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2022年3月19日

高良結香 INTERVIEW|沖縄音楽旅行Vol.42 WEB版

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今日からはじめる、新しい世界

ブロードウェイをはじめ、世界を舞台に活躍する高良結香。常に挑戦し、新しい世界を切り開いてきた高良さんのこれまでを振り返るとともに、エンターテインメントの未来にフォーカスし、インタビューを行いました。2022年は、エンターテインメントにとっても蘇生の年であり、新しいスタートの年。このテキストを読めば、きっと今日から動き出したくなります。

Interview & Text:幸田悟

──まず幼少期の話を伺います。幼い頃からバレエをはじめ、いろいろ習いごとをしてたんですよね
高良結香 そうですね、3歳のころには、バイオリンとピアノ、スイミングに習字といろいろ習ってました。自分自身が楽器になって、歌い踊る、そんなことが好きだったんです。5歳でバレエに出会って、バレエ教室に通うようになりました。学習塾も入れると7つか8つやってました(笑)。弟が生まれるタイミングで、お母さんから「どれかひとつに絞って」と言われて、「これはバレエでしょ」って、迷わずバレエを選びました。あらゆるダンスのなかで、クラシックバレエは、基礎となる部分が大きいので、すごくテクニックが求められるオーディションでも自信を持って挑めました。バレエを続けていてよかったなと思います。

──学校はインターナショナル・スクールに?
高良 3歳から18歳まで通ってました。全ての教科をアメリカ人の先生から英語で学んでました。「アメリカの大学に進んで欲しい」というお母さんの思いが強かったんですよね。インターナショナル・スクール卒業後に、アメリカのバージニア州の大学に入学しました。

──アメリカに渡ったのは、ミュージカルのアクターを目指していたからではないんですね
高良 そうなんです。当時の私は、ミュージカルといえば、『サウンド・オブ・ミュージック』みたいなクラシカルで、アカデミックなイメージがあって、自分の好みではないなと思っていたんです。あるとき大学の先生に、「いま大ヒットしているミュージカル『RENT』をみんなで観にいかない?」って誘われて「Let’s GO!」っていうノリで観に行ったんです。音楽のスタイルがメッチャ、ロックで、ストーリーも若者の葛藤を描いていて、とてもリアルに感じられるものだったんです。過去でも未来でもなく、いまを生きる! 今日しかない!「なんだこれは!」って衝撃を受けてバッチリハマりました。すぐCDを買って、チャーキキー(ヘビーローテーションで聴いた)でしたね(笑)。私自身の「いま」を考えたとき、「演技と音楽とダンスをもっと鍛えなくては」と思い、グズグズしている暇はない! と、思いきってニューヨークへ行くことにしました。ダンスのカンパニーやパフォーマンスとかには参加してたんですけど、ダンスや歌単体では、仕事として食べていくにはきついなと感じてました。そんなとき、友達が「結香は、ダンスも歌も好きだからミュージカルがいいんじゃない? オーディションもいっぱいあるしブロードウェイってどうよ」って言ってくれて、「じゃあ。受けてみよう」っていう感じでミュージカルのオーディションを受け始めたんです。

──たくさんのオーディションを受けていくなかで『Mamma Mia』を射止めた
高良 ラッキーでした。タイミングってあると思うし。よくみんなが言うのは、「チャンスが来たときに宿題ができてる、それが運命だ」って。

──いつでもOKの状態を作っておくことが必要ということですね
高良 まさにその通り!! 「ラッキーとか、運命」とは言ってもやっぱりメッチャがんばった(笑)!!

──ニューヨークで9.11のテロに遭遇……
高良 あの日は、『Mamma Mia』のレコーディングをするという日で。「私、死ぬかも」って感じました。このときに優先順位を考えた。私は、「ニューヨークで成功するまでは、ぜったいに沖縄に帰らない」って決めていたんですが、そんなことってどうでもいいって思いました。会いたい人には会いにいく、大好きな人には「I love you」ってすぐ伝える。明日がないかもしれないじゃない? この日を境に、自分の心に素直になるという風に変わりました。そうして生まれた歌が私のCDデビュー曲、「今なら素直になれるよ」です。

──2001年、ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル『Mamma Mia』の舞台に立ったのをきっかけに、2002年〜3年の『Flower Drum Song』、2004年〜5年は、『太平洋序曲』(演出:宮本亜門)などに出演。2006年、16年ぶりにブロードウェイで再演された『A Chorus Line』、2007年、人気ミュージカル『RENT』、『The Yellow Wood』に出演。また、同年ニューヨーク・ミュージカル・シアター・フェスティバル「アウトスタンディング・インディビジュアル・パフォーマンス賞」を受賞するなど破竹の勢いで活躍、キャリアを積み上げていきます。どの作品も素晴らしいのですが、とりわけミュージカルに進むキッカケとなった『RENT』に出演されたのは、運命のようなものを感じます
高良 『RENT』は、いろんな意味ですごく、助けられた作品なんです。この作品で、全米、アジアへもツアーで行きました。『RENT』を観に連れて行ってくれた先生に、ぜひ公演を観てもらいたいと思い探したら、ボストンで音楽大学のすごく偉い先生になっているということがわかったんです。「ひと目でもお会いしたい」と連絡したら、公演を観にきてくれて、そのあと食事をご一緒したんです。そしたら彼女が、一緒に観に行ったときの『RENT』のプレイビル(プログラム)を持ってきてくれて「これは結香が持ってて、プレゼントするよ」って言ってくれたんです。もう超感動! それを開くと、今では友達となったアクターがたくさん掲載されてて、「あっ! こうなるんだ!! 人生って面白いなぁ」って思いました。

──華やかなブロードウェイでの活躍の裏で、苦労したことも多かったのでは?
高良 ブロードウェイでは、ひとつのオーディションに500人くらい集まったりするんです。50人づつ部屋に入って、本当に時間がないときは、右に二回転、左に二回転ターンするだけ。自分は、二回転って言われたけど、左右三回転ビシッと決めて!! でも、白人の子がひょろひょろっと回っても、その子がキープされる……。どんなにテクニックを見せることができても「アジア人だからあなたはいりません」ってカットされて、泣いて帰ったオーディションはたくさんあります。アジア人がブロードウェイのステージに立てる割合っていまでも3%未満だと言われてるんです。おそらく2000年代当時はもっと低かったと思います。

──その狭き門を突破する秘訣は?
高良 自分らしくいるってことですね。あと、努力は惜しまないこと。テクニックはアメリカ人の3倍持っていて当たり前。みんなより努力を3倍やって、やっと審査上にのるという世界です。歌もダンスも全て完璧に仕上げて、自信をもってオーディションに臨むこと。もしカットされたとしても「アジア人だからキャスティングしなかったんでしょ」って言えるくらい、心の準備もテクニックの準備も怠らない。これは、いまでもそうです。その上で自分らしくいることなんです。自分へのご褒美も大切。オーディションが終わったら美味しいものを食べたり、イヤリングを買ったり。そして、オーディションが終わったら忘れる。電話の前で待たない。NEXT! はい! 次!! 次!!って未来に進んでいきます。

アルビン・インさんとのツーショット写真

──アジア人がブロードウェイで活躍する上で、心の支柱のような方、結香さんにとっては、尊敬する大先輩でありベスト・フレンドのアルビン・インさんの存在もきっと大きかったですね
高良 アルビンは、1950年代からブロードウェイで活躍するレジェンド。プロとして初めてもらった仕事で出会い、『Flower Drum Song』ではブロードウェイのショーとツアーもまわることもできました。彼の歌声をリハーサル・スタジオで聴いたときに、なぜだか涙が出てきて……。「この人と友達になりたい」って思って、交流を重ね、ベスト・フレンドのような仲になりました。沖縄にも何度も来てくれて、2020年には、私がプロデュースし、沖縄でレコーディングしたミュージカル・アルバム『Broadway Is Still Calling』をリリースすることもできました。人生のこともキャリアのこともいろんなことを教えてくれた恩人でもあります。アルビンは、残念ながら2021年7月に他界しました。メッチャ落ち込んでて、気力も湧かなかったので、心の整理をつけるために「ミリオン・ドリームス」という歌を作詞作曲し、彼に捧げました。私たちは、たくさんの夢を見ることができたし、夢のような現実も共に歩むことができたと思います。

──沖縄発で音楽活動も展開。アルバム3枚、シングル3枚を発表、ライブ活動や後進の指導も積極的に行ってます。結香さんにとっての音楽とは?
高良 音楽は、自分自身を200%伝えられるものです。自分の言葉でメッセージすることができる、自分にとってなくてはならないもの。2019年の年末に沖縄に戻ってから、新型コロナウイルス感染症の影響で、いまは沖縄にいるんです。なので、那覇のライブハウスSound M’sで月イチで開催するライブシリーズ『The Yuka Takara Experience』をスタートしました。昼夜二回公演で、昼は親子で楽しめるフランクな音楽会、夜は大人なムードでしっかりライブをというスタンスでやってます。

──高良結香、安富祖貴子、石嶺聡子、普天間かおりの4人のディーバが共演する、『Okinawan Divas 2022』の公演も決定してます
高良 2020年12月にこの4人で開催し、おかげさまで大きな反響をいただきました。いろんな組み合わせで行うコラボレーションは、私にとっても刺激的。今回は、さらに進化したコンサートになります。コロナの影響で2022年3月21日(月・祝)に延期開催となりました。ぜひ、たくさんの方々にご覧いただきたいです。

──ワークショップなども積極的に開催してますね
高良 オンラインでも対面でも行ってます。「ブロードウエイ・ベイビーズ」という英語、歌、踊り、アクティングも学べるキッズのクラスから、一般まで幅広く教えてます。また、『那覇市民ごちゃまぜミュージカル』に呼んでいただいて、そこで歌を教えたりもしてます。教える上で大切にしていることは、その人らしさをいかに引き出せるかということ。ワークショップを受ける方は、今まで習ってきたことを一度捨ててもらって、素の状態で受けていただけると上達も早いと思います。心が裸の状態がベストです!!

──今年挑戦したいことを教えてください
高良 ヨガの資格を取りたいですね。自分のメンタルを整えるために、またそれを自分のスタイルでシェアできたらと思います。それから、沖縄にブロードウェイを連れてこれたらと思います。まずは、ひとりからでもスタートして、沖縄で小さいミュージカルができたらと思ってます。そして、音楽をガシガシ発表していきたいです。

──最後に夢を抱いている子どもたちにメッセージをお願いします
高良 Follow your heart. 自分の心を信じて、Make your dreams come true. 夢を実現していってください。夢は、実現するためにあります。

【高良結香PROFILE】
那覇市出身。2001年、ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル『Mamma Mia』の舞台に立ったのをきっかけに『Flower Drum Song』『太平洋序曲』(演出:宮本亜門)などに出演。16年ぶりにブロードウェイで再演された『A Chorus Line』(2006)、人気ミュージカル『RENT』(2007)に出演。日本では、沖縄発で音楽活動も積極的に行っている。ブロードウェイ仕込みのヴォーカルの力強さと繊細さ、抜群のリズムのセンスが凝縮して詰め込まれていると評価も高い。ライブ活動や後進の指導も積極的に行っている。
詳細:高良結香 instagram

高良結香 沖縄ミュージックジャーニー アフタートーク 134
2022年1月7日放送分の収録後のNHK-FM 番組「沖縄ミュージックジャーニー」アフタートークです。今月は、ブロードウエイをはじめ、世界を舞台に活躍する高良結香さんをゲストにお迎えしました。思いを込めて制作したオリジナルソング「Million Dreams」をアカペラで披露していただきました。楽しいインタビュー動画、是非ご覧ください!!

ARTIST INFORMATION

▶︎Live At Home from Koza City
安富祖貴子・石嶺聡子・高良結香・普天間かおりの4人のディーバが帰ってくる!!
Okinawan Divas 2022、ミュージックタウン音市場にて開催!!

2020年12月、ミュージックタウン音市場で実現した、安富祖貴子、石嶺聡子、高良結香、普天間かおりの沖縄出身の4人のDivas(歌姫)によるコンサート「Okinawan Divas」。ポップス、ジャズ、ミュージカル、それぞれの持ち味を活かした歌と、音楽のジャンルを越えて、繰り出される数々のコラボレーションは、多くの人々を魅了しました。そのコンサートがさらなる進化を遂げ「Okinawan Divas 2022」として、2022年3月21日(月・祝)、ミュージックタウン音市場にて開催(※1月30日開催予定だった延期公演)!! 美しい歌声と音楽で彩る珠玉のステージをリアル&オンラインでお楽しみください。

次の時代を担う小中学生の親子を招待するという取り組みを実施
今回の”Okinawan Divas”2022の公演では、国連が定める「SDGs(持続可能な開発目標)」17のゴールのひとつ「4. 質の高い教育をみんなに」という視点に立って、次の時代を担う小中学生の親子を招待するという取り組みも行われます。コンサートを通じ「地域への誇りや夢」というメッセージを音楽にのせて発信します。「Okinawan Divas 2022」は、2022年3月21日(月・祝)、ミュージックタウン音市場にて、昼の部の招待公演、夜の部の通常公演の2公演開催されます。

サスティナブル・シートへのご協力を!!
また、昼の部の親子向け招待公演を支援するサポートチケット、サスティナブル・シートも販売してます。また、ライブ配信も行います! 以下、チケットのお求めは、リンクからアクセスしてください。みなさんのご協力よろしくお願いします!!

<夜の部:通常公演>
▶︎Live At Home from Koza City
安富祖貴子・石嶺聡子・高良結香・普天間かおり “Okinawan Divas” 2022

日程:2022年3月21日(月・祝)※1月30日開催予定だった延期公演
時間:開場17:00 開演(ライブ配信スタート)18:00
会場:ミュージックタウン音市場
住所:〒904-0031 沖縄県沖縄市上地1-1-1
料金:通常チケット(要1ドリンクオーダー)
   一般前売4,000円 当日4,500円
   高校生以下前売1,500円 当日2,000円
券売:イープラス・チケット一般発売リンク
   ミュージックタウン音市場/照屋楽器店/普久原楽器店/キャンパスレコード/桜坂劇場(那覇)
   イープラス・ファミリーマート/ローソンチケット/チケットぴあ・セブンイレブン(一般発売:11月1日)
   
問合・予約:ミュージックタウン音市場 098-932-1949
主催:沖縄市、ミュージックタウン音市場
詳細:ミュージックタウン音市場イベントページ

ライブ配信:安富祖貴子・石嶺聡子・高良結香・普天間かおり “Okinawan Divas” 2022
料金:ライブ配信チケット 2,500円
購入ページ: “Okinawan Divas” 2022 peatixページ

▲上バナークリックで “Okinawan Divas” 2022 peatixページへ

<昼の部:招待公演>
日程:2022年3月21日(月・祝)※1月30日開催予定だった延期公演
時間:開場13:00 開演13:30(終演予定15:00)
会場:ミュージックタウン音市場
住所:〒904-0031 沖縄県沖縄市上地1-1-1
料金:*昼の部は親子向けの招待公演となります

昼の部の親子向け招待公演を支援するサポートチケット
券売:サスティナブル・シート販売一覧
A:「Sustainable Seat / サスティナブル・シート」VIP 1席30,000円
B:「Sustainable Seat / サスティナブル・シート」プラス 1席15,000円
C:「Sustainable Seat / サスティナブル・シート」1席8,000円
※販売サイト経由での購入には別途手数料がかかります
※サステナブル(Sustainable)とは、人間・社会・地球環境の持続可能な発展のこと。新しい世代の子どもたちの未来に向けて、エンターテインメントを通した支援を行います
※サスティナブルシートを含む複数のチケット購入を希望される場合は、隣り合った座席をご準備させていただくために、ミュージックタウン音市場でのみの購入となります
みなさんのご協力、よろしくお願いします。

安富祖貴子・石嶺聡子・高良結香・普天間かおり“Okinawan Divas” 2022 PRESS RELEASE

“Diva(ディーヴァ)“には、”歌姫”という意味があります。
安富祖貴子、石嶺聡子、高良結香、普天間かおり。2020年12月、ミュージックタウン音市場で実現した、沖縄出身の4人の”Divas”によるコンサート。ポップス、ジャズ、ミュージカル、それぞれの持ち味を活かした歌と、音楽のジャンルを越えて、繰り出される数々のコラボレーションは、すべてが世界基準。コロナ禍において、良質のエンターテインメントを求める人々から、予想を超える大きな反響を集めました。

そして、2022年1月、新しい年を迎える沖縄で、4人の”Divas”が、さらに進化した音楽を披露します。4人それぞれのオリジナル曲から、スタンダードなど、多彩な歌の数々を披露します。

音楽をはじめとするエンターテインメントは、単に観客を楽しませて心を満たすだけが、その役割というわけではありません。常に社会とコミットして、その時々の課題と向き合い、今日よりも少しでも素晴らしい明日を創造するための推進力として存在するべきです。
現在、国連が定める「SDGs(持続可能な開発目標)」には、17のゴールが示されています。今回の”Okinawan Divas”2022の公演では、「4. 質の高い教育をみんなに」という視点に立って、次の時代を担う小中学生の親子を招き、地域への誇りや夢・目標をもてる学びの確保といった視点から、音楽にのせてメッセージを発信します。
コロナ禍を生きる子どもたちに、音楽を通して少しでも寄り添い、新たな意思を生むきっかけとなる機会を提供していきます。

安富祖貴子 / Takako Afuso
金武町出身。2006年、1stアルバム『魂/Kon』を発表。その歌声から50年に1人のジャズ・ヴォーカルの逸材と言われ、スイング・ジャーナル誌選定ゴールド・ディスクを獲得。同誌選定の2006年「ジャズディスク大賞」で制作企画賞、ニュースター賞、ADLIB誌”アドリブ・アワード”「’06国内ニュースター賞」受賞。 2007年、2ndアルバム『マブイのうた』発表。 ADLIB誌”アドリブ・アワード”「’07国内R&B/ヒップホップ賞」受賞。 2008年、ニューヨーク録音の3rdアルバム『Hallelujah~summer of ’86~』発表。前作に続きADLIB誌”アドリブ・アワード”「’08国内R&B/ヒップホップ賞」受賞。 2012年、6作目のアルバム『マイ・ブルース』発表。
https://www.mandicompany.co.jp/AfusoTakako/

石嶺聡子 / Satoko Ishimine
那覇市出身。1994年『土曜日とペンと腕時計/風を感じたい』でデビュー。3枚目のシングル『花』が大ヒット。第46回NHK紅白歌合戦に出場。2017年、沖縄在住のプロデューサーMizukiとのクラブミュージックを軸とするプロジェクト”Okinawa Delays Feat. Satoko Ishimine”に参加、『NariyamaAyagu/Vibration』を イギリスのレーベル”Claremont56”から発表。2018年、デンマークのバレアリック最大レーべル ”Music For Dreams”とから、ニール・ヤングのカヴァー『Lotta Love』リリース。ダンスミュージック世界最大の配信サイトJuno Downlordのバレアリック部門で、40日間に渡りチャート1位に。その豊かな表現力で新たな音楽性を発信、進化し続けている。
http://www.satokoishimine.com/

高良結香 / Yuka Takara
那覇市出身。2001年、ニューヨーク・ブロードウェイでミュージカル『Mamma Mia』の舞台に立ったのをきっかけに『Flower Drum Song』『太平洋序曲』(演出:宮本亜門)などに出演。16年ぶりにブロードウェイで再演された『A Chorus Line』(2006)、人気ミュージカル『RENT』(2007)に出演。日本では、沖縄発で音楽活動も積極的に行っている。ブロードウェイ仕込みのヴォーカルの力強さと繊細さ、抜群のリズムのセンスが凝縮して詰め込まれていると評価も高い。沖縄発で音楽活動も展開。アルバム3枚、シングル2枚を発表、ライブ活動や後進の指導も積極的に行っている。
instagram.com/yukajamz

普天間かおり / Kaori Futenma
中城村出身。透明感あふれる歌声は、ライブ活動を通して老若男女問わずに浸透している。ラジオ福島「かっとびワイド」の生放送中に東日本大震災に遭う。その後「Smile Again 0311」支援プロジェクトを立ち上げ、避難所でのライブやチャリティー公演などを開催。音楽の枠を超えて様々な分野の人とのつながりを通して支援の輪を広げている。2016年には、こまつ座制作の「木の上の軍隊」(新宿紀伊國屋サザンシアター)に出演した。
2019年には、初の歌詞集「コトバ、オドル。」を発表。2020年8月には、首里城再建応援アルバム「暁〜美ら美ら(ちゅらぢゅら)」をリリース。
http://www.futenma.net/

ご来場いただくみなさまへ、ご協力のお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沖縄市のガイドラインに沿った形での開催となります。
入場者数は200人までを目安とさせていただきます。
ガイドラインの緩和・強化等によって変動する場合があります。
ご来場・ご入場に際して、以下のご協力をお願い致します。
・体調のすぐれない方はご来場をお控えください。
・検温にご協力ください。(37.5度以上ある方は入場をお断り致します)
・必ずマスクを着用してください。(お持ちでない方は受付にて1枚50円でご購入下さい)
・手指の消毒のご協力をお願いします。(各所にアルコール消毒液をご準備しています)
・開催日より14日以内に海外への渡航歴がある方、
 もしくは渡航歴をお持ちの方と接触された方のご来場はお控え願います。
・ご連絡先の記入をお願いします。
(個人情報保護条例に基づいて管理を致します。いただいた個人情報は、2週間をめどに破棄いたします)

1950年代からニューヨーク・ブロードウェイで活躍した、アルビン・イン(1932年-2021年)。リリースした2020年当時、87歳で現役で活躍していた、まさにブロードウェイのレジェンド。ブロードウェイでは沖縄出身の高良結香と親交を深め、沖縄を「第二の故郷」というアルビン。今作は、高良結香がプロデュースを担当、往年のミュージカル・ナンバーを中心に20曲を収録。アルビンのブロードウェイでの歩みは、アジア系アクターのブロードウェイでの歩みとも重なる。アジア系アクターは、ブロードウェイでも長く不遇の時代を過ごしてきた。そうした時をくぐり抜けてたアルビンの歌声は、自由で大きな喜びに満ちている。アルバムには盟友・高良結香との共作「To Sing In Harmony With You」(M9)も収録。1950年代のきらびやかなニューヨーク・ブロードウェイから2020年代の沖縄へ。珠玉の歌声で、はるかな時空を超える音楽の旅へ。

【ALVIN ING/Codaベスト】
ARTIST:ALVIN ING
CD TITLE:『Broadway Is Still Calling』
RELEASE:2020年2月15日
PRICE:2,300円(without tax)
CODE:HERB-014
詳細:ALVIN ING( アルビン・イン)『Broadway Is Still Calling』Website

【ALVIN ING( アルビン・イン)『Broadway Is Still Calling』収録曲】
◎STUDIO RECORDINGS
1.ONCE IN A LIFETIME
2.RUN, RUN RUN
3.SUNDAY (musical “Flower Drum Song”) 
4.THE MORE I SEE YOU ( movie “DIAMOND HORSESHOE”)
5.S’WONDERFUL
6.OUR LOVE IS HERE TO STAY ( movie “AN AMERICAN IN PARIS” )
7.YOU ARE BEAUTIFUL (musical “Flower Drum Song”)
8.SING ( “SESAME STREET” )
9.TO SING IN HARMONY WITH. YOU (Original)
10.I HAVE DREAMED (musical “THE KING AND I”)
11.STEPPIN’ OUT WITH MY BABY (movie “EASTER PARADE”)
12.MY BEST LOVE (musical “Flower Drum Song”)
13.OLD FRIEND(“I’M GETTING MY ACT TOGETHER AND TAKING IT ON THE ROAD”)
14.WHAT ABOUT TODAY
15.TOMORROW (musical “ANNIE”)

◎LIVE RECORDINGS
16.SING ( “SESAME STREET” )
17.YOU ARE BEAUTIFUL (musical “Flower Drum Song”)
18.MY BEST LOVE (musical “Flower Drum Song”)
19.WHAT ABOUT TODAY
20.STEPPIN’ OUT WITH MY BABY (movie “EASTER PARADE”) 

【ALVIN ING( アルビン・イン)Profile】
アメリカ・ハワイ州ホノルル出身。ニューヨークへ渡りシンガー&アクターに。オン・ブロードウェイの『フラワー・ドラム・ソング』(1958年/2002年)と『太平洋序曲』(1976年/2004年・宮本亜門演出)では、オリジナルとリバイバルのキャストを務めた。2002年版の『フラワー・ドラム・ソング』では、沖縄出身の高良結香とも共演した。また、カーク・ダグラス主演の映画『ファイナル・カウントダウン』(1980年)や北野武監督の『BROTHER』(2001年)、テレビドラマ『ハイウェイ・トゥ・ヘブン』などにも出演。2014年には映画『The Gambler』(監督:ルパート・ワイアット)に、Mr.Lee役で出演、マーク・ウォールバーグやジェシカ・ラングらと共演した。2015年にはアメリカABCの人気テレビシリーズ『Agents of S.H.I.E.L.D.』に出演。円熟の域に達した演技を披露している。沖縄へは2007年に開催された『高良結香ブロードウェイナイト』を皮切りに何度も訪れている。2014年には、ロサンゼルスで好評だったキャバレーショー『Alvin Ing Time’s a wastin’』を開催した。ミュージカル、音楽、映画、テレビと幅広く活躍中。2020年、87歳にしてニューアルバム『Broadway Is Still Calling』を、アルビン自身が「第二の故郷」と語る沖縄発でリリース。

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