組踊公演「伊祖の子」(いずぬしー)が2020年12月12日(土)、国立劇場おきなわ 大劇場にて開催。「伊祖の子」は、継子いじめを背景に、親子の情愛を描いた世話物の組踊です。雪の降らない南の島で「雪」を舞台構成の主題とした珍しい設定となっており、同じ筋書きである組踊「雪払い」との違いも見どころです。平成20年に伝統組踊保存会で復活上演され、国立劇場おきなわでは初上演となる組踊「伊祖の子」をお楽しみください。
組踊公演「伊祖の子」(いずぬしー)
日程:2020年12月12日(土)
時間:開演 14:00
料金:3,200円 ※発売開始日11月1日(日)
会場:国立劇場おきなわ 大劇場(字幕表示がございます)
住所:〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客4−14−1
問合:国立劇場おきなわチケットカウンター
詳細:国立劇場おきなわ Official Website
※お客様へのお知らせ
新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、現在、左右一席空けての販売を行っておりますが、感染症対策の緩和が決定された場合は、販売せずに売り止めていた席の追加販売を行うことがございます。今後、座席販売状況の変更がある場合は、随時ホームページに掲載しますのでご確認ください
【あらすじ】
王命を受けて北山の風俗改めに行くことになった伊祖の子は、妻の乙樽(継母)と子どもの思鶴、亀千代を呼んで、留守中のことを頼んで出発します。しかし、乙樽は思鶴に雪の中で綛を掛けさせたり、降りしきる雪の中で庭の雪を払わせたりしていじめ、言いつけた事をやっていないと言って思鶴を叱りつけ、着物をはいで追い出してしまいます。雪の中、倒れている思鶴を弟の亀千代が見つけ、着物を着せて継母の許しを乞いますが聞き入れられず、思鶴はひとり雪の中に取り残されてしまいます。伊祖の子は、北山から帰る途中、寒さのために気を失っている思鶴を見つけて驚き、帰宅して乙樽を切り殺そうとしますが、子ども二人の嘆願で思い留まります。乙樽はこれまでの行為を反省し改心します。
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