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Booked Memories

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Booked Memories

Booked Memories
日程:6月16日(木)〜6月17日(金)
場所:パレット市民劇場
時間:19:00開場 20:00開演
料金:一般2,300円(前売)2,800円(当日)/学生1,800円(前売/当日ともに) ※全席自由
出演:平良彦太(レ・グランバレエ・カナディアン所属)/サラ・マイラ(レ・グランバレエ・カナディアン所属)
問合:080-3997-7768(国仲)

プロジェクト紹介
カナダ・モントリオールの「レ・グランバレエ・カナディアン」で活躍する
県出身のバレエ/コンテンポラリーダンサー平良彦太と、
東京で数々のダンスカンパニーやイベントに衣装提供してきた
県出身のコスチュームデザイナー/クリエイター国仲忍による
身体表現の新しい可能性を探るダンスプロジェクト。

イントロダクション
ダンス(舞踊)とは、もっとも原始的な表現方法のひとつです。
言葉が発明される以前から人は様々な状況で踊ってきました。
祭り、求愛、神々への祈り……。
大地を踏みしめ、大空を仰ぎ、
人は自分自身を取り巻くこの世界との繋がりを確かめたくて踊り始めたのかもしれません。

すべての文明、芸術、そしてダンスも何千年もの月日をかけて形式化され、細分化を繰り返してきました。
そして現在、バレエ、ジャズダンス、ストリートダンスなどの大きなカテゴリーの中にも、
木の幹が枝分かれしていくようにたくさんの違ったスタイル、ジャンルが絡みあっています。
その多様性には身体表現の可能性を感じると同時に目が眩むような飽和感も否めません。

「カラダカラダカラ」の提案は、そのすべてをシンプルにすることです。
複雑になってしまったジャンルを取り払い、
いったん身体(カラダ)を空(カラ)にして踊ってみよう。
なんのスタイルにも囚われずに、まずそこにある身体から始めてみよう。
そうすることによって、人がなぜ踊るのか本当の理由が少し見えてくるはずです。

プロジェクト主旨
ダンスとは、基本的に誰でもどこでも楽しめる表現方法のひとつです。
しかし、長い時間を経て形式化、細分化され、より専門的な技術を求められるようになり、
敷居の高い芸術として人々の日常から切り離されてしまいました。
「カラダカラダカラ」の目指すのは、質の高いエンターテインメントです。
特権的なアートフォームとして捕らわれがちなダンスを人々が、
日常レベルで分かち合えるエンターテインメントとして提供することを目的としていきます。

MESSAGE
高度なテクノロジー機器が気軽に家庭でも使えるようになった今、
自己表現の手法もそれらのテクノロジーを駆使して造られ、
インターネットによって世界中の人たちと共有するというやり方が主流になりつつあります。
それはとても素晴らしいことです。

しかし、ダンス、身体表現にたずさわる者として、
「表現ツールとしての身体」の存在に、今一度気づいてほしいという思いを常に感じていました。
身体は、言葉にならない、言葉にできない思いを意識的にも無意識的にも表現してくれます。

それは難しいことではありません。
喜びで思わずピョンピョン跳びはねる、怒りでブルブル身体が震える、
悲しくてヨロヨロと泣き崩れる、楽しくて身体がフワフワ軽く感じる。
これは身体を持つ人間に共通する「言語」なのです。
もうそこから、身体を使った表現「踊り」は始まっているのです。

平良彦太
1982年那覇市出身。
9歳よりバレエを始め、南条幸子、長崎佐世に師事。
中学卒業後、単身ロンドンの「セントラルスクール・オブ・バレエ」に奨学生として留学。
2001年、アデリンジェネ国際バレエコンクールで銀賞と観客賞を受賞。
イギリスのダンスマガジン誌上で批評家の選ぶ注目の新人の一人に選ばれる。
2002年、香港バレエ団に入団。2009年までの在団時に古典作品で主要な役柄を踊る。
2010年よりカナダ・モントリオールの「レ・グランバレエ・カナディアン」に移籍。
クリスチャン・スプーク、マウロ・ビゴンゼッティ、
ステファン・トスなどヨーロッパの著名な振付家の作品に出演している。
ダンスプロジェクト”カラダカラダカラ”の主宰者。

国仲忍
1976年那覇市出身。
「沖縄ファッションアート学院」卒業後、「伊東衣服研究所」に進学。
在学中に「YAB-YUM」のデザイナー、P.ライアンにデザインの指導を受ける傍ら、
「S.T.A.F(後のサトル タナカ)」の東京コレクションを2シーズンに渡りパターンメイキング・アシスタントを務める。
2005年よりフリーランスへ。
CM、スチール撮影、ヘアーショーなどの衣装提供をはじめ、コンテンポラリーダンサーへの衣装制作も手がける。
2006年、オリジナルブランド「she-knows」立ち上げ。
旗上げイベント「やかん飛行」を沖縄・那覇市にて開催。
2008年、海外での活動を視野に入れ香港に渡る。
2010年、帰沖後ダンスプロジェクト”カラダカラダカラ”立ち上げ準備に入る。

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