2014年3月3日

HY INTERVIEW 02 沖縄音楽旅行Vol.10

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HY INTERVIEW 02 アルバム『GLOCAL』全曲解説
故郷沖縄に学び、歌を生み出し全国へ! 世界へ!!
それがHYのGLOCAL

2013年は、HYにとって大きな節目の年となった。レーベル『ASSE!! Records』を立ち上げ、「レール」を自らの手で敷き、汗をかきながら音楽活動に取り組んでいる。故郷沖縄から学び、新しい曲を生み出し全国、世界へと届ける事。それが彼らの歩んで来た道であり、目標なのだ。ニューアルバム『GLOCAL』にはそんな彼らの想いが凝縮されている。

HY 9th ALBUM 『GLOCAL』全曲解説

ーそれでは、ニューアルバム『GLOCAL』に収録されている全曲、楽曲解説していただきます!!

# 01.会いたい
ーオープニングは、衝撃的なカットイン! しかもまくしたてる様なリフレインも凄い。今までのHYに無かった感じで、アルバム全体の期待感を煽るオープニングに相応しい楽曲ですね。
英之 自分で作った曲の中でも新鮮です。泉と僕の掛け合いもスムーズだし。歌詞は、初めて会った人にひと目惚れして時間が経つに連れて会いたくなり想いが募るという内容です。

ーそれぞれのパートも生きている。ベースラインもスケールを幅広く使ってる。
信介 いろいろ詰め込みました。最近好きなんですよスケールを動かすのが。レコーディングでも「S」なのかなって思うくらい自分自身を追い込みました(笑)。

# 02.オーレ
ーこの曲は、HYのドキュメントですね。
英之 これは、『ASSE!! Records』を立ち上げる時の期待と不安と誓いをそのまま歌詞にました。「俺達ずっと、音楽を続けていくんだ!」という決意表明的な楽曲。
 昨年のツアーでも演奏し、かなり盛り上がりました。ある意味ツアーの核となる様な曲。ずっと演奏していけるような、そんな曲ですね。

# 03.無理な願い
ーギタリストのやりたい事を凝縮してる感じですね(笑)。
悠平 そうですね、ボトルネックを使ったり思い切り(笑)。いつかこんな曲をやりたいなという事が形になりました。
英之 楽曲は凄く明るくて、歌詞は少し寂しいというギャップも面白いですね。オールジャンルで音楽を楽しむ、HYならではの曲に仕上がりました。

ーサビのオクターブのユニゾンもいい。
悠平 自分が低いパートを歌ってます。今回エンジニアの方も良かった。各パート「ここを強調して出して」みたいな想いや要望があるのだけど、それがダイナミックにしっかり音になって仕上がったのも嬉しいです。

# 04.言いわけ男と愛して女
ー「恋愛の歌は泉にお任せ」的な曲、リリックもいいですね。
 3年くらい前に書き始めて仕上げられず放置していたのですが、合宿で一気に完成! 生活の中で感じる男女の感情のすれ違いを膨らまして仕上げました。「結婚して、子どもが出来てどんな歌を作るんだろう?」って心配する声がありましたが、「いえいえ、結婚しても恋愛の歌は作ります」みたいな感じで、いい意味裏切りたかったんです(笑)。

# 05.恋の花びら
ー映像が広がるラブ・ソングですね。
英之 この曲の核になったイメージは、花占い。それを表現しようと遊び心もいっぱい詰め込みました。ヒューマンビートボックスのようにビートを口で刻んだり、Bメロの真ん中あたりは、ステレオからモノラルに切り替えたり。映画がカラーからモノクロに切り替わる様な感じを表現したかった。恋の花びらの色彩を感じてくれたら嬉しいです。

#06.昔の人よ
ーこの歌も泉節全開!
 イントロからサスペンスのような感じでしょ(笑)。衝撃的なイントロに始まる90年代のバラード調に仕上がりました。この歌は、私の友達のリアルなストーリーなんです。彼女の気持ちを形にしたくて作りました。

# 07.Have a ice day
ーハッピー・オーラ全開な楽しい曲に仕上がってますね。
 親孝行したくて。親世代はCMソングとかテレビから流れると喜ぶでしょ?それでCMソングに挑戦しました。ハッピー感を大切に恋人を繋げるアイスクリームをテーマに制作しました。

# 08.あなたみたいに
ーウチナーグチ(沖縄の言葉)がすんなり入る沖縄県民にも嬉しい曲。
 沖縄の言葉を大切に使いたいなと思って作った曲。作り始めて思ったんだけど、沖縄の言葉を意外に知らない自分に気づいた。改めて言葉を勉強したり、沖縄を見つめ直してみました。

ー「ダメージデニムを縫いたがるオバーの愛がくすぐったい」という歌詞、とてもいいですね。
 ウチナーあるあるじゃないかなぁ(笑)。「ちゃんとした服装をしなさい」というオバーの愛情って嬉しいし、可愛らしい。そういうニュアンスも伝えたかったし、大切にしたい事ですね。

# 09.帰る場所
ーこのアルバムのテーマとなる楽曲のひとつですね。
 沖縄の歌を作ろうと言う特別な意識はなく、ドライブ中ふとメロディーが降りてきた曲です。
英之 去年のピースフルラブロックフェスティバルでお客さんに歌ってもらって収録した部分をそのままアルバムに使用できたのも良かった。

# 10.エール
ーHYのセカンド・シーズンを象徴する曲!
英之 僕らの近しい人に悲しい出来事があったんです。その人に元気になってもらいたいという想いを込めてみんなで作った曲。メンバーの演奏が加わる事で力強さが増していく。そうして曲作りが進行していく中で「エール」が僕らにも勇気を与えてくた。不安を抱えた中でのスタートだったので僕らにとっての応援歌ともなりました。僕らの新しいスタートを象徴する曲です!
アルバムを締めくくるにも相応しい曲ですね。
 曲順もみんなで決めて、出来上がった作品を並べてみて、納得できるアルバムに仕上がりました! ぜひたくさんの人たちに聴いて欲しいです!!

HY INTERVIEW 03へ続く
HY INTERVIEW 01を読む


9枚目のアルバムとなる『GLOCAL』を2014年2月26日に発売するHYがプロ­モーションで沖縄LOVEwebTVに来てくれました!

【HY PROFILE】
HY(エイチワイ)。2000年結成。 沖縄県うるま市出身。グループ名の「HY」は、彼らの地元・東屋慶名(Higashi Yakena) の地名が由来。現在も沖縄に在住し、インディーズにて全国・世界へと音楽を発信している。今まで8枚のアルバムをリリースし、3度の全47都道府県を回るライブツアーや、全国アリーナツアーを敢行。2007年には、初の海外ツアーに。2010年、2012年末にはNHK紅白歌合戦に出場。2013年、沖縄にて「ASSE!! Records」を設立。2014年2月、ASSE!! Records設立記念となる、9thアルバム『GLOCAL』をリリース。

【HY/GLOCAL】
ARTIST:HY
CD TITLE:『GLOCAL』
RELEASE: 14年2月26日
初回限定盤
PRICE: 2,940円(tax in)
CODE:UPCH-9924
11/27渋谷クラブクアトロのLIVE映像+インタビュー映像DVD付

通常盤
PRICE: 2,310円(tax in)
CODE:UPCH-1965

詳細:HY Official Web Site
内容:HYが9枚目のアルバムとなる『GLOCAL』を2014年2月26日に発売。
新レーベル「ASSE!! Records」初のアルバム。
「沖縄から世界へ」という思いが込められている。
初回限定盤には、11/27渋谷クラブクアトロの
LIVE映像+インタビュー映像が収録されたDVD付。

2014年全国ホールツアー HY HAI-SAI GLOCAL TOUR 2014
期間:2014年 5月 30日 ~08月 16日
公演:全23公演
価格:前売 5,800円(全会場共通)
問合:Livemasters Inc. 03-6379-4744
詳細:HY Official Web Site


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