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JUSU(ジュス)『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~』

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思わず島をくちずさみたくなる 新しく美しいおきなわのうたの世界

30年以上にわたって沖縄にインスパイアされ続けてきたふたりのアーティスト、 笹子重治とゲレン大嶋が、愛してやまない沖縄への思いを込めて書き下ろしたオリジナル曲を石垣島出身のヴォーカリスト、宮良牧子が歌う新ユニット、 ジュスのファーストアルバム、『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~』がリリースされた。ジュスとは、古語で「くちずさむ」という意味がある。「ジュスのことを知らない、50年後、100年後の誰かが、私たちが作った歌を口ずさんでくれたら……」とゲレン大嶋、このアルバムには、音楽家としての彼らの究極の夢が練りこまれている。記憶の中の沖縄が蘇る楽曲「サガリバナ」、琉球音階は使用してないが、沖縄の風景が見えてくる「行ち戻い」、言葉もメロディーも美しい楽曲「花とオルゴール」、古来沖縄に伝わる馬の競争、ンマハラセーの風景がオーバラップする「風や向かい風」、祈りを捧げる龍宮、精霊が宿るガジュマルの大木などのイメージが広がる「イアイ (伝言)」など全9曲を収録。沖縄を代表する美術家のひとり、名嘉睦稔氏が「行ち戻い」、「風や向かい風」に島言葉による歌詞を付け、さらには カバー・アートも提供している。新しい沖縄音楽の可能性を提示する『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~』、必聴です。

【JUSU(ジュス)/サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~】
ARTIST:JUSU(ジュス)
CD TITLE:『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~』
RELEASE:2022年7月10日
PRICE:2,091円(without tax)
CODE:JUSU-001
詳細:JUSU(ジュス)/サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~
販売:・JUSU records ・アオラ・コーポレーション
   ・Amazon ・Tower Records

ジュス 1stアルバム『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1』全曲試聴

【『サガリバナ~島をくちずさむ Vol.1~』収録曲】
1. 島へ(作詞、作曲:ゲレン大嶋)
2. 島のワルツ(作詞、作曲:ゲレン大嶋)
3. サガリバナ(作詞、作曲:ゲレン大嶋)
4. 行ち戻い(作詞:名嘉睦稔、作曲:笹子重治)
5. 竹富の猫小(作詞、作曲:ゲレン大嶋)
6. 花とオルゴール(作詞:ゲレン大嶋、作曲:笹子重治)
7. 風や向かい風(作詞:名嘉睦稔、作曲:ゲレン大嶋)
8. あなたの島 あなたの歌(作詞:ゲレン大嶋、作曲:笹子重治)
9. イアイ (伝言)(作詞:ゲレン大嶋、作曲:笹子重治)

ジュス:沖縄音楽旅行 サポーターアーティスト 822
ショーロクラブのリーダーであり、ギタリスト、作編曲家、プロデューサーとマルチに活躍しているミュージシャンズミュージシャンの笹子重治、coco←musikaで作曲と三線を担当し、三線音楽の新たな可能性を広げているゲレン大嶋、沖縄音楽のエッセンスを繊細かつダイ ナミックな表現で輝かせるボーカリスト宮良牧子の3人で結成したユニット、ジュスのみなさんが7月10日(沖縄は7月20日)リリースするアルバム『サガリバナ〜島をくちずさむ Vol.1〜』のPRで来社。
美しくも切ない島々の情景が見えてくる、9曲収録のアルバム『サガリバナ〜島をくちずさむ Vol.1〜』について、楽曲を聴きながらゆっくりじっくり話を伺った。
ボーカルの宮良は「ずっと笹子さんのギターで歌いたかった。その夢がジュスで叶いました」と、今回のプロジェクトに対し本気度120%でアプローチ、収録曲9曲を見事に宮良色に染めている。
「僕が作曲した歌には、沖縄音階を使用してないのですが、その歌で沖縄を感じてくれたら嬉しい」と笹子。沖縄を代表する芸術家のひとり名嘉睦稔が、琉歌のスタイル(8・8・8・6)で詞を書いた「行ち戻い」は、歌全体が大きなひと節になっていて、笹子のメロディーを宮良が祈るように歌う。独特な琉球音階は使用されてないのだが、確かにそこには沖縄の風と海と空と大地と太陽と命がある。
2021年春、笹子とともにこのプロジェクトを進めた大嶋は、「ジェスには、古語でくちずさむという意味があります。僕らの歌を僕らの知らないところでいろんな人がくちずさんでくれたらという願いを込めて今回のアルバムを制作しました」と語った。
笹子と大嶋の沖縄に対する思いを音楽で表し、それを宮良が心の琴線を震わせ、奏でるようにくちずさむ。名嘉睦稔の本作のカバー・アートとともに、深化した新しい沖縄音楽が、手から手、口から耳、そして心へと「イアイ(伝言)」していく。

【JUSU(ジュス)】
2021 年の春、笹子重治がゲレン大嶋に対して発した「歌ものでもやりましょう か?」という一言をきっかけに、ふたりは愛する沖縄への思いを込めたオリジナル 曲を創作するソングライティング・チームを結成。ヴォーカリストとして石垣 島出身の宮良牧子を迎え、ジュスのメンバーはそろった。

【笹子重治】作曲、アレンジ、ギター
ギタリスト、作編曲家、プロデューサー。弦楽トリオ、ショーロクラブ(1989 年-)のリーダーであり、ソロ・アーティストとしても優れた楽曲を発表。多くの尊敬と信頼を集める彼のサポートを求めるアーティストは後を絶たず、これ までに共演してきたアーティストは、畠山美由紀、Ann Sally、大島花子、純名里沙など、枚挙にいとまがない。また、古謝美佐子、大島保克、比屋定篤子、 桑江知子といった沖縄のシンガーとの共演も多い。

【ゲレン大嶋】作曲、作詞、三線
1999 年に沖縄系アンビエント・ミュージックのユニット、TINGARA のメンバー としてデビューしたヤマトンチュ三線プレイヤーの先駆け的存在。その後ハワイアン・スラック・キー・ギターの名手山内雄喜、宮良牧子、上原まきと組ん だチュラマナなどを経て、2010 年からは日本を代表するギタリストのひとり、 梶原順とのインスト・ユニット coco←musika(ココムジカ)で作曲と三線を担 当し、三線音楽の新たな可能性を広げている。

【宮良牧子】ヴォーカル
石垣島出身。民謡の DNA を大切に受け継ぎつつ、そのエッセンスを多彩でダイナミックな表現の中で輝かせるという、稀有なスタイルを持つヴォーカリスト。 その圧倒的な歌唱力を絶賛するアーティストも多い。これまでにソロや、ゲレ ン大嶋とも共演したチュラマナなどでアルバムもリリース。また 2010 年には NHK 連続ドラマ小説「ゲゲゲの女房」サウンドトラックに参加し、2012 年の映画 『ペンギン夫婦の作りかた』では主題歌の作詞作曲と歌唱を担当した。

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