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2022年8月29日

かりゆし58 × ORION BEER INTERVIEW|沖縄音楽旅行Vol.44 WEB版(Short Ver.)

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ORION BEER 100 OKI_INTERVIEW

Interview & Text:幸田悟

再々会会 かりゆし58 沖縄本土復帰50年と未来

新型コロナウイルス感染症の影響で活動が制限されるなか、2022年5月、2年ぶり9枚目のアルバム『七色とかげ』をリリースした。コロナ禍に翻弄された激動のこの2年間の足跡と心の日記を辿るような作品となっている。濃密だった2年間の想いや、本土復帰50年を迎えた沖縄について4人のメンバーに語ってもらった。読み応えたっぷりのスペシャル・インタビュー。

──かりゆし58のみなさんとは、沖縄音楽旅行Vol.35のインタビュー以来となるので、ちょうど2年ぶりの再々会会です! コロナ禍に翻弄された激動の2年間だったと思うんですが、それぞれどのように過ごしてました?
前川真悟 世のなかすべてにおいて、形をいろいろ変え、試行錯誤しながら活路を見出してきた2年だったと思うんです。ぼくは、ずっとやってみたかったことをやっていくみたいな……。バンドとはまた違う形でチャレンジできて、楽しかったです。2021年は、バンドがおかげさまで15周年の節目だったり、メンバーみんな同級生なんですが、40歳の区切りだったり、かりゆしとしていろいろ計画していたんですが、一連のコロナの流れでそれがほとんどできなくなって……。その分、自分のエネルギーを絶やさないようにしようと思い続けた2年でした。それで昨年の6月に「ストロボ」、「瞬間のマシンガン feat.ORIONBEATS」、それから立て続けに「PARTY」、「夏雨」などを初のソロ音源として配信リリースしました。ソロで楽曲を制作、リリースすることで、かりゆしでやるべき音、コアのようなものが見えたような気もします。
新屋行裕 かりゆし58としてずっと活動していたので、コロナ禍の最初のころは、「休みがもらえてラッキー」っていうくらいな感じでした(笑)。それから、だんだんおかしいぞと……。でも、最初の一年は、アウトドアとかしたり良いリフレッシュの期間になりました。もちろん、音楽はしっかりやってましたよ(笑)。
宮平直樹 ぼくね、怪談にハマってて(笑)。YouTubeで『宮平直樹 from かりゆし58|不安休さんの9ちゃんねる(仮)』を始めました。いままでに40本以上はアップしてます。オカルトネームは、『不安休(ふぁっきゅう)さん』。怪談ファンはぜひチェックしてください。
宮平直樹fromかりゆし58|不安休さんの9ちゃんねる
中村洋貴 行裕とキャンプばっかりやってました(爆)!!

──それぞれの2年間があって、それをまたかりゆしの活動にフィードバックするということなんですね。さて、沖縄は、本土復帰50年の節目を迎えました、それについて真悟さん、思うところはありますか?
前川 大きな節目ですよね。復帰当時こんな噂を子どもたちがまことしやかに話をしていたそうなんです。「カリフォルニアから、日本になる。そうすると沖縄に雪がふるらしいよ」と。その噂から生まれた夢を50年後に実現したいという思いがあります。沖縄に雪を降らせることで、「50年前よりおもしろい沖縄になってるな」そう島の人が思えるような年にしたいと思ってます。

──2年ぶり9枚目のアルバム『七色とかげ』、今回のアルバムについて伺います。まずはこのタイトルに込めた意味を教えてください
前川 実は、17〜18年前かな、ぼくらが「かりゆし58」というバンド名になる前、「ひめゆり船団」というバンド名だったときに、自主制作した作品のタイトルが『七色とかげ』だったんです。CD-Rで2,000枚作ってそれをばらまいて、そのうちの1枚がいまのレコード会社に届いて縁を繋いでくれました。言わばぼくらの原点です。沖縄本土復帰50年の節目でもあるし、原点回帰的なアルバムのタイトルにしました。

──ダブルミーニング、2つの意味がかけられてますね。七色のトカゲ、そして七色と影。今の世の中の状況をうまく、表現していると思います
前川 ありがとうございます。沖縄の光り輝ける部分と影の部分という意味合いも含んでます。

沖縄音楽旅行恒例 かりゆし58『七色とかげ』全曲解説

M.01 再々会会
──詞のワンフレーズ、ワンフレーズがとても愛しい。「ああ もう行かないと寂しいのは 愛しいから さあ、終わらせないと 新しいが生まれない 今日も言わないよ サヨナラは「ありがとう」 きっとこの次を「待ち遠しい」が繋ぐよ」冒頭の歌詞だけでも泣けてきます
前川 これは地元の沖縄県糸満市立兼城中学校の生徒たちといっしょに作品にしたものなんです。1年生から3年生まで、コロナ禍で3年目の春に思うことを、詞の断片や絵でもいいから寄せてもらって、そこに俺たちがメロディーをのせて形になった曲です。まさに青春の輝きと青春の儚さのようなものが宿る曲です。

──特別記念ムービーも学生のみんなの学校生活や曲制作のプロセスなどが記録されていてとてもいいですね。子どもたちの一生の宝ものですね
前川 ぼくらの作品というよりも、彼らにとっての日々の記録にしてもらうためのもの、それにちょっとぼくらが添えさせてもらったという、彼らの曲です。思い出になってくれると嬉しいですね。

──ギターのソロやバッキングも単音を生かしてとてもシンプルだけど、心をつなぐ一本の糸のよう
宮平 そういわれたらメチャクチャいいですね(爆)。

M.02 Jump UP!
──かりゆし58青年団のエイサーソングのよう。沖縄色満載のカラフルソングですね
中村 コロナ禍となりライブで声が出せない状況が続いているじゃないですか、でもジャンプだったらできるだろうと、そういう曲です。これだけ「ジャンプアップ、ジャンプアップ」って言っててジャンプしなかったらメーゴーサー(ゲンコツ)です(笑)。

M.03 国際通りに雪が降る
──先ほども話してましたけど、沖縄が本土復帰するころ「国際通りに雪が降る」っていう噂がありました
前川 沖縄の50年越しの夢を今年叶えたいなと思って収録しました。雪の滑り台とか作って、子どもたちがそこで雪と戯れると。その横で、BEGIN、モンパチ、かりゆしとか、沖縄の音楽ができればライブで流れてたらいいなと。かりゆし58がやりたいことって、そういうことなのかもしれません。大人になって、県外に出て人生で初めて雪を見たらきっと「寒いな、心細いな」って思うと思うんです。そこに、あの子どものときに経験した雪が、背中を押すような1日を今年作れたらいいなって思ってます。そのテーマソングです。

──実現するといいですね! 作詞作曲は下里タカマサとクレジットされてますがどなたですか?
前川 「ベジタブル100%」という、糸満でも数少ないバンドマンの20年前の曲なんです。

M.04 ミルクと包帯
──2022年2月22日にこの曲と「国際通りに雪が降る」、「Where Have All The Flowers Gone」の3曲を配信リリースしました
宮平 ぼくの気持ちとしては、この曲は同世代くらいの人に何か感じてほしいなと思ってます。夢とか恋って、10〜20代のころは、ドンピシャあるんですよね。でもぼくら世代、40歳くらいになっても、もう一度そういう熱さを思い出していろんなことに挑戦したりできたらいいよなって。

──間違いなく、迷子になりそうな夢、大切に育てていきたいという気持ちにさせてくれます
宮平 そういう思いが届いてくれたら嬉しいです。

M.05 HeartBeat
──シャッフルビートを刻むリズム隊にチムドンドン、スキップしたくなる曲です。メンバー全員参加のボーカル&コーラスは秀逸!! 2021年2月22日にこの曲と、「小麦色恋心」、「あいをくらえ」、「掌」の4曲を配信リリースしました
新屋 元々は、洋貴が復帰して、待っててくれた人たちに恩返しじゃないけど、みんなで声届けたいなと始まった曲です。メンバーそれぞれが歌詞を書き、それぞれが歌うという手法で制作しました。初めて聴く人も、メンバーみんながリードボーカルをとっているので、かりゆし58の入り口になったらいいなとも思います。
前川 16年前、スリーピース・バンドとしてデビューしたかりゆし58が、いまはドラムの和也も含めて5人になっているというのが財産。それを象徴するような曲です。

M.06 ちょき
──聴く人それぞれが、大切な人の顔が浮かぶ曲ですね。若い時は恋人一択だったけど、歳を重ねていくなかで、父や母、子どもが愛の対象になっていく。そんなことを気づかせてくれる素敵なバラード。タイトルの意味は?
前川 ふたりという意味です。あなたとわたしだったり、いまの自分と過去の自分だったり……。夜中の2時に思いを馳せているという曲でもあるしということで、「ちょき」にしました。10年くらい前のぼくらの曲で「会いたくて」という曲があるんです。そのアンサーソング的な意味もあります。伏線があったりするので、いろんな楽しみ方ができると思います。ミュージックビデオができて初めて完成という曲。ぜひMVも見て欲しいですね。

かりゆし58「ちょき」MV

M.07 小麦色恋心
──かりゆし58テイストのポップス。TVゲーム的な電子音も面白いし……

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かりゆし58 沖縄ミュージックジャーニーアフタートーク 138
2022年5月12日放送分の収録後のNHK-FM 番組「沖縄ミュージックジャーニー」アフタートークです。今月は、沖縄本土復帰50年スペシャル第三弾としてかりゆし58をゲストにお迎えしました。2年ぶりにリリースしたアルバム『七色とかげ』や本土復帰50年を迎えた沖縄について話を聞きました。楽しいインタビュー動画、是非ご覧ください!!

【かりゆし58 PROFILE】
2005年4月沖縄で結成の4人組バンド。 沖縄音階にロック、レゲエをチャンプルーしたサウンドと、かざらない言葉でメッセージを発信し、世代を超え人気をよんでいる。 2006年2月ミニアルバム『恋人よ』でデビュー。 母への感謝の気持ちをストレートに唄った「アンマー」が 多くの共感を呼び、日本有線大賞新人賞を受賞。 精力的な活動を続け、今年 2月22 日にはデビュー16周年を迎えた。沖縄で生まれ育った彼らならではの『島唄』を全国に向け唄い続けている。
詳細:かりゆし58 Website


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ARTIST INFORMATION

【かりゆし58/七色とかげ】
ARTIST:かりゆし58
CD TITLE:『七色とかげ』
RELEASE:2022年5月8日
PRICE:3,520円(tax in)
CODE:369-LDKCD
詳細:かりゆし58 Website

【かりゆし58『七色とかげ』収録曲】
M.01 再々会会 M.02 Jump UP ! M.03 国際通りに雪が降る
M.04 ミルクと包帯 M.05 HeartBeat M.06 ちょき
M.07 小麦色恋心 M.08 群青 M.09 掌
M.10 あいをくらえ M.11 Where Have All The Flowers Gone

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