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2023年6月3日

音人 音楽女子 097|入江夏帆 Cover girls 2023 June

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旬なカルチャー情報を伝える沖縄LOVEwebと素敵女子のポートレートで話題のフォトグラファーplan-dとのコラボレーション企画。沖縄音楽を愛する素敵音楽女子「音人」が毎月カバーガールとして登場です。2023年6月のモデルは、入江夏帆さん。ポートレート、テキストでお楽しみください。

Music I’m listening now
私が “今” 聴いてるおきなわのうた
「アンマー」 かりゆし58

episode of my favorite song.

今回私が選んだ「アンマー」という曲は、きっと皆さんご存じの曲だと思います。私も幼い頃から聞きなじみのある曲でした。いろんな場所で何度も聞いて、歌詞もしっかり刻み込まれているから歌うこともできる曲でしたが、私にとって大切な曲に変わったのは高校生の時からです。体育祭や文化祭など、学校の行事があるとそのあとに必ず後夜祭がありました。私たちの学校は、ダンスや一発ギャグをするグループなど色々な出し物があって、毎年色んなバンドメンバーの出演もありました。
バンドのメンバーが毎回と言っていいほど最後の締めの曲に選んでいたのが、かりゆし58さんの「アンマー」です。

私が通っていた学校は行事がとても盛り上がることでも有名な場所で(笑)。その噂通り、最後の最後、テンションもマックスになっている会場の中で、みんなで大合唱する体育館は本当にライブ会場さながらでした。行事を無事に終えて、大好きな友達たちと一緒に大合唱していたあの景色は、きっと一生忘れないと思います。
私が大学2年の頃からコロナがはやり始めてオンライン授業が始まって、学校に行く回数も減りましたが、同じ大学に進学した友達も多く連絡も取り合っていたので、寂しさを感じることなく乗り越えることが出来ました。

この曲のイントロが流れると一気に学生時代を思い出します。様々な分野で活躍している友人達を思い出して、私も負けてられないなと鼓舞させられます。また、「アンマー」はヴォーカルの前川さんが自身の母親に向けて書いた曲ですが、私も育てられてきた環境や周りの人への感謝を忘れず、自分が受け取ってきた優しさや思いやりを、今度は周りに分けていけるような人になりたいと強く思います。これまでも、これからも、私にとって大切な一曲です。

入江夏帆 kaho irie
誕生日:6月26日
血液型:B型
身長:160cm
職業:舞台俳優・フリーモデル
趣味:音楽を聴くこと、ミュージカルの動画を見ること
特技:歌うこと
将来の夢:化ける役者になること
チャームポイント:眉毛
憧れの女性有名人:屋比久知奈さん
▶︎Instagram: Official Instagram 入江夏帆
▶︎Itiktok: 入江夏帆

舞台俳優・フリーモデルのkahoさんとの出会いはかなりレアなケースでした。081号で出演したバイオリン講師でフリーモデルの佐喜眞三千花さんとの撮影帰り、美浜にある超有名cafeでオーダー待ちでカウンターで並んでいて、スイーツをどうしようかmichikaちゃんと相談してたところ、カウンター越しのスタッフだったのがkahoさん。なんとkahoさんとmichikaさんは同い年で、二人とも大学生でこの春に卒業したばかり。互いに久々に会話したようで、二人ともシャイな雰囲気と笑顔が印象的で、私はこの時点で『音人 音楽女子 に出演してもらおう!』と決めていました。注文のコーヒーとスイーツを受け取って席に着くタイミングでmichikaちゃんに伝え、そこからLINEのやり取りでトントン拍子で出演が決まりました。

初回ミーティング&テストシューティング当日、ターコイズグリーンのニットセットアップを着たkahoさんの登場に少々どぎまぎしました。考えてみたら、前回はcafe店員でカウンター越しの印象だったので、アンニュイでクールな雰囲気でぐっとお姉さんでした。更にイロイロと会話していると、ミュージカル俳優兼モデルというしっかりキャラも立ってて、撮影イメージも会話を交わす度に広がりながら、方向性が見えてきたタイミングでテストシュートへ。これまでもスチール撮影は多くやってるkahoさん、舞台に立つ彼女ならではのナチュラルな印象と、モデルというより女優的な印象が光っていました。

これほどラフな感じでテストシューティングをやったことある?ってくらい会話しながら、ワンシーン&ワンシーンイメージの擦り合わせの確認をしながら撮っていくという、ある意味雑誌の特集や写真集のロケハンに近い雰囲気でkahoちゃんがやれること、私がやれること、kahoさんをどう魅せたいかを探りながら、1時間ちょっとの撮影終了。こんなカッコいいテストシュートはなかなか無いってくらい、これが何かの本番撮影でもいいなって思えるショットを連発させてくれました。

本番当日!沖縄県地方:曇り。沖縄の初夏以降の夏の季節、ポートレート撮影は日陰とかで撮ることの多い私。曇りは絶好のポートレート撮影日和!ギリギリ春から初夏の心地よさも残っているこの時期まで快適な撮影タイミング。ショートキャミ+バーガンディカラーのBDシャツにユーズドデニム&スニーカーコーデからのスタート!ボーイッシュ、メンズライク、マニッシュ…とクールでカジュアルなイケメンチックな世界観でコーデしたり、かと思いきやミニのスリットの入ったタイトスカートで攻めたカッコいい女子スタイルも素敵でした。今回kahoさんを撮影して感じた事は、「役者さん的な感覚で、いろんなキャラを演じて撮影するスタイルは楽しい!」ということでした。この6月以降、上京予定の彼女。東京での舞台俳優への挑戦を踏み出すkahoさん、遠く沖縄より応援しています。
又今後も帰省のタイミングで撮っていきたい子が増えました。

Photographer:plan-d デザイナー兼フォトグラファー
・Esquire日本版デジタル写真賞‘03 マイクロソフト賞受賞。
・『プロカメラマンファイル 2020年・2019年・2018年・2017年・2016年・2015年』掲載。
・デジタルカメラマガジン『デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド』
・『36のQ&Aでわかるマクロレンズの選び方』ポートレート枠を担当。
▶︎Official site http://pndo.net/

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