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2012年1月20日

谷原章介、平良とみが登壇!!劇場版テンペスト3D舞台挨拶in沖縄!!

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みなさん、こんにちは。屋比久です。
今日は、現在沖縄にて絶賛先行上映中の映画、「劇場版テンペスト3D」の、
二日間にわたり沖縄でおこなわれた、舞台挨拶、インタビューについて紹介します。

18日(水)にシネマQにておこなわれた舞台挨拶付きプレミアム試写会には、
俳優の谷原章介、沖縄を代表する女優の平良とみの二人が登壇しました。
劇中、薩摩藩士の浅倉雅博を演じた谷原は、
撮影以来に約10ヵ月ぶりに沖縄へ訪れ、
東京と沖縄の気温の違いに驚いたそうです。

谷原は、以前にも幕末を舞台とした作品に出演してきましたが、
琉球の事を琉球人の視点で見た作品には初出演。
「仲間由紀恵さん演じる真鶴・孫 寧温が
いかに琉球を愛し、琉球の民を愛し、
国に対しどういう思いで、地に足をつけ、踏ん張って頑張ったかという、
女の生き様が描かれている作品になっていると思う。
この作品を、辰年であるこの年にふさわしい、
日本の中で龍のような存在である沖縄から全国へ発信し、
大ヒットしていただきたい。
みなさんのお力で、「劇場版テンペスト3D」をみんなに愛される作品にしてやって下さい」
と、語りました。

仲間由紀恵演じる真鶴・孫 寧温のオバァ役の平良。
平良は60年以上お芝居をしているが、こんな大きなスケールの映画、3D映画、
琉球を中心に、琉球・日本・中国をテーマにした映画に出演するのは初めてだそうです。
「老若男女問わずみんなが楽しめる映画になっているので、
どんな時も一生懸命生き抜いてきた琉球人の強さ、歴史を、
ぜひみなさんに見て頂きたい。
この映画に出演できて、“ずっとお芝居をしていて良かったな” と思います」
と語ると、会場内は大きな拍手の渦につつまれました。
また、舞台挨拶終了前、突然平良がマイクをとり、
大きな身振り手振りで、この映画の素晴らしさ、
琉球への想いを、ウチナーグチで熱く語りました。
ウチナーグチで全て内容を把握できなくとも、
平良の想いは、きっと会場に居たみなさんの心へ伝わったと思います。

また、昨日19日(木)は首里城にて、インタビュー取材がおこなわれました。
琉球と日本の架け橋であった薩摩藩士の浅倉雅博を演じた谷原に、
「劇場版テンペスト3D」や沖縄の魅力について、たっぷりとお聞きしたので、ご覧ください!!

ーこの映画を通してみた琉球の魅力とは?
また、谷原さん自身から見た沖縄の魅力は何でしょうか?

谷原:まず、琉球の魅力ですが、それはやっぱり「人」ですね。
暖かい自然の中で育まれてきた「人」との繋がりが、沖縄の一番の魅力、財産だと思います。

私自身から見た沖縄の魅力は、“ 沖縄そば ”。
朝起きると「お昼に沖縄そば食べれるかな…」、
撮影が早く終わると「沖縄そば食べにいけるかな…」、
飲みに行った帰りには「シメに沖縄そば食べにいけるかな…」と、
沖縄にいる間は、常に沖縄そばの事しか考えていませんでした。
そのおかげで、4キロも太ってしまったんですけどね(笑)

ー劇中で、琉歌を詠んでみてどうでしたか?
谷原:日本の和歌には様式としての美しさや、したたかさとかもあると思うのですが、
琉歌は素朴な感じがします。
音や言葉の数などが自由で、より心に染みる感じがしました。

お芝居している中で琉歌を歌いだすシーンがあるのですが、びっくりしました。
それで、「沖縄の人達のなかでは、これは普通なんですか?」と聞いたら
素敵なエピソードを教えてもらったんです。
「沖縄で、おじいさんとおばあさんが違う場所で、片方は山で、もう片方は川で仕事をしていて、
“おーい、お前の方は大丈夫か〜?元気か〜?”というやりとりを、琉歌でやりとりする」
というのを聞いて、沖縄では本当に日常の生活のなかに音楽が溶け込んでいるんだなと思いました。
僕のなかでは、突然歌いだすというのはミュージカルのような感覚になるのですが、
琉球ではこれは自然なことなんだと、素敵な事を教えてもらいましたね。

ー映画の中で、印象に残っているシーンはありますか?
谷原:真鶴・孫 寧温と出会い、別れの場でもあった三重城(みーぐすく)で撮影したシーンです。
初めて真鶴に出会ったシーンは明るい時間帯に撮影し、景色がとても綺麗でしたが、
それに対して、もう二度と会えないという別れのシーンでは、
夕景という、夕方の日が落ちる時間帯だったんです。
その、別れの時に三重城(みーぐすく)にたたずむというというシーンが、特に印象的でした。
日が暮れる15分間程の時間を “マジックアワー” と言い、その時間帯に撮影したんですが、
空も海も光も全てが溶け込むような、とても綺麗な景色で印象に残っています。

ー「劇場版テンペスト3D」の話をうけて、撮影する前と
撮影を終えた後で印象が変わった事はありますか?

谷原:沖縄には友人が居て、以前からよく遊びに来ていましたが、
撮影中に地元の方が協力してくれたり、興味を持ってくれたりして嬉しかったですね。
それでさらに沖縄が好きになりました。

ー今回演じた浅倉雅博と、谷原さん自身が似ていると思うところはありますか?
谷原:真鶴・孫 寧温、仲間由紀恵さんが好きだということです!!

ーこれまでも何度か共演した事のある仲間由紀恵さんですが、
谷原さんから見てどういう女性ですか?

谷原:仲間さんは本当に素敵な女性です。
お芝居はもちろん、細やかな気配り、
心遣いがとても行き届いていて、人柄が素晴らしいんです。

ー仲間由紀恵さんを、「沖縄女性だな」と思うところはありますか?
谷原:明るいところですね。
また、自分は一歩ひいて周囲の人を立てるしなやかさ、
芯の強さが沖縄女性だなと思います。

ー昨日シネマQでおこなわれた舞台挨拶で、平良とみさんのメッセージ(この映画に対する想い、沖縄への思い)を聞いてどう思いましたか?
谷原:(平良がウチナーグチで話していたので)全部理解するというのは難しかったですが、
平良さんの想いを感じる事が出来ました。
平良さんが話始めると、場の空気が一変しましたよね。
あの時に、とても暖かい気持ちと同時に、凛としたものを感じました。
平良さんの琉球を愛する気持ち、
ウチナーンチュであることを誇りに前に進んでいこうという想い。
そして、今回の作品「劇場版テンペスト3D」に対し、
平良さんの「この映画に出演できて本当に良かった。この作品は本当に素晴らしい作品なんだ」
という想いを感じることが出来て、同じ共演者として嬉しかったです。

ー「劇場版テンペスト3D」の全国ロードショーが28日(土)からですが、
これから映画を見る全国のみなさんへ、メッセージをお願いします。

谷原:「劇場版テンペスト3D」を見ていただければ、
琉球人の強さ、琉球を愛する気持ちが分かると思います。
日本の幕末から見た視点ではなく、
教科書では知る事の出来ない琉球という場所から見た幕末も見て頂きたいです。

インタビューでは、記者からの質問に対し、
ひとつひとつ丁寧に、きちんと答えてくださる姿がとても印象的でした。

みなさんも、今ある沖縄の姿だけではなく、
現在の沖縄にたどり着くまでの、琉球の祖先の歴史、想いを、
「劇場版テンペスト3D」をみて、再確認して頂ければと思います。
現在、沖縄では先行上映中ですが、全国ロードショーは来週28日(土)からとなりますので、
沖縄以外のみなさんはもうしばらくお待ち下さい!!

劇場版テンペスト3D 沖縄先行ロードショー
日程:2012年1月14日(土)〜現在沖縄先行公開中!! ※1月28日(土)より全国ロードショー
場所:CINEMAS Q/MIHAMA7PLEX/SOUTHERN PLEX
時間:各会場により異なる
料金:通常1,800円 ※各映画館の割引制度により料金に変動あり。
出演:仲間由紀恵谷原章介塚本高史高岡早紀GACKT
若村麻由美高橋和也小林幸子/かたせ梨乃/八千草薫/奥田瑛二 ほか
配給:角川映画
問合:CINEMAS Q TEL.098-951-0011
MIHAMA7PLEX TEL.098-936-7600


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