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2026年6月21日

MONGOL800 キヨサク発足「詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト」が200万円を寄付

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詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト × ひめゆり平和祈念資料館
戦後81年。音楽が紡いだ「平和」が、実る寄付となってひめゆりへ届く

MONGOL800 キヨサク発足「詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト」が、 発足1年で金200万円を寄付!!
「無意識に平和に加担する日常を」という理念がつないだ、2015 年からの歩みとは!?

戦後81年目の夏、沖縄慰霊の日(6月23日)が近づく。MONGOL800のキヨサク(上江洌清作)が代表を務める「詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト」が、発足からわずか1年で金200万円をひめゆり平和祈念資料館(沖縄県糸満市)へ寄付する。寄付の金額だけがニュースなのではない。「無意識に平和に加担していける日常を」という理念のもと、音楽を中心に、エンターテイメントが「平和」に繋がる、その入り口になる仕組みを積み上げてきた。その軌跡とこれからを、キヨサク自身が語る。

無意識に平和に加担していける日常を

『別れの曲』との出会いが、すべての始まりだった
2015年の慰霊の日(戦後70年)、MONGOL800は『himeyuri ~ひめゆりの詩~』を発表した。ミュージックビデオの制作を機にひめゆり平和祈念資料館との縁が生まれ、沖縄の教育関係者へ楽譜の無料配布も実施した。

その後も資料館との交流を続ける中で、キヨサクは鎮魂の部屋で常に流れる一曲に耳を傾ける。それが「別れの曲(うた)」だった。ひめゆりの生徒たちが卒業式で歌うはずだったが、歌えなかったその曲。戦後、同窓生たちは鎮魂歌として大切に歌い続けてきた。

「ミュージシャンとしてできることが見えた瞬間でした。歌いたかったこの歌が歌えなかった。その悲しい側面を詳しく知れば知るほど、今の時代に詩い継いでいかなければならないと思った」とキヨサクは語る。

コロナ禍の「緊急支援」を超えた、継続的支援へ
2021年のコロナ禍、修学旅行が激減し収益の8〜9割を失ったひめゆり平和祈念資料館の窮状を知ったキヨサクは、即座に館長へ連絡。古謝美佐子・玉城千春(Kiroro)らが二つ返事で加わり、1か月以内という超短期間でYouTube配信LIVEを実現。約425万円の売上を直接寄付した。なお、配信LIVEのチケットはひめゆり平和祈念資料館の入館チケット込みとし、収益を届けるだけでなく資料館へ足を運んでもらうきっかけにもなった。実際に寄付後に資料館を訪れた人もいる。

「生きた支援を直接渡せたことに意義を感じました。そして常日頃できる平和への積極的な貢献、継続的な支援の必要性を考えるきっかけにもなりました」。この経験が、本プロジェクト発足の直接的な土台となった。2024年の慰霊の日には、キヨサク自身のブランド「Aloha Blossom」から「HEIWA Hawaiian shirts」を発売、1枚につき5,000円を寄付。寄付の事実は販売時にあえて非公表。「無意識に平和に加担する」理念をファッションで体現したプロジェクトだった。

「別れの曲」が全国へ――子どもたちが詩い継ぐ
2025年5月、プロジェクトが正式に始動。プロジェクト始動の際、「別れの曲」の演奏・編曲・楽譜製作を担ったのは、シンガーソングライターの沢知恵さんだった。公式サイト公開やYouTube動画公開にとどまらず、実際に「別れの曲」が歌われる場を広げる取り組みを展開。ピアノ弾き語り・女声二部合唱・混声四部合唱の3種の楽譜を無償配信し、全国の小中高生へ届けた。

2か月で山形から沖縄まで全国21件からダウンロード・活用の連絡が届いた。修学旅行前の合唱練習・平和学習の授業への活用、沖縄ではエイサーと合わせたいという団体も。戦後81年という年だけでなく、日常の中に「別れの曲」が浸透していった。

2025年11月の「WWW25 MONGOL800フェス」(2日間・来場者2万人)ではブースを出展。参加ミュージシャン提供のグッズ販売により2日間で164件・約39万4,000円の寄付が集まった。この金額は2026年6月にひめゆり平和祈念資料館へ届けた200万円の一部に含まれており、「楽しみながら平和に関わる」ことを体現したイベントとなった。


「別れの曲(うた)」ー 詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクトー

戦後81年目、普段の暮らしの中から平和を考え続けてほしい

200万円をひめゆりへ――発足1年の「答え」
2026年6月、詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクトは、発足からおよそ1年間の活動で積み上げた成果を、金200万円の寄付としてひめゆり平和祈念資料館へ届ける。寄付は2026年4月27日に振込をもって実施済みだ。

「初年度の活動の成果を具体的な形で還元したいという思いから、寄付を考え実行する運びになりました」とキヨサクは言う。寄付金は館の運営、すなわち戦争体験の継承と平和学習の発信に充てられる。

慰霊の日プロジェクト × ひめゆり平和祈念資料館 コメント

詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト代表
上江洌 清作(キヨサク)from MONGOL800 / UKULELE GYPSY

本プロジェクトは 2025 年5月に発足しました。この1年間、音楽・表現、エンターテイメントでのアウトプットを中心に様々な形や方法で「平和」への思い届ける取り組みを重ねてまいりました。初年度の活動の成果を具体的な形で還元したいという思いから、沖縄戦の記憶を伝え続ける「ひめゆり平和祈念資料館」への寄付を考え実行する運びになりました。寄付先であるひめゆり平和祈念資料館は、ひめゆり学徒隊の沖縄戦体験を伝える平和ミュージアムとして、戦争体験の継承と平和学習の発信を続けています。今回の寄付がその活動の一助となることを願っております。

ひめゆり平和祈念資料館
普天間朝佳 館長

戦後80年という大きな節目の中で、「詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト」は、新たな平和継承の形の取り組みになっていると感じています。沢知恵さんとともに「別れの曲」を大切に歌ってくださったことをはじめ、フェス会場での呼びかけなど、日々の活動の中で、地道に広げてくださいました。多くの人をつなぎ、平和について学び、表現し、発信する輪を広げたこの活動は、当館にとっても大きな励ましとなっています。このプロジェクトを立ち上げてくださったキヨサクさんに、心より感謝申し上げます。いただいたご寄付は、館の運営のために大切に活用させていただきます。これからもキヨサクさんとともに、このプロジェクトを大切に育てていければと思っております。

これから――平和は造り続けるもの

寄付を届けたことでこのプロジェクトが終わるわけではない。キヨサクは「節目節目も大事だが、今年のように81年目、続けて来年82年目になっても、100年目になっても、変わらず沖縄慰霊の日と平和への思いを詩い継いでいく。『平和』への入り口を造り続けていく、その土台となる仕組みを造り続けていきたい」と言い切る。

沖縄を拠点に活動するミュージシャンとして気づいた現実がある。「6月23日 沖縄慰霊の日」という存在が、沖縄以外ではほとんど知られていないこと。その事実に向き合った時に、このプロジェクトの名前が決まったという。音楽、ファッション、合唱、フェス――エンターテインメントを入り口に、日本全国そして世界へ、無意識のうちに平和に加担する人を増やしていく。ひめゆり平和祈念資料館との連携はそのことを可能にする上で不可欠な根幹であり続ける。

関連サイト:詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクト
      ひめゆり平和祈念資料館


「pray」ー 詩い継ぐ沖縄慰霊の日プロジェクトー

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