2011年8月1日

川畑アキラが選ぶおきなわのうた

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「てぃんさぐぬ花」

好きな沖縄の曲、「100年先」に伝えたい曲はたくさんあって、
なかでも、思い入れが強いのは「てぃんさぐぬ花」です。
自分が東京でアマチュアでロックバンドをやってるとき、
祖父母が東京のアパートに三線持って訪ねて来てくれました。
そのとき、おじいさんが三線を弾き、
おばあさんが「てぃんさぐぬ花」を歌ってくれました。
「なんて自然なうたなんだ・・・」と
その”うた”の存在感・まっすぐさに胸を打たれました。
今まで、たくさんのうたをうたったり、聴いたりしていますが、
そのときのうたを超える衝撃にまだ出逢えていません。
おじいさんが『島が恋しくないように…』と置いてくれいった三線がなければ、
島のルーツに目覚める事も、ザ・コブラツイスターズで三線を取り入れたり
”甦る人々”が生まれる事もなかったかもしれません。
今の自分の活動の道しるべにもなった思い出深い曲です。
「てぃんさぐぬ花」の歌詞の意味の素晴らしさももちろんですが、
美しいメロディーと方言、ずっとずっと歌い継がれていって欲しいと思う曲です。

川畑アキラ 公式HP>>>http://www.1000show.jp/kawabata/

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