ろすモードで撮影に臨んだ。1コーデ目からスイッチが自然に入り流れるように撮影が進んでいく。多少風はあるものの、それを回避しながら撮影は進む。外ロケでは秋コーデからスタートし徐々に冬モードに切り替えて行く。外ロケで5コーデ撮り下ろし、予定時間を大幅に前倒しランチcafeへ。本番撮影では珍しく割と長時間マッタリと……。そして今回グランドピアノがある小ホールでの撮影も有り、舞台演奏用のドレス2着を撮り下ろす。

ラストのグランドピアノを使った撮影ではアー写?という華やかでクールなAkihoさんを撮り下ろさせて頂きました。やはり彼女はそのために生まれてきた子!そう実感した撮影になりました。

【plan-d profile】

Photographer:plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル 2020年・2019年・2018年・2017年・2016年・2015年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/

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