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2018年12月7日

音人 音楽女子 048|毎熊瑞希 Cover girls 2018 December

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旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2018年12月のモデルは、毎熊瑞希さん。ポートレート、テキストでお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「Raining」Cocco

episode of my favorite song.

私が初めてCoccoさんの曲を聞いたのは、小学2年生の頃でした。姉がCDで流していた「カウントダウン」を聴いて、衝撃を受けました。何と言ってもその激しい言葉と音楽に魅了されたんだと思います。基本は洋楽ばかり聴いていますが、Coccoさんは私が好きな邦楽歌手のひとりです。

中学校の時にバンドを結成した際に、初めてコピーする楽曲として選んだのが「Raining」でした。楽器の弾きやすさや簡単さもありますが、Coccoさんの曲の中では優しく、聴きやすい曲だからです。楽器を弾くのは初めてで四苦八苦しながらの練習でしたが、バンドメンバーとお互いに高め合いながら楽しく活動していました! 当時は歌詞の意味や、曲が優しく悲しい雰囲気を持っているとこにも気づかず、ただ「Raining」を歌っていました。

私が大学生の頃、大好きだった祖父が癌で亡くなりました。当時はただ哀しく淋しく、忙しない時間を過ごしましたが、ふと車の中で「Raining」が流れた時に気づいたんです。この曲は亡くなった人を思ってる曲なんだなって。こんなにも近くにあった曲なのに、今更になって気付くあたり私って鈍感なんだなと思った反面、この曲に込められたCoccoさんの激しい悲しみと愛に包まれた気がしました。

「Raining」の歌詞の中に「髪を切ってみた」や「腕を切ってみた」とあるのですが、きっと目の前で感じた死に対して今生きている事への実感が欲しい行動だったんだと思います。「教室で誰かが笑ってた それはとても晴れた日で」何気ない日常の中で私たちは皆、死に直面して生を感じてる。改めてRainingを聴いてみると、暖かい曲調の中に、少しの悲しさと淋しさを感じました

Coccoさんの曲はどれも独特で近寄りがたいという方もいらっしゃると思います。でも、彼女の曲にはそのひとつひとつに物語や込められている想いがあります。それは愛だったり、死だったり。生(せい)だったり、嫉妬だったり……。率直な激しい歌詞の表現が多々ありますが、共感できる歌が多いと感じてます。今までとこれからを生きていく中で、今の私に合った曲に出会い、その曲と共にまた、これからを私らしく歩んでいきたいです。

毎熊 瑞希 mizuki maiguma
誕生日:10月7日
血液型:A型
身長:170cm
職業:主婦 フリーランスモデル
趣味:ゲーム、アニメ鑑賞、音楽鑑賞
特技:歌、料理
将来の夢:広い庭つきの小さい家に住む事
チャームポイント:手
彼氏にしたい有名人:Corey Todd Taylor
憧れの女性有名人:Selena Marie Gomez

プロのモデルとしてデビューした2011年、当時大学生だったmizukiさん。別のモデルのスタジオ撮影現場に見学に着ていたタイミングで、軽く撮影してみようということになり撮影。170cmという長身で手足が長く、そこに立ってるだけで絵になる彼女。即、宣材撮影しよう!ということになって、日程を決めて即撮影へ。このタイミングが今回の音人 音楽女子出演に至る歴史のスタートでした。

今回の撮影前に、mizukiさんの結婚式があり、教会&披露宴撮影をお願いされいた私。やはり式に合わせてカラダ作りをしていた彼女は、現役の頃とほぼ同じ状態に仕上げていて、ため息が出る程ドレスが似合っていました。以前から、いつかは出演依頼しようと思ってたタイミングでのWEDDING PHOTO撮影! 自然の流れでトントン拍子で決まりました。

既に10数回撮影してきたので、互いのタイミングは共有済み。テストシューティング無しで本番撮影することに! 事前打ち合わせも、WEDDING PHOTO DATAお渡しのタイミングで昼カフェしながら進行。スマホで撮影用コーデを数点送っもらって、チョイスしていくのが私流。付き合も長いmizukiさん。ある程度ワードローブも知ってるので、送られてきたコーデに追加をお願いし、モノトーンを主としたクールでシンプルな方向で撮影することに~

撮影当日、天気はポートレート撮影には一番良い曇。11月中後半でも沖縄の日差しは夏並みに強くて、お天気だと一気に夏の雰囲気になってしまうため、曇の方がちょうど良い感じに撮りやすい。今回の撮影はALL外ロケの為、曇~小雨程度がいいなぁ~と思ってたのでバッチリでした。過去7年撮影してきて、mizukiさんと私の撮影は基本ずっと晴れてきたので、ちょっと心配でしたが条件はバッチリ整いました。

全7コーデを約4時間半で場所を移動しつつサクサク撮り下ろしましたが、やはり撮りなれてる子との撮影は楽しいと、改めて実感。2019年には旦那様の転勤で本土へ行くことが濃厚というmizukiさん。これまでのように気軽に撮影もできなくなるので、もう1度撮り納め撮影したいと思っています。向こうへ行ってもフリーで活動できるといいですね。
素敵な今年最後の撮影となりました。

Photographer:plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル 2017年・2016年・2015年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/

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