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2015年6月16日

PW無情(PW節) 〜沖縄に残る黄金言葉を求めて〜

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「PW無情(PW節)」は、多くの県民に愛されて歌い継がれてきました。悲惨な戦争を今に、そして未来へと伝えていく名曲です。「PW無情(PW節)」が生まれた時代背景やその歌詞の意味、先達のチムグクル、教えを理解し、未来に継承していきましょう。

屋嘉(沖縄県国頭郡金武町屋嘉)の収容所で金城守堅が琉歌「屋嘉節」として作詞し、沖縄人捕虜隊長の山田有昴と収容所相談役の新城長保が添削し「PW無情(PW節)」が誕生した。普久原朝喜の「無情の唄」のメロディーに乗せて歌われる。タイトルの「PW」とは、「prisoner of war(捕虜)」の事で、頭文字をとって「PW無情(PW節)」と名付けらた。沖縄全土が焦土と化した戦争、生き残った人々もまた想像を絶する悲しさ、苦しさ、空しさを抱えている。その心情を今に伝える沖縄の唄である。恒久平和を願って止まない。

【曲解説 備瀬 善勝】
多数の民謡音源の制作に携わる。百沖実行委員会の委員長を務めている。沖縄市でキャンパス・レコードを経営。作詞家としても活動しており、普久原恒勇、知名定男、松田一利らに詞の提供もしている。

百沖SONG黄金言葉
歌詞:恨みしゃ 沖縄
   戦場にさらち 世間 御万人 
   袖ゆぬらち
   浮世 無情なむん

読み:うらみしゃうちなー いくさばにさらち 
   しきんうまんちゅぬ そでゆぬらち
   浮世無情なむん
   うちゆ むじょうなむん

意味:恨めしや沖縄 戦場にさらされ
   全ての人々の 袖を濡らす
   浮き世は無情なものだ

解説:沖縄での集団的戦闘が終結した6月23日を「慰霊の日」とし、
   その前後の平和教育で「PW無情」が用いられる事も多い。
   過去から学び恒久平和を願う「黄金の心」を未来に伝え続けたい。


ビセカツのおすすめ音源はこれだ!!【金城実/名盤復刻 時代】
ARTIST:金城実 
CD TITLE:『名盤復刻 時代』
RELEASE:2003年8月15日
CODE: 20NCD-1002
PRICE: 2,160円(tax in)
詳細:キャンパスレコード店 OFFICIAL WEB SITE
戦時中及び戦後に作られた歌を民謡界の重鎮金城実が歌い収録。本作は、1981年にレコード化された作品の復刻盤。戦争という人々が最も不幸な時代にも歌は生まれた。焼土と化した敗戦後の沖縄は、歌で戦後史をスタートさせた。時代を反映した資料としても一級の価値がある内容。

キャンパスレコード INFORMATION
詳細:キャンパスレコード HP 
住所:沖縄県沖縄市久保田1-7-22 
電話:098-932-3801
百沖ソングCDセレクション/text/監修:キャンパスレコード
WEBでも入手可のレア音源!


【題字 我部 天心】
沖縄県南城市出身。書道教室、カルチャー講師。大人から子どもまで書の楽しさを教え、感性を育んでいる。
八重瀬教室:098-998-6911
沖縄市教室:098-939-9933

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