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嘉手苅林昌 他/沖縄民謡究極の名盤10作品

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【嘉手苅林昌 他/竹中労プロデュース 沖縄民謡究極の名盤10作品】
ARTIST:嘉手苅林昌、登川誠仁、知名定男、大工哲弘 他
CD SERIES TITLE:『竹中労プロデュース 沖縄民謡究極の名盤10作品』
PRICE:2,300円(without tax)
CODE:COCJ-38625~38634
詳細:沖縄民謡究極の名盤10作品 WEB SITE

RELEASE:2014年7月23日 6作品
『語やびら島うた 彈 ~嘉手苅林昌の世界~』、『語やびら島うた 響 ~島々のうた~』
『飄 ~嘉手苅林昌の世界 その2~』、『情 ~嘉手苅林昌の世界 その3~』
『1975年8月15日 熱狂の日比谷野音 VOL.1“戦場の哀れ”』
『1975年8月15日 熱狂の日比谷野音 VOL.2“望郷” ~ふるさとを想う~』
RELEASE:2014年8月20日 4作品
『吟 ~嘉手苅林昌の世界 その4~』、『恋 ~十九の春 島々のうた 第2集~』
『汗 ~山原ユンタ 島々のうた 第3集~』、『撥 ~島々のうた 第4集~』

1974~6年の本土復帰間もない激動の時代
沖縄民謡レジェンド達の貴重な音源が今、蘇る!!

沖縄民謡の全国普及に大きな貢献をし、沖縄民謡ブームを生み出す端緒となった、ルポライター竹中労プロデュースの諸作品がついにCD化された!!
1974~6年の本土復帰間もない激動の時代に録音された、嘉手苅林昌、登川誠仁、知名定男、大工哲弘ら、最高の唄者による名唱、名演の数々。当時LPのライナーノーツに掲載されていた竹中氏による解説を、当時のまま再掲載している。楽曲解説だけでなく、当時の沖縄の状況などが竹中のフィルターを通して熱く生き生きと綴られている。読み物としても貴重な名盤といえる。リマスタリングは、大工哲弘の「BLUE YAIMA」をプロデュースした音の錬金術師 久保田麻琴が担当、歌詞やタイトル等の曲表記は知名定男が監修。
島うたは、まさに沖縄のブルース。ジャンルの嗜好や年代を超えて、ぜひ沢山の方々に聴いて感じていただきたい、100年先に届けたい音源だ。

沖縄LOVEweb的おすすめディスク2点

『語やびら島うた 彈 ~嘉手苅林昌の世界~』
沖縄県復帰から2年後の1974年8月24日に大阪フェスティバルホールで開催された「琉球フェスティバル 語やびら島うた」の実況録音盤。諸事情により約20年間休止を余儀なくされるが、現在も続く「琉球フェスティバル」を「沖縄民謡」がまだ日本に知られていない時代に「日本に沖縄民謡を知らしめなければ」と強い使命感をもって「まつり」を一から創り上げた竹中労のその功績は計り知れない。
アルバム解説で竹中労は、「ウチナーグチが判らなくても、耳慣れない旋律であっても、一聴その魔のごとき迫力は人を捉えずにはおかない。……これが、嘉手苅林昌の世界なのだ。」と記している。
嘉手苅林昌、知名定男、大工哲弘らの演者として油が乗り切った豪華布陣の演奏とともに、戦後沖縄復興を芸能で救ったエンターテナー照屋林助の司会の名調子も必聴! 幻の「第一回 琉球フェスティバル」が今、蘇る。
歌と三線:嘉手苅林昌
連弾:嘉手苅林次 知名定男
はやし方:大工哲弘 桃原愛子 大宜味和子
司会:照屋林助、上原直彦、北島角子


『情 ~嘉手苅林昌の世界 その3~』
1974年10月、沖縄市(コザ)の料亭「新橋」で、事前打ち合わせなしの即興レコーディングを敢行。お座敷で嘉手苅林昌をはじめとする縁者が三線片手に歌っているものを一発録音したもの。島うたきっての名コンビ、嘉手苅林昌、大城美佐子のコンビ唄は、必聴! 「島うたは、畳の上で酒を酌み交わしながら歌い、感じるのがいちばん。泡盛がまわればまわるほどにうたは冴えていった」と竹中は記している。自由な雰囲気の仲で演者がかなでる島うたの数々。その躍動感が蘇る。
歌:嘉手苅林昌、大城美佐子
ツラネ:大城美佐子
三線:嘉手苅林昌、知名定男、普久原恒勇
返し:崎山千栄子
はやし:大城美佐子・崎山千栄子

竹中労と琉球フェスティバル
反骨のルポライター、プロデューサー。沖縄歌謡の素晴らしさを、独自の目線で日本本土にも知らしめた。1969年来沖。1974年「琉球フェスティバル 語やびら島うた」を開催。嘉手苅林昌、はじめとする多くの演者を紹介。氏については、賛否があるかもしれないが、沖縄県復帰後の沖縄音楽の発展に対する貢献は、はかりしれない。1991年惜しまれつつ他界。「琉球フェスティバル 」は、約20年間休止していたが、竹中労の追悼の会となった「琉球フェスティバル91」、そして再び1995年に大阪で復活し、毎年東京と大阪で開催されるようになる。9現在では、県内外で最大規模の沖縄音楽の祭典として定着している。

知名定男 沖縄民謡究極の名盤10作品リリースによせて
流行性沖縄病や沖縄ブームが去り、今は沖縄発の音楽が定着している。それは、故 竹中労が沖縄に関わった時から始まった。そのきっかけとなった貴重な音源が今、甦る。

久保田麻琴 沖縄民謡究極の名盤10作品リリースによせて
この歴史的録音は、当時の情熱的な企画スタッフ、優秀な技術チームにより、実に丁寧に録られており、演奏/歌唱の秀逸さが語りかけてくる。嘉手苅林昌の数々の名演も凄いが、若き大工哲弘の神がかった勢いの良さ、その師とも云える山里勇吉の円熟と迫力、すでに完成されていた大城美佐子の情感、等々が、食わず嫌いだった私の耳をこじ開けた。

ミニ写真集『琉球’74-’75 花-pana-』(写真:井出情児)プレゼント
竹中労プロデュースの沖縄民謡アルバム10作品のCD化を記念して、日本のロック・カルチャーを撮り続けてきたフォトグラファー、フィルムメイカーである井出情児が1970年代に撮影した、嘉手苅林昌、登川誠仁、知名定男など沖縄の唄者の貴重な肖像を捉えた非売品のミニ写真集『琉球’74-’75 花-pana-』【20ページ、A6サイズを予定】を応募者全員にプレゼント!!

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