ホーム > インタビュー > 音人 音楽女子 104|糸数 凜 Cover girls 2024 January

2024年1月5日

音人 音楽女子 104|糸数 凜 Cover girls 2024 January

,,,,,

Share on Facebook

旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2024年1月のモデルは、糸数 凜さん。ポートレート、テキストでお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「てぃんさぐぬ花」夏川りみ

episode of my favorite song.

夏川りみさんの「てぃんさぐぬ花」。小さい頃おばあちゃんと一緒に民謡を聞くことが多かったのですが、当時の私は方言の歌詞の意味はわからなく、おばあちゃんと一緒に歌うことが、ただた楽しかったのです。ある日、母の言うことを聞かず、反抗し凹んでいる私に、おばあちゃんが「てぃんさぐぬ花」の1番と2番を歌い歌詞の意味を私に伝えてくれました。「てぃんさぐぬ花や 爪先ちみさちに染すみてぃ 親うやぬゆしぐとぅや 肝ちむに染みり」「天てぃんぬ群むり星ぶしや 読ゆみば読ゆまりしが 親うやぬゆしぐとぅや 読ゆみやならぬ」。

昔はホウセンカの花を爪に塗ってマニキュアのように爪を染める風習があったそうで、よく染まり色がとれにくいので爪を染める事と同じように親の教えは深く心に染めなさい。お星様は数えようと思えば数えられるけど、親の教えは数えられないぐらい沢山あるんだよ。って言われた私はその言葉が心にすごくささりました。この曲を聞くたびにその言葉を思い出しとても大事にしている曲です。歌詞もとてもいいのですが優しく落ち着いた三線の音もすごく良くより考えさせられました。

今でもたまに、母親とぶつかる事があったり、1人で悩んでる時にこの曲を聞いておばあちゃんが私に伝えてくれたことを思い出したりしてます。この先私も結婚して子供を授かったら聴かせてあげたいと思っています。 私に沢山の愛情を込めて育て、色んなことを教えてくれた親や周りの皆には感謝の気持ちでいっぱいです。歌詞の意味を理解した上で聴いていただきたい1曲です。

糸数 凜 rin itokazu
誕生日:08月13日
血液型:A型
身長:170cm
職業:保育士、フリーモデル
趣味:旅行・海行くこと
特技:誰とでも仲良くなれること?
将来の夢:世界旅行
チャームポイント:横顔
彼氏にしたい有名人:特にいないです
憧れの女性有名人:anzai seira

▶︎Instagram: Official Instagram 糸数 凜 rin itokazu

フリーモデルをしているrinさんとの出会いは、音楽女子 音人 Vol.102号に出演頂いたitsumiさんの紹介から。Instagramでrinさんをひと目見て久々に落雷にあった感覚! しかし最近のSNS投稿photoはかなりアプリで加工されてる場合が多く、リアルにお会いするまではなるべくフラットな状態でいるようにしています。LINEでやり取りがはじまり、日程調整を数回程行いミーティング&テストシューティング当日。待ち合わせ場所に到着、細身で170cmの長身女子のrinさんファーストインプレッションが、『あなたはなぜ沖縄にいるの?』でした。

私の車でcafeミーティングを最寄りのスタバへ。通常なら撮影に関するおおまかな内容と、音人 音楽女子への出演で重要視するポイントや本人なりのmission等ヒアリングから入って行くのですが、rinさんには「どこか芸能事務所に所属したことは無いの?」「ショッピングモール等歩いててスカウトされたことは無いの?」「東京の事務所に入る気は?」……等 いくつかの質問からスタート。ここ数年出会ったモデルさんの中でも圧倒的な存在感で、イロイロ聞かずして撮影の打合せなんて出来ません状態でした。

一通り質問終了しrinさんの希望等を受け、撮影に臨む心の準備が出来ました。写真から見てお分かりの通り、そのスレンダーさと手足の長さとボディバランス、そして童顔でキュートなお顔…しかしメイクや表情次第で大人っぽい印象にもなるrinさん。沖縄県内でなかなか探せない逸材……。現時点での修正点はほとんど無し、強いて言えば現在進行中の下の歯の矯正治療くらい。この矯正も今年春には終了するとのこと。そんな話をして行くうちにあっという間に2時間。そのヒアリングで印象的だった、東京で親御さんと歩いててスカウトされた話.……。もう今回はテスト撮影はしなくても良いんじゃない? 的な気分になってった私でしたが、軽く1時間撮影し、少しアドバイスするくらいで後はrinさんの感性にお任せした方が良い結果になると確信。

本番撮影に向けコーデの写メが送られてきましたが、これまた東京のモデルさんチックなrinさんらしいコーデが続々と届きました。いよいよ本番当日! 先月に引き続き天気予報では雨〜曇り。多少の雨なら十分避けられる施設での撮影にシフトチェンジし、ロケ場所へ。やはり今回もパラパラ降ったりはしましたが、基本的に撮影は順調に進みます。コーデごとにrinさんのポテンシャルの高さに感心し、キャリアがある上級者に出す指示やリクエストにも軽々しく対応していくrinさん。「この子はモデルするために生まれてきた子?なんじゃない?」って思う瞬間が何度もあり撮影はサクサク進みました。残り2コーデというタイミングで遅めの昼食をいつもお世話になっているcafe restaurantへ。ランチ終了時点で店内には私達のみになっていたため、お店の方に許可を取って撮影させて頂きました。

2023年12月のラストのラストにこんな出会いが待ってるなんて、と思える程のポテンシャルの高いモデルrinさんに出会えました(2023 model of the yearですね)。現在22歳の彼女、2024年は勝負の年になりますね。rinさんのブランディングのお手伝いをやっていきたいと思います。

ps.そして昨年、音人 音楽女子で出会った被写体の皆さん2024年も宜しくお願いします。

Photographer:plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル 2020年・2019年・2018年・2017年・2016年・2015年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/

コメントは受け付けていません。

ホーム > インタビュー > 音人 音楽女子 104|糸数 凜 Cover girls 2024 January