旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2015年12月のモデルは、長嶺花菜さん。ポートレート、ショートムービー、テキストをお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「もう一度」Soluna

episode of my favorite song.

大学1年生の夏、恩納村の海に初めて潜った時のことを今でも鮮明に覚えています。こんな世界があったなんて、沖縄に生まれ育って今まで知らなかったことが悔やまれるくらいかなり衝撃をうけました。
小学校から高校まで新体操競技一筋の生活を送っていた私には、照りつける太陽の下、海で泳ぐなんてもってのほか、なぜなら、暗黙の了解で日焼け禁止、外出時には日焼けは極力しないように日陰を探して歩くというのが日常でした。

そんなこともあってか十数年ぶりの海、ダイビングデビューは勿論、言葉をなくしてしまうくらい興奮しっぱなし! 海中にわずかに差し込む太陽の光がキラキラ輝いてとっても綺麗でした。海は静寂で穏やか、岩場に根を張って流されないように揺れている海藻の姿さえ可愛くてたまらない、目の前を過ぎていくグルクンの大群に目を奪われたかと思うと、岩場で休憩中のウミガメは、ゆっくり左右の首を動かして大きな黒目でじっと私を見ています。

海の世界がこんなにも心地良いなんて、私の想像をはるかに越えた自然の織りなす光景に人生観が変わりました。この海で感じた感動を共感できたらいいなと思うと、この場所がこの自然が永遠であって欲しいと願わずにはいられません。

ラテンアコースティクユニットSolunaさんとは、私が大学の頃、東京で開催された沖縄のイベントがきっかけで親しくさせて頂いています。陽気でパワフルな歌は聴いている人に元気を与えてくれます。
Solunaさんの「もう一度」は、サンゴ再生プロジェクトのテーマで作られた曲で、地球温暖化によるサンゴの白化現象を危惧した自然環境への思いを歌にのせいます。

この曲を聴くと、沖縄に生まれ育った私が、次世代に残してあげられる物ってなんだろう。できることは何だろうと考えさせられます。忘れてはいけない大切なことを思い出させてくれる歌です。

長嶺 花菜 kana nagamine
誕生日：7月9日
血液型：A型
身長:167cm
職業：タレント
趣味：離島めぐり・スキューバダイビング・旅行先のマグネット収集
特技：I字バランス
将来の夢：沖縄の39の離島をめぐり島の本をだすこと
チャームポイント：目
彼氏にしたい有名人：葉加瀬太郎
憧れの女性有名人：天海祐希
▶︎長嶺 花菜 face book

●琉球朝日放送（毎週土曜日）09:30～「スパイス」
●琉球朝日放送（毎週土曜日）10:00～「もうちょいスパイス」
●琉球朝日放送（毎週土曜日）00:45～「こきざみぷらす」
●ラジオ沖縄　（毎週金曜日）21:00～「Lady－Radio」
●ラジオ沖縄　（月・火曜日）09:00～「カラフル」リポーター

2012ミス・ユニバース・ジャパン沖縄大会でグランプリに輝き、沖縄代表を務めた長嶺花菜ちゃん。彼女との出会いは音人 音楽女子に登場したモデル：新城貴和子ちゃんを通してでした。2012MUJ沖縄グランプリ後、彼女の存在はずっと気にとめて見てましたが、各メディアへの露出が多く、特にTVでの存在感が際立っている。しかも彼女はタレント・モデル事務所に所属しておらず、フリーランスのポジションで活動。フリーでここまで露出するって大変なこと…。そんな花菜さんに今回、音人 音楽女子に登場してもらえることはサプライズな出来事になりました。

撮影が決まり、即打ち合わせしましたが、さすがメディア露出の多いタレントさん。初対面で即ファンになってしまうほど、見た目のクールさとは違って性格の良さが伝わってくる、となりの姉さんチックな体育会系女子！　更に、仕事柄聞き上手でついついアレコレと喋ってしまう。会話が進むにつれ、居心地よい空気感を自然につくれてしまう彼女ワールドは、関わった方なら誰もが感じるところだと思います。

撮影当日、打ち合わせの時の花菜ワールドのまま撮影日は進み、すべて自然の流れに沿って進行して行く不思議な感覚。初撮影にも関わらず、前回の撮影の続きのような心地良い流れが写真にも反映されていると思います。今回の音人 音楽女子での出会いをきっかけに、今後もスチールで関わって行く一人になると予感させてもらった撮影になりました。

Photographer：plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル2016年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/
▶︎models book http://pndo.net/mb/